Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士「はじめてのクラシック」8/11,12

2009-08-05 00:00:26 | ピアニスト 金子三勇士
8/11,12、東京国際フォーラムホールAにて14:00より、
チャイコフスキーをテーマに「はじめてのクラシック」
という演奏会が行われる。
多くの方にクラシックに親しんで欲しいという趣旨の基、
料金は破格の¥1,000。
指揮は小林研一郎、解説は三枝成彰、ヴァイオリンが瀬崎明日香、
そしてピアノは金子三勇士、管弦楽は新日本フィルハーモニー交響楽団。

5月にチケットを購入した時はずいぶん先かと思ったが、
いよいよと来週の火、水と迫ってきた。
もちろん私は両日、伺います。
ほぼ満席に近い状態ですが、お席が若干なら残っていますので、
この日がお休みでまだご予定のない方はぜひ!
http://www.saegusa-s.co.jp/con090812tokyo.html

すでにこの公演、大阪で先月、行われた。
ネットで検索すると、もう観た方達の書き込みがたくさん上がってくる。
読みたいのはやまやまだが、そこはじっと我慢。
ここで、読んでしまったら、当日の新鮮な感動が味わえなくなる。

しかし、エリック・ベネイのニューオリンズでのライブを見て思ったのは、
エリックの来日の際、大阪のライブも観ておけば良かった、ということ。
やはりライブは観客と演奏者が一体となって作り出す。
そういう意味で今回の金子三勇士がオーケストラをバックに、
「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」を演奏した大阪公演も行くべきだった。
大阪の観客の反応も観てみたかった。

大阪公演は満席、完売となり、中高生達の姿も多かったという。
こういう少年少女達がこの日をきっかけにクラシックが好きになり、
この日の演奏会は、何十年にも渡って思い出に刻まれることだろう。

金子三勇士、ここのところの成長振りは目を見張るものがある。
今年に入ってから、ほぼ毎月のペースでリサイタルが行われている。
本人の才能や努力ももちろんだが、場数を重ね、
ステージでのアピアランスや演奏が、自信に満ち、完成度が更に深まってきている。
ストイックに貫いてきた彼の生き方、飛び抜けた資質に恵まれながら、
謙虚で他者に優しい彼の人柄が表れる。

これは書いてしまっても良いのかな?
最近、彼のブログを見つけてしまった。
同じ学校の後輩や同級生達が中心の投稿のようだ。
読んでいて感動する逸話が散りばめられている。
みんな、それぞれ真剣に練習に励み、曲の解釈に悩み、
また楽器は演奏者にとってのパートナー、慈しみ大切にしている。
その弦を切ってしまったエピソード、
また今回の演奏会用の新しい燕尾服が仕上がってきた時のこと、
そして演奏のあり方、技法についての質問などにも、
金子三勇士、丁寧にそして素直に語っている。
自分が苦労して学んだことも、惜しげもなく伝授している。

金子三勇士、昨年、晩秋以来のオーケストラとの共演。
しかも今回のバックは新日本フィル、
場所はエリック・ベネイが2007年9月、東京ジャズフェスティバルで
出演した東京国際フォーラムA。
来週のコンサートを思うと今からテンションが上がる。
号泣する準備はできている。

金子三勇士@シャネルネクサスホール5/30
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20090531
金子三勇士@シャネルネクサスホール6/27
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20090628


6月末のシャネルでのリサイタル、
金子三勇士のリストのソナタの演奏を聴き、
感極まり涙目になってしまった


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