Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン10 トップ7

2011-05-02 00:00:23 | アメリカンアイドル
トップ7、残っているのはカントリー、17歳のスコティー、
楽器の演奏も得意でアイドルっぽくないが人気のあるケイシー、
アフリカ系の男性だがディーバと呼びたくなるジェイコブ、
ロッカーとしてのスタイルが定着してきたジェームズ、
ラテン系の伊達男ステファノ、
R&Bやブルースの似合う、ハスキーな声が魅力のヘイリー、
カントリーやポップス系のローレン。

今回は21世紀の音楽という幅広い分野。

スコティー、リアン・ライムス"Swinging"
スコティーはスタイルがあるがマンネリ化しているのを避けるため、
カントリーだけでなくロッカーの雰囲気を出せとメンターのジミーに言われる。
今回、カントリーファンでない人も彼に投票しているそうだ。
ファン達を惹きつけ続けて飽きさせないようにしないと。
やはりワンパターンを脱することはできず、かえって奇をてらったアレンジが仇になった。
永遠のマンネリを通す方が良いのかもしれない。

ジェームズ、ミューズ"Uprising"
ヘビメタだけでなくメッセージ性の強いコンテンポラリーな曲も歌えることを証明した。
ドラム隊を先頭に登場。見応えのあるステージ。
舞台を大きく使い、勢いのあるドラマティックなパーフォーマンス。
ジェームズがここまでやるとは初期の段階で誰が予想しただろう。
確実に毎回、サプライズをくれて伸びてきている。
ミューズのマシューから「最後の高音を1オクターブ上げろ」とEメールを受け取り、
それを見事にやってのけた。

ヘイリー、アデル"Rolling In The Deep"
「マジックを起こさないと。」とジミー。
ヘイリーは元々の声もキャラクターも歌の技術も持っているのに、
今まで観客をあっと言わせるパーフォーマンスには中々至らない。

ジェイコブ、ルーサー・ヴァンデロス"Dance With My Father"
この日はルーサーの誕生日とライアンが紹介する。
ルーサーの誕生日は4/20、ということは今回はアメリカの放映から10日後には日本で放送されている。
12歳の時に父親を亡くしたジェイコブはこの曲に深く共感できるそうだ。
美しい曲を歌いこなしていたが、やはりルーサーと較べてしまった。
ジェイコブは最初は淡々と静かに最後に大きく盛り上がりを持ってくるというスタイルが固定化している。
盛り上がりの作り方がワンパターンになっている感じが否めない。
ジェニファーから「思い入れの強い曲ほど感情をコントロールして観客に伝えることが難しくなる。」

ケイシー、マルーン5"Harder To Breath"
ギターを手に歌いたい好きな曲を心おきなく歌ったことでここのところ自信なげに見えたケイシーが、
昔の大胆不敵なケイシーへと復活した。
ギター、ベース、バックコーラスが華やかにケイシーの歌を彩る。
ジャック・ブラックみたいに豪快なケイシー。

ステファノ、二ーヨ"Closer"
ジミーから「お前はいい男なんだからもっとそれらしく振舞え。変な動きをするな。」
好評だったが、まだまだステファノは違った面の良さがでる余地がある気がする。

ローレン、サラ・エバンス"Born To Fly"
ステージで強気の姿勢が出ないとジミーから指摘される。
フィドラ―、アコギ、バックコーラスがバックアップ。
アウトフィットもカントリー風で盛り上がる。
「もっと弾けろ。違う面を見せろ。」と審査員から。
確かに最近はずっと大人しくし過ぎているかもしれない。

ところで今回の審査員、みんないい人ばかりで、
サイモンの毒舌がすこし懐かしくなってきた。

結果発表。
脱落はステファノ。
ずっとボトム3に選ばれながら毎回、難を逃れてきた。
最後に歌う曲にステファノが選んだのは"Lately"
スティーヴィーの曲にアレンジを加えたもの。
歌うステファノの表情は晴々としている。
ここまで力の限りを尽くしたことに悔いはないはずだ。


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