Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン9 ハリウッドオーディション

2010-03-08 08:40:54 | アメリカンアイドル
地方の予選を潜った合格者たちがハリウッド、コダックシアターへと集まってくる。

今回から審査員にエレン・デジェネレスが加わる。
自分の番組を持つ司会者。辛口、毒舌で名高い。

エリック・べネイも彼女の番組に出て"Love & Life"から"The Hunger"を歌ったことがある。
エレンの前でエリックはリラックスしていて、エレンもエリックに優しかった。
その前に出演し、インディアをバックコーラスに加えて、"You're The Only One"を歌った
トゥデイズショウ、以前その番組で不当な扱いを受けたこともあり、
この時の方がエリックは、ずっと緊張していた。

エレンは率直な人柄だけに一度認めた相手には寛大なのかもしれない。
「音楽の何が私にわかるかと言う人もいるかもしれないけど、
観客を楽しませる難しさを私は知り尽くしてるわ。」
サイモンのこのシーズン後の降板が発表されたが、代わりとして今後彼女が番組に出ることが
予定されているのだろうか。

アトランタ予選を通過したアルツハイマーで母国語しか話さない祖母に優しく接する孫娘、ケイティー、
わけわからないけど、強烈な個性のちょっと変わった人、スキボースキー。
17歳のケイティー、コダックシアターの大きさに圧倒されることなく、"For Once In My Life"
観客をうっとりとさせた。
スキボースキーはエレンに「怖かった、檻の中の豹に狙われているみたいだった。」
「俺がこんな大事な時に人を怖がらせるようなことをするか?」
「セクシーさと怖さは紙一重ね。」と言われて落選。

小さな子供のいるアンドリュー、生活も苦しい。
見た目はメガネと帽子で地味。
ポーラ・アブデュルの"Straight Up"を歌う。
声も技術もしっかりしている。「天才的。」とカーラに言わせた。
「前回の準優勝者、アダムのように自分の世界を作っている。」

テネシーの全く娯楽のない田舎から来たバネッサ。
毎回思うのだが、アメリカの人にこういうカントリーガールやボーイは人気がある。
古きアメリカの時代への郷愁を掻き立てられる存在感があるのだろうか。
残念ながら緊張感からか声も良く出ないで落選。

楽器を使うことが許されているが、演奏と歌とバランスが取れなかったり、返ってあだになる人が続出。
デンバーの16才、ヘイリーは「ハレルヤ」
LAのロッカー、メアリー、デンバーでサンドイッチを売るリリーは「ララバイ」
それぞれ個性のある歌を聴かせて合格。

初めての子供が生まれる瞬間に奥さんのもとではなくて、このオーディションにいるマイク。
シーズン7での準優勝者デビッド・アーチュレッタが予選で歌った、
ジョン・メイヤーの"Waiting On The World To Change"
デビッドの時はランディがバックアップしてくれたが、今回は会場のみんながコーラス。
サイモンから、「今日は君にとっていい日だね。」と合格。

バイクの事故で瀕死の重傷を負いながら回復して挑戦したケイシー。
シーズン7の優勝者、デビッド・クックの"Come Back To Me"を歌ったティム。
二人は合格。

癌を宣告され何年かの闘病生活の後、健康を取り戻したジャスティン。
16才のマディーはダウン症の弟がいるが、
両親は実子の他にもダウン症の子供たちを養子にして育てている。
二人とも残念ながら落選。

LAのウェートレス、ディディは、カーラの作った曲、"Terrified"
作者のカーラを喜ばせて、サイモンにも「いい歌じゃないか。」と言わせて合格。

24才のシングルマザー、クリスタルは"Natural Woman"
オリジナルはキャロル・キングのこの曲、メアリー・J・ブライジもカバーしている。
会場からバックアップのコーラスが。
巧い人、感動を与える人は、歌っているという次元を越えてその人の人生そのもの、
画面を通して訴えかけてくる深いものがある。

次回は、グループ審査。
これが曲者だ。
グループ審査がなかった年もある。
実力はあっても対人関係でつぶれてしまう人がいる。
それだけに見応えがある。


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