Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet @Cotton Club Tokyo 1st-2nd 9/15 2011

2011-09-16 20:53:00 | エリックべネイ、2011年来日へ


ビルボード東京の自由席は予約日に電話した順の入場。
ブルーノート東京は当日会場に来た順。
しかし室内で椅子にも座ることができる。

コットンクラブ、何時頃に行ったら良いのかと何人かの方から質問を頂くが、
今までこれほど気合を入れて観るアーティストのライブでコットンに行ったことがない。
入場までビルの建物内ではあるが入口付近に行列して待つ形になる。
今まで早めに行くとしてもせいぜい開場の30分から1時間前位だっただろうか。

以前、ナイル・ロジャースのライブの時にCDを忘れて
オープンしていないコットンクラブに取りに行ったことがある。
午後2時頃だったが既に並んでいる、というか床に座っている若者達がいた。
その日の出演者は日本の女性アイドル系だったと思うが。

コットンクラブの席取り、どうしたものかと悩む。
通しで観るので1stは欲張らず、2ndで前の席に行ければ良いか。
状況が許せばせめて4時前位には着くようにしようかと予定していた。

当日は折りたたみ椅子を用意、またラフな格好で待ち、
室内で着替えることにして靴や洋服も鞄に詰め込む。
今までサインを貰い損なったLP3枚と"Lost In Time"のCD。
待っている間に読む本まで用意した。
たいへんな大荷物になる。
夜用のメイクで太陽が照りつける道を東京駅からコットンまで歩く。

着いたのは3時半過ぎ。
そこには何と先客がいた。
どんな人がいるかと思っていたら、nkmrakikoさんとSさんだった。
Sさんはセカンドからだと言う。
どうせ待つなら立ち見でも1stからにすればと話しがまとまる。

Sさんは前日、出張先の名古屋のセカンドを観ていた。
セットリストを持って来て下さったので拝見する。

Intro: Love Don't Love Me
The Hunger
Spiritual Thang
Chocolate Legs
Spanish Fly
Don't Let Go
Sometimes I Cry
Why You Follow Me
You've Got A Friend
Footsteps
You're The Only One
Spend My Life
Georgy Porgy

前日、名古屋を観た方のツイ―トでも書かれていたが、
"Never Want To Live Without You"がない。
ラテン、サルサ調の曲はいつもどちらか一曲なのに、
"Spanish Fly"と"Why You Follow Me"の二曲がある。

何と私が子供の頃から大好きな曲(正確には中学生頃から)"You've Got A Friend"
があるではないか。
"Footsteps"って何だろう。
新曲?
皆でそんな話をしていた。

Eさんがやってくる。
JIさんもkorinさんもやってきた。
大勢だと待っている時間の経つのも早い。
程なく、入場となった。

皆で一緒に座るのではなく、正面を固めてばらけようということに。
同席された方もノリが良い方で観る気満々。

ビジューが開演寸前にステージに出てきてセットリストを貼り始める。
名古屋と同じもの。
やはり"Never Want To Live Without You"はない。
ビジューに「やらないの?」と聞くと「昨日と今日はやらない。」
ということはこれから後半のライブ、ブルーノートなどでは歌うのだろうか。

またエリックはいつも来日すると必ずセカンドの後は毎回サイン会をやっていた。
ところが前日の名古屋でなかったと聞き、コットンのスタッフに確認すると、
コットンでもなし、またブルーノートでもやらないと言われた。

しかし今までは初日の1st、曲を書き取るのに必死だったが、
最初から知ってしまったのとエリックのライブがアメリカで無かった時期は、
アメリカのファン達からのメッセージを預かったり、また日本の様子を伝えるために
エリックの来日期間中、ライブから帰ると徹夜で英文レポートを仕上げなければならなかったのに、
どちらの義務からもお役御免になってしまった。

2009年のクリスマスライブと同じオープニング。
「なぜ人は僕が音楽をやっているかと聞くが、僕が音楽をやっているんじゃない。
音楽が僕をやっているんだ。」とエリックのアナウンスの入った録音と
ヒット曲のスニペットから始まる。

"Love Don't Love Me"で私の周辺は全員スタンディング。
ステージに上るエリックとハグ。
そのまま"The Hunger"へと続いていく。
"The Hunger"は予定外だった。
歌詞の詰めが甘かった、充分に記憶できていない。

「僕の最初のアルバムからの最初のシングルを歌うね。」と"Spiritual Thang"
"Spiritual Thang"が終わり、次が"Choco Legs"だと知っているので、着席。
「チョコレッグってどんな足のことなのかって?
これはチョコレート色だけじゃない、キャラメルやバタースコッチ色、
そしてラテン味だったりワサビ風味だったりする。すべての人のための曲だ。」
疲れて家に帰った時にチョコレートのような君の存在が僕を癒してくれる、
というこの曲。

"Spanish Fly"で「これは昔から伝わる媚薬なんだよ。蝿みたいな虫を叩いて作ったんだ。」
立ち上がって一緒にサルサダンスを踊る。
この日のエリックの服装はジーンズに白いシャツ、黒のベストにサングラス、
1stでは黄色に黒のドット柄のタイ、2ndではストライプのタイだった。
この曲の途中でエリックはタイを緩め、サングラスを外す。
歓声が上がる。

"Don't Let Go"
「夫婦や恋人同士が関係を維持していくのはたいへんなことだと思うけれど、
それだけに成し遂げることができたら、素晴らしいと思うんだ。」
これはエリックがマニュエラとの結婚でまた、気持ちを新たに歌っているかに聴こえた。
「ある朝、老夫婦が仲良く歩く姿を見た。
二人の間に今までいろいろなことがあったのだと思いを馳せる。」という歌詞。

"Sometimes I Cry"
この曲をどれほど聴きたかったことか。
今、目の前でエリックが歌っている。

"Why You Follow Me"
これも大好きな曲。
セカンドではこの曲が無くなり、代わりに1stになかった"Spend My Life"が入る。

"You've Got A Friend"
歌詞はほとんど暗記しているので、一緒にエリックと歌うことができて嬉しい。
この曲をエリックが歌ってくれるとは思わなかった。
1stから2nd、更にアレンジが加わり、ゴスペル色が強い印象になる。
ずっと聴いてきたジェームズ・テーラーやキャロル・キングの原曲とは違うエリックのバージョン。

"When you down and troubled
and you need some loving care
and nothing, nothing is going right
close your eyes and think of me
and soon I will be there
to brighten up even your darkest night"

そうか、エリックは日本の皆を元気づけたいと思って、
ヒーリングソングとしてこの曲を選んだんだと気づいた。

"You just call out of my name
and you know whereever I am
I'll come runnning to see you again"

まだ余震もある。
そういう中で娘とお腹に子供のいる妻を残してきてくれたエリック。
みんなのために僕は来たんだよ、という気持ちが伝わってくる。

ここは一緒に歌って下さいね。
"Winter spring summer or fall
all you have to do is call
and I'll be there yes, I will
you've got a friend"

君がたいへんな時に呼ばれたらすぐ駆け付けるからね、というこの曲。
「みんな、友達いるよね?」
「ぼくとは友達?」
「僕は日本のみんなの友達だよね?」とエリック。

次の"Footsteps"という曲。
私は知らなかった。
夫とnkmrakikoさんからアイズレイの曲だと聞いた。
その後、ファンサイトに昨日の内容を投稿すると、
最近、ソウルトレインのトリビュート番組の中でエリックはこれを歌ったらしい。
ところがその曲はオンエアされたのに皆が楽しみにしていた"Sometimes I Cry"
は番組中に放映がカットされてしまったそうだ。

そして"You're The Only One"
この曲は個人的にとても思い入れがある。
発売日、シングルカットされる日が決まらずどんどん伸びてヤキモキさせられた。
2007年のブルーノート東京のライブで世界に先駆けて披露された曲でもある。
個人的にも辛い時期だっただけに、エリックのこの曲発売へと目一杯感情移入していた。
それだけに立ちあがってエリックと一緒に歌わずにはいられなくなる。

アンコール、"Georgy Porgy"で帰って来てくれるとわかっていても、
やはり拍手し続けなければ。
最後は皆、スタンディングでエリックと別れを偲ぶ。

セカンドの前に楽屋に呼んでもらう。
部屋の前で立ち尽くしていると、「何してるの?」"Come on, come in!"
久々で会うエリック。
夫が先に握手してハグしているので「私も入れて!」と割り込む。
ほんとうに懐かしい気持ちで一杯だ。
いつも忘れてしまうので、慌てて「インディアは元気?」
「インディアは元気でやってるよ。勉強も音楽も頑張っているよ。」

「マニュエラと結婚おめでとう。そして赤ちゃんもネ。」
「ありがとう。」

「"Trinity Goodheart"(エリックの新作テレビ映画)日本でも観たいわ。」
「そうだねー。」

「新しい曲"Real Love"の歌詞をあなたはツイートしていた。」
「"Real Love"はね、後1週間でリリースされるよ。」

写真をそれぞれ撮って、これから食事が始まる様子だったので、
失礼することにする。

あー、またしてもLPにサインしてもらうのを忘れた。
会った時に頼むことの手順を書いた紙を持っていたのにどこかにやってしまった。
やはり手の甲に書いておかないと。

コットンのロビーにもどるとセカンドを待つ人達の熱気が溢れている。
このブログを通して、またfacebookを通して知り合った方達から声を掛けていただく。
可愛くて小柄なイメージだった方がクールで背の高いカッコイイ系の美女だったり、
反対にきりっとしたイメージだった人がキュートな感じだったり。

前回のエリックのライブでご一緒した方にも声を掛けられた。
ナイル・ロジャースのライブを通して知り合った方達も来ている。
結局、前方の席、ほとんど約30名近くが知り合いという状態で、セカンドは始まった。
当然、しょっぱなからスタンディングになる。

終了後、サイン会はないとのことだったが、
観客の熱気と翌日がオフということもあってのことか、
エリックはサイン会&記念撮影をするために遅くなってから会場へ姿を見せた。

私の順番が来た。
「もうさっきも会ったのに度々、ごめんね。」と言うと
「とんでもない、いつもほんとうにありがとう。」
サインを頼むと何も言わなかったのに"AK True EB 4 Life!! Eric Benet"
と書いてくれた。


サインの列は続いている。
マネージャーのケヴィンに「"Never Want To Live Without You"が聴きたいんだけど。」
と言うと「わかっている。エリックに伝えておくよ。でも決めるのは彼だから。」と。
さて、今回の来日中に聴くことができるのだろうか。

この日にお初にエリックのライブを観た男性、
「セカンドを待つために並んでいたら周り中、綺麗な人ばかりだった。」
はい、エリックのファンの人達は男女共にみんな、輝いているんです!


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8 コメント

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昨日の興奮が… (J.I)
2011-09-17 00:03:06
AKさん お疲れ様です(笑)

昨日は素晴らしいひと時を過ごせてとてもHAPPYでした。
 次の日は、仕事なので終電の心配もあって 早めに帰りましたけど…
あーー サイン会&記念撮影。
とっても残念。。。
 またサイン会開いてくれるでしょうか??

サイン会やって 欲しいなぁーー
 Eric お願い サインをくださーーい。 

ではAKさん また明日。あれっ日付がかわってしまいましたね(笑)
 では、後ほど横浜で。。。
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サイン会 (AK)
2011-09-17 02:34:35
聞いた話ですが、契約時にサイン会込みかどうか決めるそうです。
今回はサイン会なしになっているらしいのです。
それでもコットンが盛り上がっていたので、ケヴィンの判断やエリックも気持ちがノッテいてサイン会&撮影会があったのだと思います。
ですから、他の場所でも状況次第ではありかと。

それでは今日、横浜でね!セカンドに行きます!
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もう既に会いたいよ・・・ (EMI)
2011-09-17 19:02:24
名古屋に行って来ました!あゝ本当に何もかも素敵すぎぃーエリック(笑)AKさん、私は横浜・東京に参加できませんが、今夜もファンの皆様と楽しんできて下さいね☆サインなのですが(AKさんも買われた)エリックTシャツに、持参した銀ペンでサインをしてもらう事が出来ました。メンバーのJon(key)とAfton(b)にも。2枚買っておいて良かったです(^○^)y
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お久しぶり~ (AK)
2011-09-18 00:46:58
EMIさん、名古屋にきっと行かれていると思ってました!
エリックのライブ、堪能された様子が浮かんできます。
あのTシャツを着て日本最初のライブでお出迎えして下さったのなら、
エリックもとっても嬉しかったと思いますよ
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Unknown (momonga)
2011-09-18 07:55:44
Akさんはじめ皆さん
ライブたのしそう!!アイズれーのfootstepという曲は知っていて大好きです。うーんみたかった。

ちなみにツイッターではtugunaiの名前でつぶやいてます。AKさんフオローさせていただきました。
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ライブ (AK)
2011-09-18 09:04:29
momongaさん、昨日横浜行ってきましたが、
会場が違うとまたぐっと雰囲気が変わりました。
ライブは生もの、それと皆さんと一緒に盛り上がれるのも楽しいです。
機会がありましたら、ぜひ!
ツイッタ―、こちらもフォローしますね。
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楽屋では (EMI)
2011-09-18 13:23:08
ステージ終了後の楽屋ではエリック、終始リラックスした様子でした。「ふぅ~(←心地よい疲れから)どうだった?楽しんでくれた?」って言ってくれて、長机の一番端に腰掛け、一息入れながら対応してくれました。(私は英語が話せないので通訳の方に頼んで)10~15分後にはお着替えタイム。着替えながら途中、鼻歌?(喉のクールダウン?)してましたよ(笑)初日だったこともあり、23時過ぎにはバンドメンバーと宿泊先ヒルトンへ。お見送りも出来て良かった♪アッという間の時間~でも、また1つ思い出が増えて本当に嬉しい!エリックに感謝です。
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雰囲気が伝わってきます (AK)
2011-09-18 13:44:55
EMIさん、名古屋の様子を教えてくれてありがとう。
初日が終わった後、心地良い疲れと満足感を味合っているエリックの姿が浮かんできます。
お出迎えとお見送りしてくれて、きっとエリックも嬉しかったと思いますよ!
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