Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ZAPP 4/23 2nd @Billboard Tokyo

2011-04-24 11:27:30 | その他のライブ
大雨、というよりもむしろ嵐に近い土曜日。
スコールのように一瞬、雨の止む瞬間はあっても断続的に降り続き、
風も強いので傘も役に立たない。

予約したのはセカンドのカジュアル席。
席が確保されているのでショウ開始間際でも問題なく行ける。
雨脚が弱まるのを待って家から出て行く。

ビルボードのカジュアル、後方の席は二回座ってみて、
視界が悪くステージが遠く感じた。
しかし左右の席は寛いでステージ全体や観客の雰囲気を楽しむのには良い。
またカウンターになっているので一人でも気軽に行ける。

ZAPP、ここ数年ほど来日が続いている。
行ってきた人は次の年も行く人、またそうでない人も「一度は観るといいよ。」と薦めてくれる。
Facebookのスレッドに「この時期に来日してくれるアーティストのライブには
体力と経済力の及ぶ範囲で行きます!」と書くと何人かの方から賛同のコメントを頂いた。

MicheleはZAPPの"Be Alright"を私のウォールに張り込んでくれた。
"All right, It's gonna be alright!"
「だいじょうぶだよ。今に良くなるよ。」と繰り返すこの曲。

Zapp - Be Alright (Long Album Version)


ミシェルはニューオリンズのルイジアナスーパードーム、コカコーララウンジ、
エリック・べネイのセカンドショウに一人でやってきた。
私の写真を撮りたいというので「だったら二人で一緒に誰かに撮ってもらいましょうよ。」
と言って記念撮影をした。
余り言葉はかわしていないのだけど、彼女はアフリカンでネイティブアメリカン。
とても美しい人で印象的だった。
その後myspaceからfacebookへとお互いに移行し連絡を取り合っているが、
向こうも日本からやってきた私に親しみを持ってくれたようでちょっとした折に、
思いやりを示してくれる。

ZAPP、最初は全員黒のレザージャケットで登場。
シャーリー・マードックは白いスーツ。
このシャーリーの歌が素晴らしい。
大きな体を全身を使い熱唱するシャーリーの姿を観ていると小さな心配事など、
吹き飛んでいく。

その後、ZAPPのメンバー達はあらゆる手段を用いて、
東京の観客を徹底してもてなしてくれた。

"I Wanna Be Your Man""Dance Floor"
生で本人達のパーフォーマンスを観るのは初めて。
トークボックスが二台あってキャスター付きであちこちに移動する。
ウディーファンクさんからチューブが太いと良い音がでるけど、酸欠でクラっとくる。
細いと難しい、と聞いていたので歌って踊ってトークボックスも駆使するのには感服。

そしてお色直し、いったい何回してくれただろう。
黒、白、グレー、紫、ストライプ、暗闇の中で電飾のたっぷり付いたスーツで登場したり、
最後は舞台の上で正面を布で覆いながらカリブの海賊風のコスチュームにお召し変え。
また被り物もキャップ、ハット、アフロのカツラ等々。
客席を肩車で巡回したり、三階席まで走って来てハイタッチ。
もうとことんサービス精神に溢れたステージだった。

途中で汗を拭いたタオルをアリーナ指定席辺りに投げる。
するとキャッチした女子もノリのいい人で大切に受け取ってから、
それを振り回しながら踊っている。
観客は一番遠くのカジュアルまで全員スタンディング。
私の並びにいたカジュアルの人達は下に降りて行って踊っている。

「まだパーティーを続けたい?」
もちろん全員が同意する。
「もう家に帰りたい?」
観客皆が「いやだ!」
「もう一曲聴きたい?」
「もう一曲!」
振り付きのラインダンスを要求してくるので上腕二頭筋から足腰まで、
すべて使ってメンバーと一緒に良い汗をかいた。
「恐れ入りました。もう充分、大丈夫です。」とみんなが納得して家に帰れるまで、
たっぷり一時間半、楽しませてくれた。

最後はメンバー達が並んで手を繋ぎ客席に向かって深々と120度のお辞儀をする。
こちらこそ、彼らに頭を下げたい、感謝の気持ちで一杯だ。

さて終了した後、下を見回すとナイル・ロジャースの時に一緒だった方々がたくさんいる。
中でも三回ご一緒した方と連絡先を聞かずに別れたのが気になっていたら、
先方も同じだったようでアドレスの交換をした。
5月のナイル・ロジャースでは全員、ナイルTシャツを着ることになったそうで、
早速私もメンバーに入れていただいたのだった。

ザップ featuring シャーリー・マードック with バッド・ボビー・グローヴァー
ZAPP featuring Shirley Murdock with Bad Bobby Glover

ザップ・トラウトマン/ZAPP TROUTMAN(KEYBOARDS/GUITAR/VOCALS)
シャーリー・マードック/SHIRLEY MURDOCK(VOCALS)
ボビー・グローヴァー/BOBBY GLOVER(VOCALS)
グレッグ・ジャクソン/GREG JACKSON(KEYBOARDS/VOCALS)
バート・トーマス/BART THOMAS(KEYBOARDS/BASS/VOCALS/DANCE)
デイル・デ・グロート/DALE DE GROAT(KEYBOARDS/VOCALS)
トム・トラウトマン/TOM TROUTMAN(KEYBOARDS/VOCALS/DANCE)
レスター・トラウトマン/LESTER TROUTMAN(DRUMS/VOCALS)
リック・ブレイ/RIC BRAY(GUITAR/VOCALS)
アントワン・ウォーカー/ANTOINE WALKER(SAXOPHONE/VOCALS/DANCE


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