Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

マサ小浜スペシャル part14 3/1 @目黒ブルースアレイ

2014-03-03 16:35:10 | その他のライブ
マサ小浜スペシャル14thとあるが、実は13回目だそうだ。
階数や部屋番で13を使わないように13を飛ばして14としたと当日知る。

いきなり私事になるが、昨年5/9のマサスペをブルースアレイで観て外に出た途端、
事故のようなものに遭い、私は初めて救急車で運ばれる人になった。
後日、事情を知ったマサさんからは丁寧なお見舞いのメールもいただき、
気持ちを運んでくれたことにありがたく感謝するとともに、
この方をずっと応援していこうという誓いも新たにした。

それ以来のマサスペ、そんなわけありなだけに「縁起の悪い13を飛ばして14!」
というのは今年の私のテーマ"Get Lucky"にぴったりだと最初からテンションが上がる。

マサ小浜スペシャルのセットリスト、かつて数回、ライヴ仲間の方々に協力していただいて
完成させたものをブログに載せたこともあるが、それをするとたいへんなことになるので、
今回はポイントのみ。

この日はあいにくの雨、それでもそういう日にはケイリブの歌うブルースがしっくりくる。
エリック・クラプトンのコンサートに前日行ってきたというマサさん、
早速"Cross Road"、周りから「クラプトンよりも巧い!」と声が上がる。
ジョージ・ベンソンもマサさんが敬愛するギタリスト、"Love x Love"、
こんなアレンジがあるんだと思わせる。

そして私のリクエストに応えて下さった"Parisian Walking"
う~ん、この曲、マサさんの生ギターで羽生に滑って欲しい。
更なる得点をゲットできるに違いない。
Gerry Mooreのコンサートで聴いたはずの曲、
マサ小浜のギターだとずっと哀愁を帯びてくる。

後半のスタートはお馴染みベッド・ミドラー"Rose"
この曲を聴きながら何とも言えないhappy feeling、多幸感が押し寄せてくる。
"Angel"、深い祈りのようなものを感じ、マサさんは何を想い演奏しているのかと思う。
この曲に込められた意味から更に3月11日の震災とその犠牲者へと気持ちを向けた、
と演奏後に話してくれた。

ギターを曲に合わせて持ち替えていく。
MCの間にさりげなく差し替えてくれたアシスタントのスタッフに、
「いつの間にかやってくれてたんだね。ありがとう。」と言葉を掛けるマサさん。
どこまでも優しい、その心遣いが演奏の中に表れるアコースティックの曲、
時々挟むことでライヴ中にしっとりとした雰囲気を作る。
アル・クルーも良かった。

「生きてる間に観れなかったのが残念なアーティストのひとり。」
として演奏したツェッペリンでは超絶ギターとエネルギーを爆発させる。
サンタナでは思い切りラテンの風を吹かせる。
ひとつの曲を演奏するごとに会場の空気感まで変えてしまうというマジック、
感動と興奮が尽きない。

最初のリフを聴いて「あれ?」と思ったら,
まさかのDaft Punk & Pharrell Williams featuring Nile Rodgers"Get Lucky"
そこからCHIC"Le Freak"へと繋がり、"Saturday Night Fever"も挟み、
その後、懐かしのディスコヒットメドレーとなる。
そしてもちろん最後は"Get Lucky"へと着地。
まるで自分のためにオーダーメードされたようなセットリストに感謝。

アンコールはお約束のプリンス"Purple Rain"で締め括る。
昨年5/9以来のマサスペ、私にとって特別な意味があったからだけでなく、
やっぱりマサ小浜さん、そしてそれを支えるメンバー達のチームワークも最高、
更に進化していて芳醇な一時を堪能させてくれた。
外に出ると霧のような雨が降っている。
それはまさにしっとりと暖かく包む"Purple Rain"そのものだった。

マサ小浜 スペシャル PART14
“Saturday Nite Fever Special!”
(G)マサ小浜 (Key/Vo)Kaleb James (B)日野JINO賢二 (Ds)Jay Stixx


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