Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックの沈黙

2011-03-29 00:00:36 | エリックべネイ、2011年来日へ
画像は昨年のブルーノート東京でのNile Rodgers。

エリック・べネイの来日が延期になった。

今回の地震に対してのコメント、ツイッタ―で「日本の人達のために祈っている」
私も個人的に「とても心配している。くれぐれも気を付けてね。」
とメールを貰ったが「日本に行く」とは書かれていなかった。

その後、来日延期になりそうだと最初に知ったのは
日本に同行することになっていたキーボードプレイヤー、JRのfacebookの書き込み、
今回、エリックのライブを観るために日本に来ることになっていたパトリーナからのメッセージ、
アメリカのファンクラブの会長からの連絡だった。

多くのアーティストが日本に対してのメッセージ、コメントを寄せてくれている。
気持ちを表してくれている。
それなのにエリックはちょっと冷たいんじゃないかと思い始めた。
夫に文句を言うと「それがエリックのスタイルなんだよ。
今までいろいろあったし、ブルーノートがまだ日本に来るようにページに出しているし
(昨日のお昼頃にやっとブルーノートから延期の連絡が入りました)、
あえて『行けなくてごめん』なんて立場上、コメント出せないんだよ。」と慰められる。

夫は続ける。
「それにちょっと前までは慣れない映画撮影をしていて、
その上次はクルーズの仕事が続けて入っていて、
きっと船の上ではメールや携帯が使えないんだよ。」
そうか、そんなものかなぁと神妙に納得する。

エリックの来日が延期になり次々とアーティスト達の来日がキャンセルになる。
その中で日本に来てくれるというナイル・ロジャース。
自分の癌が体内から消えたことが検査でわかったのに日本の人達のことを思うと、
素直に喜べないとまでブログに書いているナイル。

ツイッタ―でNile Rodgers宛てに「地震の後、一番嬉しかったニュースはナイルが癌から解放されたということ。
日本に来てくれて"Good Times"(ナイルの曲)良い一時を一緒に過ごせるのを楽しみにしているわ!」
とツイートすると一時間後にダイレクトメッセージが来た。
「どうもありがとう。すぐに行くからね。」

それから30分ほどしてナイルからまたダイレクトメッセージが届く。
内容は「・・・・・(笑)」みたいな感じ。
なんだろう、これって?
とナイル・ロジャースのツイッタ―のページをチェックすると、
私に最初にダイレクトメッセージをくれた後、
エリックべネイ宛に「よっ、ブラ。どう?元気でやっている?
僕はちょっと日本まで平和の祭典をしに行ってくるけどね。」みたいなツイートをしている。

私のツイッタ―のプロフィールを見ればエリックのファンだということは一目瞭然。
私宛の二つ目のナイルからのダイレクトメッセージは「エリックにちゃんと言っておいたからね。」
そういう意味だとわかった。
ナイルっていい人だなぁ。