Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

EricBenet"Spanish Fly"「愛すること、生きること。」

2008-09-27 08:52:35 | エリックベネイの曲
Spanish Fly
この曲をエリック・ベネイがライブで歌ったのは、
2007年の東京が初めてだったそうだ。
エリックベネイファンの間でとても人気の高い曲。
ぜひライブでやって欲しいとアメリカのファン達が懇願していた。

ブルーノート東京で
"Spanish Fly"
"You're the Only One"
そしてアル・グリーンの"Love&Happiness"
がお初に披露されたと知るとファンクラブの会長は、
「それなら東京に行けば良かった・・・」と残念がり、
多いに羨ましがられた。

ブルーノート東京の初日のファーストショウ。
チャコールグレーのスーツ、パープルとライトブルーのストライブのシャツ、
ヴァイオレットのタイとポケットチーフで登場したエリックベネイ。
会場は満席で熱気に溢れていた。
最初の曲、"India"を歌い終わった後、エリックは呟いた。
「暑い・・・」
ブルーノートが用意したタオルが近くに置いてあったのに気付かない。
一番前の中央の席だった私は、それを取って、
「あなたのタオルがあるわよ。」と小声で渡した。
いきなり来て、前日軽くリハーサルをして違う場所でライブをする。
ステージに出て歌っている間は一人。

2007年は9月の中旬に入っても蒸し暑い日が続いていた。
そんな東京の晩夏にぴったりの曲。
既に録音されていた曲よりも若干テンポが速くなっていた。
競演のマイケル・パウロがラテン調の雰囲気を盛り上げる。
Eric Benet"Love and Life"の中の"Spanish Fly"は、
セカンドアルバム、”A Day In The Life”の中の
“Why You Follow Me”のようなエキゾチックな存在。

Spanish fly とは、媚薬。
「Spanish fly は、僕は要らないけれど、
マイケル・パウロが必要なバイアグラとは違うよ。(もちろんジョーク)
でもドラッグでもない、ドラッグは絶対にNO! 」
と説明する。

Blue Note Tokyoの3日目、セカンドショウの “Spanish Fly”
Eric Benetは、前の二日間より、ずっとこなれてのびのびとリラックスして、
フラメンコ風に踊りながら歌う。
その3日後の東京国際フォーラムでのTOKYO JAZZ FESTIVAL 2007 では、
ブルーノートの自分のファンのみの前でのパーフォーマンスとはスタイルを変え、
日本語の挨拶も交え、艶っぽく、でも上品ににまとめていた。
その後、10月にNHK BS で、放映された映像がYou Tube にアップされている。

エリックベネイ「Love&Life 愛すること、生きること。」に収録された「スパニッシュフライ」
ライブの時と較べるとどうだろう?
アルバムでは全体の雰囲気とトーンが合わせられている。