「幼き日々に」
脚本:吉永亜矢、コンテ・演出:うえだひでひと
作監:青野厚司、総作監:高田晃、山田起生
原画
臼田美夫、岡香織、川崎愛香、菊池愛、木村文代
小谷杏子、斉藤里枝、塚本歩、藤井文乃、華房泰堂
藤原千帆、前原里恵、松岡秀明、松野笑美子、柳沼和良
二原
小山直子、大城美幸、大槻ちえ、河村涼子
五反和亮、金甫旻、竹本未希、田中千恵
動検:おいかわ、色指定・検査:鈴木仁子、特効:長谷川敏生
動仕:ORANGE、韓鎮ANIMATION、R.I.C、じんぶん
仕上:Office fu-u 飯島理恵、齋藤あやこ、早川恵美、紫牟田香織
背景
Y.A.P.石垣プロダクション
宍戸太一、伊藤朱美、長谷川弘行、福島孝喜、紫芝香里、北井真理江
大塚伸弘、澁谷恭子
スタジオカノン
小川友佳子、森下知廣、長岡志織、大川真由美
Studio wyeth
北英明、関川裕太、門口亜矢、野村友里恵、片山久瑠美
撮影:GRAPHINICA 戸澤雄一朗、朴孝圭、藤山昌子、撮影強力:studio BACU
制作進行:志良堂勝規
うえださん来た。
うえださん演出なのに作監は青野さんか。
A-Lineのグロスじゃないのね。
目が見える。
禁則事項じゃなかったのか。
てっきりこの作品はそういうのNGなのかと思っていたんだが・・・。
ということは、そのうち柊の目が見られる展開が無いとも限らない分けだな。
そうなんだな!
それはそれでちょっと寂しい気もするんだが。
水路のカットが凄く映える。
やっぱああいうとこはデジタルの恩恵を感じる。
BGの使い方が上手い。
同窓会があるのだと、アルバムを広げ懐かしそうに話す塔子さん。
友達とのちょっとした喧嘩ですれ違ってしまったということを聞いた夏目だが、自分には懐かしがる思い出など無く、塔子さんが少し羨ましいと思う。
テスト明けに美術館に誘われる夏目。
ちょっと遠方。
車窓から見える景色にふと幼年期を思い出し懐かしい気分になる。
見えることで苛められていた自分。
妖怪に対しても上手く対処出来なかった。
冷たく接した自分。
思えば悪い妖怪ではなかったのかも知れない。
何をしても、見えない人間はノーリアクション。
退屈な日々。
こっちには気付かず不遜に振る舞う人間に、苛立ちを覚える。
そんな時、夏目に遇った。
何やら苛められている少年。
目が合ったような気がした。
見える子がいることが嬉しくて、ことあるごとにちょっかいを出す。
他人には見えない者に反応してしまうことで気味悪がられ、ちょっかいを出される度に状況が悪くなる。
悪気があった分けではない。
変化した猫がにゃんこ先生仕様。
あの世界はブサ猫がデフォルトか。
しっとり落ち着いた作り。
雪景色が映える。
あの子はどうしているだろう・・・お互いにそう思っていた時に再会を果たす。
あの頃は一人泣いてばかりいた。
笑顔で語りかける少年に、良い出会いがもたらされたことを感じとり思わず抱きしめる。
塔子さんと同様、旧き友人と仲直り?
子供の時には相手の気持ちまで思いやる余裕はなかったけれど、今の自分ならもっと違う関係が築けたかも知れない。
今の友人の後押しもあって、良い機会が得られましたね。
良い思い出など無いと思っていても、今が幸せなら良い思い出に変わる時が来るかも知れない。
やはりこういう作品にうえださんは合う。
しかも、ギスギスした展開ではなく、こういうエピソードなのも良い巡りでした。
脚本:吉永亜矢、コンテ・演出:うえだひでひと
作監:青野厚司、総作監:高田晃、山田起生
原画
臼田美夫、岡香織、川崎愛香、菊池愛、木村文代
小谷杏子、斉藤里枝、塚本歩、藤井文乃、華房泰堂
藤原千帆、前原里恵、松岡秀明、松野笑美子、柳沼和良
二原
小山直子、大城美幸、大槻ちえ、河村涼子
五反和亮、金甫旻、竹本未希、田中千恵
動検:おいかわ、色指定・検査:鈴木仁子、特効:長谷川敏生
動仕:ORANGE、韓鎮ANIMATION、R.I.C、じんぶん
仕上:Office fu-u 飯島理恵、齋藤あやこ、早川恵美、紫牟田香織
背景
Y.A.P.石垣プロダクション
宍戸太一、伊藤朱美、長谷川弘行、福島孝喜、紫芝香里、北井真理江
大塚伸弘、澁谷恭子
スタジオカノン
小川友佳子、森下知廣、長岡志織、大川真由美
Studio wyeth
北英明、関川裕太、門口亜矢、野村友里恵、片山久瑠美
撮影:GRAPHINICA 戸澤雄一朗、朴孝圭、藤山昌子、撮影強力:studio BACU
制作進行:志良堂勝規
うえださん来た。
うえださん演出なのに作監は青野さんか。
A-Lineのグロスじゃないのね。
目が見える。
禁則事項じゃなかったのか。
てっきりこの作品はそういうのNGなのかと思っていたんだが・・・。
ということは、そのうち柊の目が見られる展開が無いとも限らない分けだな。
そうなんだな!
それはそれでちょっと寂しい気もするんだが。
水路のカットが凄く映える。
やっぱああいうとこはデジタルの恩恵を感じる。
BGの使い方が上手い。
同窓会があるのだと、アルバムを広げ懐かしそうに話す塔子さん。
友達とのちょっとした喧嘩ですれ違ってしまったということを聞いた夏目だが、自分には懐かしがる思い出など無く、塔子さんが少し羨ましいと思う。
テスト明けに美術館に誘われる夏目。
ちょっと遠方。
車窓から見える景色にふと幼年期を思い出し懐かしい気分になる。
見えることで苛められていた自分。
妖怪に対しても上手く対処出来なかった。
冷たく接した自分。
思えば悪い妖怪ではなかったのかも知れない。
何をしても、見えない人間はノーリアクション。
退屈な日々。
こっちには気付かず不遜に振る舞う人間に、苛立ちを覚える。
そんな時、夏目に遇った。
何やら苛められている少年。
目が合ったような気がした。
見える子がいることが嬉しくて、ことあるごとにちょっかいを出す。
他人には見えない者に反応してしまうことで気味悪がられ、ちょっかいを出される度に状況が悪くなる。
悪気があった分けではない。
変化した猫がにゃんこ先生仕様。
あの世界はブサ猫がデフォルトか。
しっとり落ち着いた作り。
雪景色が映える。
あの子はどうしているだろう・・・お互いにそう思っていた時に再会を果たす。
あの頃は一人泣いてばかりいた。
笑顔で語りかける少年に、良い出会いがもたらされたことを感じとり思わず抱きしめる。
塔子さんと同様、旧き友人と仲直り?
子供の時には相手の気持ちまで思いやる余裕はなかったけれど、今の自分ならもっと違う関係が築けたかも知れない。
今の友人の後押しもあって、良い機会が得られましたね。
良い思い出など無いと思っていても、今が幸せなら良い思い出に変わる時が来るかも知れない。
やはりこういう作品にうえださんは合う。
しかも、ギスギスした展開ではなく、こういうエピソードなのも良い巡りでした。