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電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

ちょぼらうにょぽみ劇場 あいまいみー

2013-01-04 00:57:08 | その他
監督・脚本・キャラデザ・コンテ・演出・作画:いまざきいつき
美監:片平真二、撮監:堀川和人、色彩設計:藤木由香里
編集:堀川和人、いまざきいつき
音監:川添憲五、録音調整:中野陽子、音響効果:風間結花
録音助手:佐藤敦、音楽:羽鳥風画
アニメーション制作:セブン

EDピクセルアニメ:いまざきいつき

製作に土橋、Pに山崎明日香・・・AT-X金出してんのかよ。
AT-X出資でいまさんの自主制作アニメなんて誰得。(笑)
漫画原作のようだが、水島と蛙男を足して3で割ったみたいなノリのよくわからん作品。
暇な人だけ見てね。

いまさんも随分丸くなったもんだ。
出来ればAT-Xを巻き込まないでやって欲しい。(笑)
竹書房売る気あんのか?



ふるさと再生 日本の昔ばなし 31話

2012-11-11 00:31:34 | その他
「山梨とり」
コンテ・演出・キャラデザ・原画:本多敏行、脚本:西川つかさ
切り絵:小出蒐、動画:秦知世、中村奈央
色彩設定:のぼりはるこ、仕上げ:ハヤシ
美術・背景:門野真理子
撮影:エースクリエイション 三口達也

本多さんのキャラデザが独特すぎる。
二頭身で顔と首の太さが同じ。
キャラデザはアクが強すぎるけど、割りと出来は良かった。
特に背景がいい感じ。

割りとメジャーな話ですね。
病にふせった母のために薬になるという山梨を取りに行くけど、山姥の助言に従わなかった兄二人は戻って来ず、助言に従った三男のおかげで兄も母も助かる。
山姥役を男性キャストが演じているんですが、「行くなっちゃガサガサ」って言うときに笹藪の真似をして声色を変えてるのはちょっと笑った。
お節介な山姥よね。
三男の時だけ武器渡してないで、最初から渡せよって感じだけど、食われるのは自業自得であって助ける義理もないんだけど、流石に三人目は助けたいっていう優しさの表れかな?(笑)

「一軒家の婆さん」
コンテ・演出・キャラデザ:白梅進、脚本:西川つかさ
作画・原画:吉田利喜、動画:高木美枝子
色彩設定:松田文子、仕上げ:ロケットビジョン
美術・背景:宮川一男
撮影:リバティアニメーションスタジオ 佐藤豊

意地悪な男が狐を驚かして、復讐で化かされて怖ろしい思いをするという話。
キャラ絵はラフな感じで、背景は明るすぎるし、一見するとイマイチかと思うんだけど、演出的には昔ばなしらしさが出ていて良かった。
一目散に逃げる描写が上手かった。
恐怖感の演出がしっかり出来ていましたね。
本多さんの回の背景と取り替えると収まりがいいような気が。
久々にらしさを感じる作風で満足度高し。

「ムカデの医者むかえ」
コンテ・演出・キャラデザ:小華和ためお、脚本:平柳益実
作画・原画:柏木郷子、動画:きのプロダクション
色彩設定:大槻ひろ子、仕上げ:スタジオM
美術・背景:田中静恵、撮影:トマソンCG 丹羽拓也

怪我した友人のために遠方の医者を呼びに行くことになったが、誰が行くのが一番良いのかという話になった時、脚が達者なムカデくんが行くのがいいんじゃないかということになった。
草鞋履いて準備してくると言ってその場を去ったが、そろそろ医者連れて帰って来たかという頃合いに家を訪ねると、脚の多さのために行く準備に手間取っていたというオチ。
骨が折れてるとか言ってたんで、虫に骨ねーじゃんとツッコミ入れてたら、オチのナレーションで同じこと言ってて、いいのかよwとか思ってしまった。
アニメだから比喩的に演出してるのかと、冗談でつっこんでたのに、作中でマジツッコミが来るとは思わなかった。(笑)

はなかっぱー小華和さん来ましたね。
かわりに福冨さんがはなかっぱのコンテ切ってたな。
すごくきっちりした作画で、昔ばなしっぽさ皆無。(笑)
昆虫メインだからか、イソップとか西洋風な印象。
背景がいい感じに雰囲気作ってました。
NHK教育でやってそうな感じ。
まぁしかし、短尺な作品に慣れているからか、やっぱうまさはある。

制作デスク:雄谷将仁、制作進行:辻淳也、坂本拓也
アニメーション制作協力:エクラアニマル、リバティアニメーションスタジオ

「一軒家の婆さん」のような演出がもう少し洗練されてくれば、昔ばなしらしさがもっと出てくるんじゃないかな。
本家のスタッフが参加していても、本家に比べて何か物足りないのはやっぱ音が違うからなんだな。
あと、むかーしむかしって、定番の入り方じゃないってのも大きいのか。



ゆるめいつ3でぃ

2012-10-07 02:32:50 | その他
総監督:月見里智弘、アニメーションP:山田良輔
監督:夕澄慶英、キャラデザ・作監:小田武士
OPメカデザ:菅原東
動検:橋本かおり、美監:石田晶子、色彩設計:最相茂
編集:たくまじゅん、制作進行:大木比呂

特に記載のない場合は、脚本・コンテ・演出:夕澄慶英

#1「ゆるめ上京する」
原画:小田武士、撮監:桑良人
#2「イメージ・チキンレース」
原画:岩本貴玲、撮監:小野寺正明
#3「本当のウソ」
原画:高橋優也、撮監:金序
#4「フューチャリング松吉」
脚本:高橋伸介、原画:宮嶋仁志、撮監:桑良人
#5「雨天決行七夕大会」
原画:高橋優也、撮監:小野寺正明
#6「スイカ割れ」
脚本:高橋伸介、原画:下條祐未、撮監:金序
#7「アイス危機一髪
脚本:高橋伸介、コンテ・演出・原画:小田武士、撮監:桑良人
#8「二択気象庁」
脚本:高橋伸介、原画:普津澤時ヱ門、撮監:小野寺正明
#9「天板パズル」
原画:河野絵美、撮監:金序
#10「年末年始の過ごし方」
原画:山本雅章、撮監:桑良人
#11「開かずの扉」
原画:下條祐未、撮監:小野寺正明
#12「つもり花見」
原画:福永純一、撮監:金序
#13「パターン妹」
原画:福永純一、撮監:金序

C2C元請け。
表立った元請けはこれが初かな?
1話辺り3分程の作品なんですが、よくできていますね。
設定的には予備校生が多いアパートに越してきた主人公の部屋に隣人達が入り浸るという、めぞん一刻の五代くん的な・・・と思いきや、一緒に馬鹿やって遊んでるギャグアニメという感じですね。
どことなくまほらばやらひだまりスケッチに近い感じでありつつも、ノリ的にはヒゲぴよとかが近い気が。
GONZOやAICの隙間アニメの出来があまりにもしょーもない感じだったので、これも似たようなもんかと思ってたんですが、驚くほどちゃんとしてました。
ただ一つ気になったのが、6話の音声レベルが他と違ってた点。
OPは他の回と変わらないからAT-X側のミスとも思えないんだが、いきなり音量低くなるからテンション下がってしまった。
そこ以外は作画もいいし、テンポも良くてとても楽しい作品です。
尺も短いしネタばらしてもしょうがないのであーだこーだ書きませんが、キャラ修安定、作画もきびきび、過剰な撮処理も無くスッキリ見易いですし、みて損はないかと。
ネタも面白いですしね。
桃井の声久しぶりに聞いた気がするけど、桃井絡みな作品では一番好きかも知れない。
それにしても、松木未祐はどこ行っても似たような役をあてがわれてる気がする。
マリー・アントワネットの台詞をパロったネタで馬鹿台詞言ってるのが似合ってしまうんだな。



ふるさと再生 日本の昔ばなし 24話

2012-09-18 19:29:21 | その他
「ねずみの婿取り」
コンテ・演出・キャラデザ:鈴木卓夫、脚本:並木さとし
作画・原画:柏木郷子、動画:スタジオCJT、美術・背景:下道一範
色彩設定:大槻ひろ子、仕上げ:スタジオM
撮影:トマソンCG 丹羽拓也

作画は安定してるんだけど、話的に微妙。
要はじゃんけんのように得手不得手があって、自分より強いと思う者がある者には弱かったりして、巡り巡って同族が一番という結論に落ち着くって定番の話なんだけど、なんかそれが今一つ表現し切れてないというか・・・。
可愛い娘を並の鼠にやる分けにはいかんと言って、真っ先に猫に話を持ってくのはギョッとする。
食料を嫁にする馬鹿もおるまいに。
そこが話の面白さなんだけど、今一つ演出しきれていない気が。

「小石の手紙」
コンテ・演出・作画・美術・背景・キャラデザ:中田彩郁
脚本:平柳益実、色彩設定:福永淑子
原画:狩夢パヤッド、動画:高木美枝子
仕上げ:ロケットビジョン
撮影:リバティアニメーションスタジオ 平林亮

字が読めないが言葉遊びが好きな嫁とちょっとしたことで喧嘩になって家出されてしまった。
嫁から使いが来る度、小石が届く。
その意味をやっと理解した夫は、松の枝を送り仲直り。

やっぱ個人作家系の演出は一味違う。
一枚絵の背景に線画のキャラを乗せて手足を途中までしか描かないで背景と同化させたり、キャラを記号的にして簡略化した感じでいて動きは完璧という。
凄くアイデアが詰まっていて、アニメーションの面白さを表現していますね。
流石に一般の商業作品でこういう事は出来ないけど、それが許される作品で存分に力を発揮するのは良いことです。
今回も素晴らしかった。

「だんまりくらべ」
コンテ・演出:富永恒雄、脚本:西川つかさ
作画・キャラデザ:木下和栄、美術・背景:村上一二三
原画:木下和栄、吉永剛、色彩設定:由利満、動仕:日昇動画
撮影:超京 東郷誠

庄屋さんの家で祝言があり餅が配られた。
何よりも餅が好きな夫婦は、より多く自分の方が食べたくて、三個貰った餅を勝負で勝った方が食えるという事にする。
一勝一敗でそれぞれ一個ずつ餅を食べ、残りの一個をだんまり比べで決めることにしたが、なかなか勝負が付かず、勝負を継続したままその日は眠りにつくことにした。
そこにやって来た泥棒。
家捜しする泥棒を隣に、餅食いたさに声を出せずにいたが、遂に餅に手を出され我慢ならずお婆さんは大声を上げてしまった。
泥棒を追い出せ餅は守られたが、勝負には負けてしまった。
だが、お爺さんは怖さのあまりに声が出なかっただけで、お婆さんの勇気で餅が守られたのだからお婆さんが食べて良いと言う。
二人は餅を半分こして仲良く食べましたとさ。

作画良かったけど、家をCGで動かすのはちょっとなぁ。
他は申し分なかったのに、ここだけ気になった。
別のやり方をして欲しかった。

制作デスク:雄谷将仁、制作進行:坂本拓也、宗像正一
アニメーション制作協力:リバティアニメーションスタジオ、スタジオ九魔

今回は夫婦円満がキーワードだろうか。



デュエル・マスターズ ビクトリーV  16話

2012-08-20 00:43:05 | その他
「モーレツに!感動に!誕生会!!」
脚本:吉田正幸、コンテ:鈴木輪流郎、演出:宮田亮
テクニカルディレクター:松浦真也
CGアニメーター

菅友彦、原山希、川崎晃洋、中村智裕
小俣美季、染谷祐季、柴田貴祥、河村遼
千葉悠麿
モデリング
興古田和俊、崔恩泳、八巻豊、関戸恵理
しいたけデジタル 金忠男
エフシック 松永航
クリーチャー・モデリング
荒木卓也、望月昌樹、高橋友和、中川真志、鹿野丈浩、長谷川歩
エゴ・ピクセルズ
デザイン協力:デジタルノイズ コレサワシゲユキ、灯夢
背景:KLAS
平良亜梨沙、高木佑梨、吉崎優
中林由貴、水澤康子、野口恵里
撮影:山内恵、金みんひ、編集:小野寺絵美
編集スタジオ:ジェイ・フィルム
サウンドミキサー:平野延平、サウンドエディター:みやもとけんと
音響効果:古谷友二、音響制作担当:渡辺悠介
制作担当:北村和人、TCG設定制作:藤野知明
アニメーションP:中村尚孝

シリーズ構成:田辺茂範、監督:鈴木輪流郎
キャラデザ:平岡正幸、美監:わたなべけいと
色彩設計:長尾朱美、撮監:松田範雄、編集:伊藤潤一
音監:藤田亜紀子、CGディレクター:滝田勇介

デスクも進行も上に上がったんだなと思ったら、進行のクレジットが無かったでござる。
効率化による人減らし?
内田Pは爆TECHの方に回ってるのね。
爆TECHもみてはいるんだが、あんまおもろない。
ジュンジュンと加戸さんが並んでるクレジット見れたりしたのは面白いんだが、CGレベル的にもちょっとなぁ。

気が付けば学園展開。
知りたがりのプリンプリン姫が勝太に学校に連れて行くようにせがむという展開が基本なんですが、そろそろシリアス展開に突入しそうな気配。
今はまだ気配だけ。
今回は小熊先生のサプライズパーティーをやろうという話。
天然系教師は好きなんで、小熊先生が出てくるだけでちょっと嬉しい。
キャストは中原麻衣か。
最近あまり声聞いてなかったなと思ったら、アニメ自体あまり見てないんで当たり前だった罠。
萌えアニメ見てないとあまり聞くこともないのかも。(作品の大半が萌えアニメだから仕方ないが)

ヴァンガードと違って、こっちの方はルールとか全く分からないんで、並んでるカード多いなーとか思いながら眺めてる感じですが、ガチンコジャッジとか運要素強くなるんじゃねーのかな?とか、ちょっと余計な心配しつつみていたりします。
見た目CGなのは別として、割りと細かく芝居付けしてるのは良いですよね。
クリーチャー系は、バトスピはバトルとか凄く動かしてるのに、あまり迫力を感じなかったりするんだけど、デュエマは動いてなくても迫力を感じるのは、画面奥から向かってくる構図が多いからだろうか。
バトスピは労力の割りには印象値高くならないのが勿体ないなといつも思ってしまう。
カットインとかで格好良く見せてはいるけど、CGそのものが労力に見合ってないなって、何回見ても感じてしまう。
ベースがポケモンコロシアムなのが影響してるってのもあるけど、すげー派手なことしてるのに、こぢんまりしてるように見えちゃうのはなんか勿体ない。
それぞれに頑張ってるのは感じるんですけどね。

デュエマで倒せば治る我が侭モード。
これも宇宙人の陰謀だろうか。
レオがなんか鍵を握ってるんだろうけど、今はまだ余裕綽々で本性隠してるライバルキャラってポジションなんすかね。
小熊先生は今回も安定の天然っぷりで良かった。





ふるさと再生 日本の昔ばなし 14話

2012-07-22 17:50:42 | その他
「織姫と彦星」
コンテ・演出・作画・美術・背景・キャラデザ:中田彩郁
脚本:並木さとし、原画:狩夢パヤッド、動画:大曽根真智子
色彩設定:伊勢智寿美、仕上げ:ロケットビジョン
撮影:リバティアニメーションスタジオ 平林亮

素晴らしい。
古典を理解し、それを踏まえた上で自分の色を出す。
こういう作品に求められるのはこれだよなぁ。
あと問題があるとしたら、商業作品のスケジュールでこれを維持出来るのかって所かな。
水墨画調に統一され、作画・演出共に素晴らしいの一言に尽きる。
これは続けて欲しいですね。
七夕のエピソードを知らない人にも分かり易いですし、知ってる人にも違和感なく受け入れられると思います。

「オンバの皮」
コンテ・演出・作画・キャラデザ・原画:平田敏夫、脚本:平柳益実
色彩設定:完甘幸隆、動仕:火鳥動画
美術:古賀徹、背景:スタジオ・ユニ 古賀徹
撮影:スタジオトゥインクル 鎌田克明

日照りで干上がった田んぼに水を張ったら娘を嫁にやっても良いのにと呟いた長者。
翌る日田んぼには水が張られていた。
水を張ったのは、悪さばかりしている沼の主の大蛇。
嫁に行く事になった娘が沼の縁で泣いていると、大蛇の被害に悩まされているというヒキガエルに知恵を授けられる。
大蛇を退治する事に成功したが、大蛇の呪いで長者が伏せってしまった。
再び沼の縁で泣いていると、ヒキガエルにオンバの皮をあげるから、それを被って西に旅に出るようにと言われ、お婆さんに化け旅に出た。
庄屋の家に奉公することになった娘が、与えられた自室で皮を脱いでいる姿を庄屋の息子に見られ、庄屋の息子は恋の病に伏せってしまった。
娘は正体を晒して庄屋の息子の嫁に迎えられ幸せになりました。(おわり)
(長者の呪いも解けました)
・・・って、おい、ついでかよ!
長者の呪いを解く為に旅に出たんじゃなかったのかよ!
確かに、ヒキガエルは良いことが起きて病気も良くなるとは言ったが・・・。
絵的には雰囲気作れていて作画も良かったのに、この展開は無いなぁ。(笑)
もうちょっと、呪いが解ける条件付けをしっかりやって、娘の幸福と関連付けて欲しいな。
退治するくだりで終わっても違和感は無いんだけど、それだとオンバの皮にはならんか。

「いもころがし」
コンテ・演出・キャラデザ:鈴木卓夫、脚本:並木さとし
作画・原画:橋本かつみ、色彩設定:大槻ひろ子、動仕:スタジオCJT
美術・背景:下道一範、撮影:トマソンCG 谷口英男

祝いの席に招かれたが、作法を知らないため困り果てた村人達。
和尚さんの真似をして凌ぐ事になったが、和尚さんが芋を掴み損ねて落としてしまったからさぁ大変。
和尚さんの失敗を真似して、主催者を困惑させてしまい、正直に打ち明けて無礼講ということでその場は収まった。

分からない時は他の人がやってるのを真似するって事は普通にありますけど、ある程度は自分で判断する事も必要ですね。
今回は失敗した事で結果的に親睦は深められた分けですが、やっぱ恥はかきたくないですしね。

制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:坂本拓也、中村達哉
アニメーション制作協力:リバティアニメーションスタジオ、スタジオ・イゼナ



ふるさと再生 日本の昔ばなし 11話

2012-07-22 15:46:03 | その他
「食わず女房」
コンテ・演出・作画・キャラデザ、原画:奈須川充
脚本:並木さとし、色彩設定:大槻ひろ子
動画:スタジオCJT、仕上げ:スタジオM
美術・背景:安藤ひろみ
撮影:トマソンCG 谷口英男

今回の奈須川回はさほど違和感はなかったかな。
ゆらりとか言い出しそうなキャラデザではあったけど。(笑)
嫁に食わすのが勿体ないからという理由で結婚もせずにいたドケチな男がいた。
ある日、何も食わないと言って居着いた押し掛け女房。
いい嫁を貰ったと喜んでいたが、そんな人間がいるわきゃ無いだろう、米倉見てみいと言われ見てみると、あれだけ貯め込んでいた米が殆ど無くなっていた。

その女は後頭部に口がある山姥で、更に大蛇が正体な分けですが、山姥はちょっと雰囲気足りなかったかな。
山姥というより、男にしか見えないし。(笑)
大蛇が嫌う蓬と菖蒲のおかげで命拾いをしたことから、五月の節句には蓬と菖蒲を飾る事になったという定番のネタですが、良く動く安定した作画で良い感じでしたが、あとは雰囲気の作り込みかな。
やっぱ恐怖感をもっと演出して欲しいかな。
後頭部に口がある化け物なんて、恐怖以外の何物でもない分けですが、キャラデザも相まって、そこまで恐怖感は出てないのが残念。

「鼻たれ小僧」
コンテ・演出:福冨博、作画、キャラデザ、原画:徳田悦郎
脚本:並木さとし、色彩設定:完甘幸隆、動仕:火鳥動画
美術:高橋佐知、背景:スタジオ・ユニ 高橋佐知
撮影:スタジオトゥインクル 鎌田克明

売れても売れなくても、その日一日をつつがなく過ごせた感謝の念を込めて、毎日花を川に捧げていた花売りの男。
その想いに感じ入った乙姫様が竜宮城に招く。
え?川なのに亀が乙姫様の使いで迎えに?
乙姫様は川も管轄していたとは驚いた。
こっちの方が浦島太郎っぽいかな。(笑)

乙姫様に頂いたのは、「とほう」という名のみすぼらしい一人の子供。
こんな成りですが、一緒にいれば何でも願いをかなえてくれるという。
何でも願いが叶うのに、出して貰った金を原資に商売を始めるのは、欲があるんだか無いんだか分からんな。(笑)
地位を得ると子供の身なりが気になって仕方が無くなる。
とほうに暇を出したら何もかも雲散霧消してしまう。
途方に暮れるの語源がこれって感じですかね。
とほうが可愛く描かれているから、あまり主人公に感情移入出来ないんですけど。(笑)

「和尚と小僧のかみがない」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:本多敏行、脚本:平柳益実
原画:中村奈央、安倍麻衣子、動画:田村千佳、秦知世
色彩設定:のぼりはるこ、仕上げ:ハヤシ
美術・背景:門野真理子、撮影:エースクリエイション 三口達也

和尚と小僧はシリーズ化するんだろうか。
和尚さんの言う事を素直に聞こうとする小僧さん。
しかし、和尚さんは結構無茶な事を言うから、どうして良いか分からず右往左往するという。
毎回、知恵の足らない小僧さんと無茶を言う和尚さんの掛け合いが展開される感じですね。
キャラデザがフイチンさんみたいな感じで独特。

制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:中村達哉、辻淳也
アニメーション制作協力:スタジオ・イゼナ、エクラアニマル



ふるさと再生 日本の昔ばなし 5話

2012-05-06 19:07:54 | その他
「浦島太郎」
コンテ・演出・キャラデザ:須田裕美子、脚本:平柳益実
作画:生野裕子、原画:六崎光幸、都丸保
色彩設定:中島淑子、動仕:馬良動画
美術・背景:田中静恵
撮影:エースクリエイション 山本耕平

「猿地蔵」
コンテ・演出・原画:原田浩、脚本:並木さとし
作画・キャラデザ:山崎猛
色彩設定:完甘幸隆、動仕:火鳥動画
美術・背景:下道一範
撮影:スタジオトゥインクル 鎌田克明

「宝くらべ」
コンテ・キャラデザ:小林治、演出:のがみかずお、脚本:平柳益実
作画:泉保良輔、原画:四分一節子、小林ゆかり
色彩設定:土屋智、動仕:韓一動画
美術:古賀徹、背景:スタジオ・ユニ 永井由香
撮影:エースクリエイション 三口達也

制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:梅沢旭、中村達哉、菅原広貴

アニメーション制作協力
亜細亜堂、スタジオ・イゼナ

「浦島太郎」
亜細亜堂らしい丁寧な作画は良いんですが、浦島太郎のイメージからはちょっと外れる。(笑)

「だから返してやれ」きらーん

イメージ狂う。(笑)
苛められてるのも子亀ってイメージ無いから、ああ、あのサイズならああいう苛め方するよなって、ちょっと新しく感じた。
でもやっぱきらーんは無い。(笑)

浦島太郎って残酷な話ですよね。
持って帰れってのはある意味正しいんだけど、恩人に対してろくな説明もなくそれやるのは酷な話。
ずっと居てほしいと思うのなら、正直に話してでも思いとどまらせるべきだよなぁ。

「猿地蔵」
演出・原画やって作監別の人に任せるってのも変わってますね。
そこまでやるなら自分で全部やった方が早いような気もするけど、デザインするのが得意じゃないからだろうか。
猿に弁当を食べられたお爺さんは怒る事もなく眺めていた。
猿たちがお爺さんを見つけて向かってきたが、動かずに目を閉じていたら地蔵と間違われてお堂に奉納されてしまった。
大金を供えて猿たちは帰って行ったので、有り難く頂いて帰った。
それを聞きつけた隣家の夫婦が同じことをしようとして痛い目に遭うという話。
意地悪な夫婦が必ず隣家を覗きに来るのはなんでだろね。(笑)

「宝くらべ」
コンテが小林さんてことは、これも亜細亜堂の仕切りなんすかね。
せっかくのマジックバス回なんだし、コンテも四分一さんにやって欲しかったな。
出来よかったから文句は言えないけど。
画面に締まりがあったな。
オチは貧しい男が閃いた所で読めたけど。
しかし、流石に24てのはあの時代でもそうないんじゃないかって思ったから24の瞳的な数え方してるのかと思ったら、まじで24人いるとは・・・恐れ入った。(笑)

全体的に、ちょっとナレーションが多いかな。
折角良く動いてるんだから、もっと台詞と動きで表現して欲しい所なんですが、脚本もうちょっと何とかならないかな。
女性のナレーションがなんか引っかかりを覚える。



ふるさと再生 日本の昔ばなし 4話

2012-05-04 03:16:09 | その他
「力太郎」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:本多敏行、脚本:平柳益実
原画:中村奈央、阿倍麻衣子、動画:田村千佳、秦知世
色彩設計:のぼりはるこ、仕上げ:ハヤシ
美術・背景:門野真理子
撮影:エースクリエイション 三口達也

「うぐいすの里」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:ノコゆかわ、脚本:平柳益実
原画:並木あゆみ、動画:ラジカルパーティ2 寺田眞佐子
色彩設計:本田愛、仕上げ:ビックバン
美術・背景:篠原倫子
撮影:エス・パレット

「平林」
コンテ・演出・作画・キャラデザ・色彩設計・美術:鈴木愛
脚本:並木さとし
原画:狩夢パヤッド、動画:木口準
仕上げ:ロケットビジョン
背景:伊勢智寿美
撮影:リバティアニメーションスタジオ 佐藤豊

制作デスク:雄谷将仁
制作進行:辻淳也、坂本拓也

アニメーション制作協力
エクラアニマル、ゴリラ、リバティアニメーションスタジオ

「力太郎」
背景それ自体は良い感じなんだけど、使い方がいまひとつかな。
風呂にも入らず食っちゃ寝を続けてきたぽっちゃり系老夫婦。
それで太ったのかと思いきや、全て垢だったという・・・。
年老いて二人暮らしも寂しくなったので、風呂入って垢を集めて人形でも作ろうという話になり実行したら、二人はスッキリ痩せ形。
あれが全部垢とか凄まじすぎる。(笑)
そして、その垢人形の中から子供が生まれ旅に出て化け物退治で長者の娘と結婚という定番の流れ。
老夫婦は長者の家に迎えられ、脂肪が付いて垢を纏っていた頃のようにぽっちゃり系にというオチ。
良いんだか悪いんだか。
もともとぐーたらなのに太ってなかったって事は、ろくなもの食ってなかったって事なんだろうけど、太っている事が豊かさの象徴だとはいえ、すげー不健康そう。(笑)

「うぐいすの里」
きこりのキャラデザはアニメ的なのに、屋敷の女はちょっとギャップを感じる不思議な感じのするデザイン。
そのせいなのか、どんな顛末が待っているのかちょっとドキドキした。
「絶対に見ないで下さいね」っていうセリフが何かを期待させるんですよね。(笑)
見ない分けにはいかないもんなぁ。
約束を守った場合考えられるのは、得を得るケース、災厄を被るケース、損も得もせずに約束を守ったという事実のみが残るケースが考えられる分けですが、もし災厄を被るケースであれば見ないという選択は命に関わる分けで、こういう場合約束を守る事が良いとも言い切れないですよね。
軽々しく引き受けないのが一番なんだとは思うけど、無下に断るってのも悪いですし、他人と関わらないってのも寂しいですし、難しい問題だ。
まぁ、普通は見るんだけど。(笑)
それでやっぱり人間は信用ならないって言われちゃうとキツイよなぁ。

「平林」
ぜんまいざむらいかと思うような独特な絵柄でちょっと苦手。
いや、ある意味面白いんだけど、昔ばなしって感じではねーやな。(笑)
「ひらばやし」というお宅に文を届けるよう使いを頼まれたが、途中で忘れてしまい、宛名の読める人に訊いてみる事にしたら、一人目に「ひらりん」と教えられ、次が「へいりん」、その次が「たいらりん」、そのまた次が「いっぱちじゅうのも-くもく(一八十木木)」&「ひとつとやっつでとっきっき~♪」という・・・お前らいい加減にしろよという感じで仕舞いには適当に遊ばれてしまう始末。
結局、読みが分からぬまま平林さんのもとに辿り着いたが、その人と気付かずに立ち去ってしまうが、平林さんの足下に文を落として行ってしまい、文は無事(?)に届けられた。
流石に「たいらりん」はねーでしょ(笑)と思ったら、オチは更にその上を行った。
なんてこったい。(笑)

三者三様に特徴的で面白かった。
特にうぐいすの里はオチらしいオチは無いんだけど、独特の雰囲気があって好きですね。



ふるさと再生 日本の昔ばなし 3話

2012-05-04 03:15:51 | その他
「こぶとり爺さん」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:清島ゆう子、脚本:並木さとし
原画:飯村一夫、動画:亜細亜堂
色彩設定:大槻ひろ子、仕上げ:スタジオ M
美術:三原伸明、背景:スタジオ・ユニ 小名木麻起子
撮影:リバティアニメーションスタジオ

「八つ化け頭巾」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:高橋信也、脚本:並木さとし
色彩設定:完甘幸隆、動仕:火鳥動画
美術・背景:横瀬直士
撮影:鎌田克明、スタジオトゥインクル

「ほれ薬」
コンテ・演出:鈴木卓夫、脚本:平柳益実
作画・キャラデザ:奈須川充、動仕:スタジオCJT
色彩設定:今井秋恵、美術・背景:青木稔
撮影:谷口英男、トマソンCG

制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:中村達哉

アニメーション制作協力
ゴリラ、スタジオ・イゼナ

実制作イゼナかと思ったんですが、単なるグロスだったみたいですね。
というか、殆ど個人に頼むようなもんだから、トマソンが各話の割り振りすればいいだけですもんね。
今気付いたけど、サブタイの回りを十二支(+猫)の絵が彩っているんですが、サブタイ読み上げの時に一カ所だけ動かしてるんですね。
キャラが喋ってるみたいな感じに演出してるつもりなんだろうか。
鶏は確かにそう見えない事もないですね。(それで気付いたんだけど)

「こぶとり爺さん」
タイトルに合わせたのか、お爺さんが小太りだった。(笑)
小太りが穏和、痩せが陰険というステレオタイプなイメージがあるけど、もっと痩せの地位向上を!(笑)
ブレイクダンスをするお爺さんとか・・・いや、まぁいいんだけど・・・無理しないで盆踊りでもいいのよ。

「八つ化け頭巾」
化け狐(娘)のキャラデザが可愛いですね。
お寺を視察に来る僧正が袖の下を要求するらしい。
金はないが有る事無い事報告されても困る。
巷で村人を困らせているという化け狐。
上手く化けられる八つ化け頭巾だと偽って、化け狐の化けアイテムと頭巾を交換する和尚さん。
そのアイテムを使って化け、僧正を脅し良い報告をするよう約束させる。
化け狐は化けたつもりで人前に姿を晒し追い立てられる。
一石二鳥。
しかし・・・化け狐もアイテム依存だったのか。
夢が壊れるな。(笑)

「ほれ薬」
絵柄や作画が現代的というか、忍たまかサザエさんでも見ているような感覚。
しっかり描けているんだけど、それが逆に雰囲気が出ないというか合わないというか・・・。
内気な男が美人のお嬢さんと良い仲になりたくて惚れ薬に手を出すという話なんだけど、成功しなくて老婆や男にかかって酷い目に遭うという展開で、なんとも切なくなりますな。(笑)
忍たまとかならこの作画演出でも違和感はないんだろうけど、なんともこれじゃない感が漂ってしまった。
展開的にも、だからなんなのって感じで、動かしてる割りに面白味がなかったのは残念。
内気な男が惚れ薬かけるために正面から特攻って・・・無いよなぁ。
そういうことが出来れば誰も苦労しないんよ。





ふるさと再生 日本の昔ばなし 2話

2012-04-17 14:39:41 | その他
「一寸法師」
コンテ・演出・キャラデザ:森田浩光、脚本:平柳益実
作画:吉田利喜、原画:白田由香、吉野里枝
色彩設定:伊勢智寿美、美術・背景:渡辺由美
動仕:ロケットビジョン
撮影:リバティアニメーションスタジオ、佐藤豊

「おむすびころりん」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:湯川高光、脚本:平柳益実
動画:亜細亜堂、色彩設定:大槻ひろ子、仕上げ:スタジオ M
美術:越膳滝美、背景:
スタジオ・ユニ 永井由香
撮影:リバティアニメーションスタジオ

「牛の嫁入り」
コンテ・演出・作画・キャラデザ・原画・動画
色彩設定・仕上げ・美術・背景:平田敏夫
脚本:並木さとし
撮影:鎌田克明、スタジオトゥインクル

制作進行:平林亮、中村達哉

アニメーション制作協力
リバティアニメーションスタジオ、スタジオ・イゼナ

なんかの作品で全部ってクレジットした人居たけど、平田さんはもうそれでいんじゃね?って気もする。(笑)
作監を作画でクレジットしてるので、全部描いた!を作画で済ませられないのは地味に痛い。
感覚的には絵本を動かすみたいな感じだし、こういう事も出来る分けだ。
牛の嫁入りは絵的な部分よりも、説明台詞が多いのが気になったかな。
ナレーションが喋ってる時間がやけに多い感じがした。
背景や撮影のスタジオ表記は、人の出入りの激しい業界なんで、所属なのかなんなのか微妙な所。
かつての所属スタジオに伝手で仕事回しただけという可能性もあるからなぁ。
背景、撮影は個人としてやってるのか、スタジオで請けてみんなでやってるのかも分からんし。
載せること少ない割りに分かりにくいクレジットだ。(笑)
一人でやった時や所属がはっきりしている時はスタジオ名は括弧書きにするのが親切かな。

一寸法師は可愛かった。
絵的におじゃる丸っぽいのは、このスタッフなら当然な分けか。
サブタイ的に牛の嫁入りの方が合っていたような気もするが。(笑)
おじゃる様に会いたいモ~。
残念、こっちは雌でした。(笑)
おむすびころりんはなぜか既視感を覚える。
らしい動かし方になってるからかね。
こういう作品の亜細亜堂やシンエイ系スタッフの参加は安心感があります。

生野さんや泉保さんの作監回もあるようだし、楽しみ。
ちょいこわ系のエピソードが早くみたいですね。
にほん昔ばなしは山越え谷越え一目散に逃げる姿や、色彩、音楽が印象に残っています。
デジタルバリバリな今作でどこまで再現出来るか微妙ですけど。
若手の演出家にも参加して欲しいところ。



ふるさと再生 日本の昔ばなし 1話

2012-04-09 01:07:48 | その他
「花さか爺さん」
コンテ・演出・キャラデザ:鈴木卓夫、脚本:平柳益実
作画・原画:柏木郷子、動仕:スタジオCJT、美術・背景:青木稔
色彩設定:今井秋恵、撮影:トマソンCG

「夢を買った男」
コンテ・演出:福冨博、脚本:平柳益実
キャラデザ・作画:徳田悦郎、原画:若山佳治
美術・背景:田中静恵、動仕:火鳥動画
色彩設定:完甘幸隆、撮影:森下成一 スタジオトゥインクル

「ねずみ経」
コンテ・演出:矢澤範生、脚本:並木さとし
キャラデザ・作画:椛島義夫、原画:柴田和子、窪田正史
美術:天水勝、背景:スタジオ・ユニ、小名木麻起子
色彩設定:完甘幸隆、撮影:森下成一 スタジオトゥインクル
動仕:火鳥動画

編集:新見元希(REAL-1)、オフラインスタジオ:ピーターパンスタジオ
フォーマット編集・録音スタジオ:オムニバス・ジャパン
音楽制作:ピーターパン・クリエイション
音楽コーディネーター:ジェームス・カズ
音響制作:トマソン、録音:佐々木彰、音響効果:横山正和
アシP:沼田友之介、制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:中村達哉
企画:沼田かずみ、監修:中田実起雄
アソシエイトP:高橋徹、田近伸幸、峯岸卓生
P:小山佑介(テレ東)、藤田健
音楽監督:後藤慶一、後藤加寿子、音響監督:沼田心之介
監督:鈴木卓夫
アニメーション制作協力:スタジオ・イゼナ
アニメーション制作:TOMASON

助監督・EDアニメーション:湯浅康生
OPアニメーション
コンテ・演出・原画・美術:平田敏夫
CG:谷口英男、背景:古賀徹、撮影:トマソン

語り:柄本明、松金よね子

いいですねぇ。
デジタル制作になってちょっと背景とか鮮やかすぎる感はありますが、キャストが二名で全役を兼ねるのも変わってないですし、旧来のまんが日本昔ばなしを踏襲する作り。
製作がテレ東、博報堂、トマソンで提供がヘーベルハウス(旭化成)になってますが、ちゃんとむかしばなししてますね。
まぁ、当然ながらOPは「ぼうやよい子だ金出しな♪」ではないですし、歌い手もショタコン・・・もとい、しょこたんになってインパクトは余りなくなってますが、まぁあれはあれでありでしょう。
福冨さんとトゥインクルと来たからコメットのグロスかなと思ったんですが、イゼナならありか。
イゼナのグロスって分けじゃなく、実制作イゼナって感じか。
雄谷さんがデスクなのね。
演出やらないんか。

まずは定番のネタからって感じですが、2つ目がキャラデザの印象も相まって独特というか何と言うか・・・。
夢のくだりはデジタルを上手く利用してましたね。
回り込みは無かったですが。(笑)
エピソード的には3つ目が好きかな。
絵的にもキャラ的にも、いい感じじゃった。



テルマエ・ロマエ 最終回

2012-02-09 18:18:38 | その他
エグゼクティブディレクター:FROGMAN
監督・シリーズ構成:谷東
脚本:中野守、谷東
キャラデザ・作監:武智敏光
原画:武智敏光、和田高明
動画:山井紗也香、三村風雅
アニメーション協力:GONZO
FLASH作監:山脇光太郎
FLASH作画:内山翠、國領恵実香、藤岡早苗、高橋彩
FLASHコンポジット:たけはらみのる
背景:小林雅代、藤野健、田中真彦
VFX:田村仁、戸澤雄一朗、藤山昌子、齋藤崇夫、金扶哲
編集:木村勝宏、海野洋平
音監:はたしょう二、音響効果:出雲範子、録音:八巻大樹
制作進行:森信太郎、岡本美穂

ノイタミナなのにDLE制作という・・・。
ノイタミナもそういうの使うようになってしまったのね。
フラクタルの負の遺産がこんなところに影響してこようとは。(冗談デスヨ)
枠を前期後期でブラックロックシューターと分け合う編成。
全何話か数えてなかったけど、とりあえず全部みた。
歌詞も作品に合わせてあるし、チャットモンチーのEDはCMも含めていい感じですね。

GONZOがアニメーション協力でクレジットされている分けなんだが、武智さんキャラデザならそうなるか。
しかし、モブキャラがどうにも蛙男的で浮いてるというか何というか。
いや、作品自体が蛙男そのものなんだから別におかしくはないんだか、最近話題になってる漫画原作でそれってどうなのよと思う分けですよ。

ルシウスがラーメン食って飛び上がるカットがアニメ的な作画してて、そういうのも出来るんだ・・・と思ってたらふつーに原画に和田さんいたりね。
もう、和田さん何やってるのよ。(笑)

作品はというと、結論から言えば面白くなかった。
別にDLEだからとかいうんじゃなくて、原作の魅力自体がわたしには分からんのよね。
ちらっと原作読んだけど、ふーん、こういうのなんだ・・・という以外の感想が出て来ない。
この漫画がすごいみたいなのに取り上げられたりしてるけど、何がそんなに面白いのかさっぱり分からん。
歴史絡めたヘタリア的な部分で人気なのかなという気がするけど、自分にとっては笑える要素が全くない。
人気なんだから面白いんだろうけど、自分にはとことん合わない作品なのかも知れない。
やってることは分かるし、退屈ではないんだけど、なんかね・・・。



荒木伸吾さん

2011-12-02 16:38:09 | その他
荒木プロダクション代表のアニメーター、荒木伸吾さんが亡くなられたようですね。
享年72歳とのこと。
自分的には聖闘士星矢の印象が強いですが、車田作品と言えば荒木さんという感じで、荒木さん・姫野さん以外は考えられなかったです。
あと、BURAIが好きでしたね。
PCエンジンユーザーには縁のある方だったりします。
情報誌連載の小説なんて基本読まないけど、飯島健男のBURAIと氷室冴子の海がきこえるだけは毎号楽しみに読んでました。
イラストの魅力に因る所が大きかったのは、間違いないと思います。

歳も歳だし、最近名前見ないけど元気にしていらっしゃるだろうかと思っていたら・・・。
BURAIアニメ化して欲しかった。
残念です。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
安らかに。

究極超人あ~る

2011-11-28 17:21:27 | その他
シナリオアドバイザー:島田満、杉山東夜美
原画
臼田美夫、岩男貴志、福島喜晴、佐藤祐一、前島和子
山沢実、八木元喜、信実節子、丹沢学、池原百合子
尾形雄二、泉新一、清水博幸、久高司郎
動検:太田貴士、松山浩志
カラーコ-ディネーター:布本由紀子、色指定:佐藤祐子
背景:石垣プロダクション
高橋賢伍、光本博行、大槻恭子、大嶺靖、羽柴正俊
竹田実、桑原悟、中庄司悦子、大塚伸弘
小倉宏昌、菱山徹
特効:斉藤丈史
撮影:トムス・フォト
白尾仁志、小林健一、野村隆、小山隆久、西山仁、小林潔
市野塚一成、坂井美香、伊藤敦子、大崎恭子、根本超
早瀬千加代、小林学、熊谷恒、佐々木明美、草薙真紀、長谷川肇
制作担当:芝田達矢、制作進行:庄司竜也、橋本亜紀子

脚本:上原尚子、矢吹愛弓
キャラデザ・作監:杉山東夜美、メカデザ:佐山善則
美監:渋谷幸弘、撮監:金井弘、音監:千葉繁、編集:森田清次
音楽:山本正之、田中公平、音楽ディレクター:とまとあき
監督:矢吹愛弓

動仕のメインは中国。
背景は、ロケハンor資料集め頑張ったんだろうなって感じがする。
鉄道に拘りを持って作られてるんだろうなって気はするけど、多少面白く感じられるようになるのは、鉄道を離れた自転車のシーンだったりするのがにんともかんとも・・・。
カメラがロボになるカットは頑張ってるなぁって感じで・・・大したシーンでもないのに頑張りすぎだろう。(笑)
もうちょっと引いて見せてほしい気もするけど、そういう拘りは好き。

サンデー連載、ゆうきまさみ原作、1991年、スタジオ・こあ制作のOVA。
原作ファンのための作品。
キャラは一切説明無し。
部を敵視する金持ちのお嬢様が、傘下の旅行会社使って、条件付の無料ツアー使って部費を吐き出させようと画策したというのは分かるのだが、テツなら常識なのかも知れんけど、ローカルネタを説明もなく展開されるので、状況が分からない。
何の効果を狙ってるのか謎なカットも多く、説明不足な感が否めない。
正味73分くらいなのだが、退屈で時間が長く感じられた。
鉄道ものなら鉄子の旅みてる方が何倍も楽しいと思う。
基本的にはうる星やつら的なノリに近いんだろうけど、テンポが悪いというか、ギャグになってないというか、キャラや設定を分かっている原作ファンが脳内補完しながら楽しむべき作品なのかなという気がした。
アニメを否定している原作ファンならどうすればいいかって?
しらんがな。

ED曲は笠原弘子の「くちびるにメモリー」なのだが、音質の関係からか、別の人が歌っているような感じがする。
だがそこがいい。

AT-Xの放送はOVAそのまま使ったようで、懐かしきバンビジュモアイから始まったのはちょっと驚いた。(笑)
モアイカットせずに放送したのは初めて見たような気が。

ゆうきまさみ作品はじゃじゃ馬とか好きだけど、あれも好きになるまで相当時間かかったし、独特のノリを理解するには時間を要するのかも知れないし、理解出来ればまた楽しみ方も変わるのかも知れないけど、少なくとも今の自分には退屈な作品だった。