行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

菅直人総理の誕生 今度は長持ちさせたい

2010-06-04 18:00:36 | Weblog
ばたばたと予想通り菅直人氏が94代総理大臣になった。大きなバックもなく市民運動から立候補、3回落選後ようやく1980年、衆議院議員へ、麻生、鳩山とは全く違う経歴で庶民のことは熟知している。これまで女性スキャンダルがあったが厚生大臣のおり薬害エイズ問題を国民の目線にたった処理をし、評価をされてきた。

私は電機連合の政策責任者として初めて彼の国会の狭い控え室を訪れたのが当選したばかりの1980年だった。産業政策としてPCの普及運動をやっていたので、その説明をした。たった一人の政党(市民連合?)でも将来性のある技術屋議員ということで会ったのだが驚いたことが2つあった。

一つは私も40歳で若かったが、彼は30代半ば、学生運動家のような雰囲気であった。また控え室の相棒が自民党を離党した田中角栄被告であった。もちろん一回もそこへは来ることはなかったが部屋の表札を見て驚いた。

その後、金属労協事務局長として政策要求を民主党に説明することがあり、菅直人政調会長に面会したが、こちらの話をあまり真剣に聞かないので不愉快になり、席を立ったところ、追っかけてきて謝りに来たことがあった。興味のない事項だと忙しいためかイライラし出すが総理ともなると鳩山さんみたいに全て「ごもっとも」」とまで言わないまでも細かいことにも注意を払ってもらいたい。

庶民派総理の検討を祈りたい

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