行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

世界で一番行きたい街ルアンパバーンへ

2017-10-09 18:34:52 | Weblog

ヴィエンチャンから30分の飛行でルアンパバーン観光へ、ここは街全体が世界遺産に指定され、ラオス最初の王朝が置かれた。お寺が80以上もあり、京都に良く似てるが、景色はまるで違う。寺のデザインそのものが違い、美しく当に極楽そのもののような雰囲気だ。屋根に特徴があり、ルアンパバーン様式と呼ばれている。ラオスの人々は戦争を好まなかったせいか、かつて周囲の中国、タイ、カンボジャ、ベトナムから何回となく侵略され、多くの寺は破壊されたため、その度に再建築を繰り返した。
唯一、残されたのが最古のワットシェントーン寺


国で最も価値のある仏像を安置している国立博物館の黄金の建物

この国の民は争いを望まないだけでなく、助け合い精神が旺盛で、メコンの流れのごとくこの街はゆったりと時間が流れてる。安全安心が確保されてるのか、至る処にATMが設置されてる。後に紹介する托鉢も、食事を僧侶にシェアすることだが、僧侶も自分達の分以上のものは托鉢時、街頭に残し、それを貧しい人が戴くというシェアシステムだ。

メコン川

注、ラオスはニューヨーク・タイムズで世界で1番行きたい国に選ばれ、ルアンパバーンが、イギリスの旅行誌「Wanderlust Travel Magazine」で行きたい街の1位に

珍しい体験、托鉢へ喜捨
5時半くらいにメインストリートに行くと、供物と椅子を用意してくれる業者が待っている。供物は駄菓子、御飯、といったもので、僧侶の行列が来ると供物を僧侶の持つてる入れ物に入れる。但し注意事項として喜捨するときは靴を脱ぐこと、右手を使うことだが、欧米の観光客は左手を無頓着に使っている。日本人でも酒は右手でつげと教わるが最近は左手で次ぐ若者がいる。托鉢行列の僧侶には子供が多い。この国は最低1週間、男子は僧侶になり、一般教養や英語を勉強しなければならない。

ラオスのお釈迦様


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボランティア活動でラオスへ | トップ | ルアンパバーン余聞 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事