行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ検証、学習効果はあるが、変異種出現で試練

2021-12-01 18:24:45 | 災害
 
 
本日新型コロナ死者、全国で41人と過去最多、それでもGO TOトラベル?

国内の感染者が、空港の検疫などを含め15万1012人、とうとう15万人をこえ、死者は、夕方の時点では33人だったのが21時現在増えて41人になった。各地の医療従事者からは悲鳴に近い......
 

昨年の今頃、菅首相も小池知事もコロナを甘く見ていたことが、傷口を大きくした。ワクチンもない昨年の今頃、GO TOキャンペーンを強行している。

今回オミクロン変種に、岸田首相の動きは速く、水際対策を即実行した。それでもナミビア人入国者が感染しており、同乗者40人が濃厚接触者となり、追跡調査されている。まもなく感染しているどうか判明し、オミクロン変種の感染力も判る。また新たにペルーからの帰国者がオミクロン変種に感染していることが本日判った。オミクロンは南アからペルーに飛んだわけで、既に全世界に拡がっているかもしれない。

ワクチンがオミクロン変種に効くがどうかはデータがそろう2週間以内に判るとファイザーやモデルナは言っているが、モデルナのCEOが「ワクチンの効力は限定的、新ワクチンを開発するのに2か月はかかる」といったことから、株式市場は暴落して大騒ぎになっている。ペルーからの感染者はモデルナワクチンを2回接種しているという。つまりブレイクスルーだ。同乗者70人は各地にいるわけで、直ちに濃厚接触者として追跡調査を開始した。これは心理的に国民に与える影響は大きく、政府のリーダーシップが問われる事態だ。これまでもデルタ株が出てきて既存株に置き換わったが、ワクチンは有効だった。学習効果を基に冷静に判断することだ。

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