コロナ対策、スエーデンの失敗
ニューヨークタイムス等外国からの報道では、スウェーデン政府は28日、新型コロナウイルス対策として、店舗閉鎖などの強制措置をとる権限を政府に与える法案を提案した。事実上のロックダウン......
壮大なスエーデンの実験「集団免疫で感染をおさえる」は新型コロナには通用しないと米国CDC前所長のロバート・レッドフィールドは先日の日経で述べている。感染してもワクチンを打っても予防効果が長続きしないからだ。
同氏はコロナウィルスと最低3年は共存するとし、ワクチンの追加接種が必要ということで毎年打たなければならないかもしれない。ただ、人によって免疫の強弱があり、「免疫検査」でワクチンの必要性が判明するので、一律に何ヶ月後に打つということより、検査次第で打つ必要がある人と打たなくてもよい人が出てくると提起している。
幸い、mRNAの技術を獲得したので、ワクチンを数週間で開発できるようになったので新たなウィルスが出てきても対応はできると同氏は指摘しながらも「新型コロナからどう自分を守るか」を絶えず考える必要があるとしている。
オミクロンがどうなるか、また新たな変異種が出てくるか、我々は絶えず気を配りながら新年を過ごさなければならない。