行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

今月のワイン、イタリアモデナのランブルスコ

2024-10-03 21:57:48 | ワイン
我が家の第2の台所として利用している近所のサイゼリア、ここでは直輸入のワインが安く飲める。本日はラムの焼肉などやや脂っこいものを食べたので微発泡ワイン「ランブルスコ」にした。王冠印「メディチ・エルメーテ」が1000円とは、この円安時代でもほぼモデナで飲むのと同じ値段だ。微発泡なので口の中が爽やかになるワインだ。


「メディチ・エルメーテ」はメディチ家の流れを汲むメディチ家の末裔アルベルト・メディチが心血を注いだワインでランブルスコの名声を成した。

ウンチク
ランブルスコは、まだ糖分が残っている時点で発酵を止めるため、甘さを感じられ、かつアルコール度数が抑えられる。そしてこの過程で発生する二酸化炭素が、シュワッとした微発泡ワインとなる。シャンパンみたいに強発泡させるために手間暇かけることはしないので価格は安くなる。また、ランブルスコ種のブドウは一房にたくさん実がなるため、生産性が高い点も安くできる。
また、ステンレスタンクで醸造するので、安定した質を保ちやすく、大量生産に向いているという点もコスパの良さに一役買っているのではないか。



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