行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

理想の椅子を求めて

2019-06-02 23:12:33 | 生活
本日、私が会長を務める高校の昭島支部同窓会があり、同窓の後輩竹野節子さん(昭島市拝島町でく工房社長)より講演していただいた。1974年創業のでく工房、身障者や高齢者が寝たきりにならない特殊な椅子を開発してきた。当初は受注個別生産のため十数万もコストがかかり、親の負担が大変だったが今では国の補助が受けられ、身障者は1割負担で求められる。車いす用のものも含め、かなりの種類を受注生産している。
 
社長の夫が急逝してからは竹野さんが社長となり、苦労の連続だった。身障者用の椅子の技術を応用し、理想の椅子を追求し、健常者も腰痛予防に開発したのがペルチェアだ。骨盤矯正にも役立ちこちらはもっぱら高齢者用の椅子となっている。各個人のサイズに合わせるのでやや面倒だが、総会参加者も座ってみてそのフィット感を確かめていた。
正しい姿勢が良いというのは解っていても、いつの間にか背中が反ってしまうか、猫背になってしまう。それを椅子によって防ぐところがみそだ。
 
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