コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

奥久慈散策 ~ 野菊の花・・・

2018-11-01 13:40:06 | 登山


秋晴れの一日、やまそだちさんと奥久慈の里山を歩いてきました。
朝晩も冷え込むようになり奥久慈の山も紅葉が始まりました。










秋の野菊が丁度見頃です。 

法面にはリュウノウギクが綺麗に咲いています。












シロヨメナも混じって咲いていますが、いつも見るシロヨメナとは少し感じが違います。
イナカギクかもしれないとの事、まとまって咲いていて
リュウノウギクよりも少し控えめです。














花ビラ(舌状花)が短いリュウノウギクも点々と見られました。


















交配種のシロバナアブラギクかもしれないようですが、同定は難しいですね。
周辺にアワコガネギクは見当たりませんが、ネットで調べてみると、
同じ感じの花を交配種として扱っている画像を見かけます。
確かに見た感じは、リュウノウギクとは少し異なる雰囲気です。


典型的なシロバナアブラギクも咲いているそうなので案内してもらいました。

















先ほどの花とは違って、花弁にも薄っすらと黄色が入っていて
両方の特徴が良く出ていますね、とても美しい野菊です。

この周辺も片親のアワコガネギクは見当たりませんでした。

少し山奥へと踏み込んでいくと、キッコウハグマ、コウヤボウキなどがまだ綺麗に咲いていました。
湿り気のある斜面にはイワウチワが群生しています。












いつものように樹々の上も眺めながら歩いていると
カヤラン、セッコクが見つかりました。それも目線に近い位置にいます。

















初夏に訪れた時は岩場で多くの着生ランを見つけましたが、湿り気のある森にも
多く住んでいるようですね。


この着生している大きなキノコはヤマブシダケのようです。











林道の法面にチチッパベンケイが咲いている場所があるそうなので案内してもらいました。
アオベンケイ、ミツバベンケイは見たことがありますが、チチッパベンケイは初めて見ます。 
本来は岩場に自生するのだと思いますが、ここでは林道の法面に多く咲いていました。

















思っていたよりも多くの花がまだ咲いていて、秋の花を楽しめました。






10月30日




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