上越方面の天気予報が好転してきたので最後のチャンスだと思い
久しぶりに夜中に起きて谷川岳へと車を走らせました。
昨年初めて登り、素晴らしい景色に出会えたので、毎年行きたい
コースの一つになりました。昨年は3月9日でしたので、ほぼ同じ
時期になります。
一昨日は荒れた天気、昨日も風雪が強くロープウェイは10時過ぎからの営業でした。
当然トレースなんかあるわけないです。
無理そうなら途中で引き返してロープウェイで天神尾根から行こうかなと
色々あれこれ思い悩んでいましたが、毎週レポを見ていると、晴れた日には必ず
エキスパートな登山者が入山しており、何とかトレースを使わせてもらえるかも・・・
・・・・登れるかどうかは、ほとんど他力本願です。

土合の駅の様子 路肩の雪はバスの屋根より高い所もあり、気温は-9度。
カリカリに凍結した道を慎重に運転していると、スノーシェッドの所で
ザックにワカンを付けて単独で歩いている女性とすれ違いました。
・・・・・彼女はこれから一人で白毛門方面へ行くのか・・
自分の甘い考えに反省して、トレースがなくても行ける所まで頑張ろう
という気持ちに切り替えました。
・・・・・6時過ぎにベースプラザに到着してみると......
すでに駐車している車も数台、もう準備を整えて出発する
登山者、ボーダーの方もいました。
そういえば・・・・・・昨年は緊急事態宣言中だった。 ( _ _)
ロープウェイは運休、ベースプラザも閉鎖していて人影もなく
晴れる予報の天気はどんより曇り、とても不安な気持ちでの出発でした。
先行者がいらっしゃるので、正直ホッと安心して
車内で少し横になり、ゆっくり準備して出発します。
久しぶりに夜中に起きて谷川岳へと車を走らせました。
昨年初めて登り、素晴らしい景色に出会えたので、毎年行きたい
コースの一つになりました。昨年は3月9日でしたので、ほぼ同じ
時期になります。
一昨日は荒れた天気、昨日も風雪が強くロープウェイは10時過ぎからの営業でした。
当然トレースなんかあるわけないです。
無理そうなら途中で引き返してロープウェイで天神尾根から行こうかなと
色々あれこれ思い悩んでいましたが、毎週レポを見ていると、晴れた日には必ず
エキスパートな登山者が入山しており、何とかトレースを使わせてもらえるかも・・・
・・・・登れるかどうかは、ほとんど他力本願です。

土合の駅の様子 路肩の雪はバスの屋根より高い所もあり、気温は-9度。
カリカリに凍結した道を慎重に運転していると、スノーシェッドの所で
ザックにワカンを付けて単独で歩いている女性とすれ違いました。
・・・・・彼女はこれから一人で白毛門方面へ行くのか・・
自分の甘い考えに反省して、トレースがなくても行ける所まで頑張ろう
という気持ちに切り替えました。
・・・・・6時過ぎにベースプラザに到着してみると......
すでに駐車している車も数台、もう準備を整えて出発する
登山者、ボーダーの方もいました。
そういえば・・・・・・昨年は緊急事態宣言中だった。 ( _ _)
ロープウェイは運休、ベースプラザも閉鎖していて人影もなく
晴れる予報の天気はどんより曇り、とても不安な気持ちでの出発でした。
先行者がいらっしゃるので、正直ホッと安心して
車内で少し横になり、ゆっくり準備して出発します。

車道は凍結しているので、チェーンスパイクをつけて行きます。

軒下のツララが平べったく、少し押されるように弓型になっているのは
風が常に吹いていて押されながら凍っていったからかな・・・・・

軒下のツララが平べったく、少し押されるように弓型になっているのは
風が常に吹いていて押されながら凍っていったからかな・・・・・

東の空が明るくなってきました。
あらかじめ用意していた登山届を登山指導センターのポストに入れて
裏手の登山道を登っていきます・・・・・AM7時
あらかじめ用意していた登山届を登山指導センターのポストに入れて
裏手の登山道を登っていきます・・・・・AM7時


朝日が照らします。尾根に乗っかると樹々の間から
白毛門~笠ヶ岳が見えてきました。もう天気の心配もなくなりました。
この冬初めての谷川岳、出かける前までは例年にない大雪ですので
何だかんだ心配事が多かったけど、夜中に起きて出かけるフットワークは
まだ持っていて良かった・・・・・

尾根の左側には雪庇が出ています。
肩の力も抜けて、ノンビリと風紋を眺めながら高度を上げていきます。
美しい風紋は前日に風が吹き抜けて荒れた天気のご褒美です。
白毛門~笠ヶ岳が見えてきました。もう天気の心配もなくなりました。
この冬初めての谷川岳、出かける前までは例年にない大雪ですので
何だかんだ心配事が多かったけど、夜中に起きて出かけるフットワークは
まだ持っていて良かった・・・・・

尾根の左側には雪庇が出ています。
肩の力も抜けて、ノンビリと風紋を眺めながら高度を上げていきます。
美しい風紋は前日に風が吹き抜けて荒れた天気のご褒美です。


先行者の深い踏み跡をたどって行きます。


チェーンスパイクからアイゼンに履き替えて
ピッケルを出して脇に差しておきます。
今日はクライムダウンしたりコブを乗り越える時以外はストックの方が良さそうです。
ピッケルを出して脇に差しておきます。
今日はクライムダウンしたりコブを乗り越える時以外はストックの方が良さそうです。


上越国境の山々、奥の県境あたりの稜線から先は雲海だろうか・・・・


青空に張り出した雪庇との境界を
進んでいくのが西黒尾根の醍醐味です。
進んでいくのが西黒尾根の醍醐味です。


人の歩いたトレースだけでなく、小動物の歩いたトレースも見えます。
軽いので雪庇ギリギリまで行ってから戻っているようです。
もう一つ、雪庇の先で消えているトレースが・・・・・
カモシカでしょうか・・・・そこから降りたようにも見えます。
ギリギリを通過していったのかもしれません。
軽いので雪庇ギリギリまで行ってから戻っているようです。
もう一つ、雪庇の先で消えているトレースが・・・・・
カモシカでしょうか・・・・そこから降りたようにも見えます。
ギリギリを通過していったのかもしれません。





先行者が2名、後ろの方はボードを背負っています。

後続の方はワンコと一緒です。

昨年は雪が締まっていて、ここからの登りが核心部でした。
アイゼンの前爪で蹴り込んで慎重に登りましたが、帰りの下りは少し緊張しました。

昨年見えたいた岩は雪で覆われてしまっています。見える岩は1つだけですね。
深い足跡を外さないように登って行けば安心です。雪片を落す心配もないです。
アイゼンの前爪で蹴り込んで慎重に登りましたが、帰りの下りは少し緊張しました。

昨年見えたいた岩は雪で覆われてしまっています。見える岩は1つだけですね。
深い足跡を外さないように登って行けば安心です。雪片を落す心配もないです。

傾斜はこれくらい。
これから暖かくなると少し不気味な傾斜です。
これから暖かくなると少し不気味な傾斜です。

帰りはどうしたもんだか・・・・・

ザンゲ岩~山頂が見えてきました。
ここのトラバース、最初に通過した人は、慎重にシッカリ踏み込んで
行かれたと思います。
ここのトラバース、最初に通過した人は、慎重にシッカリ踏み込んで
行かれたと思います。

昨年は雪も締っていたからか、もう少し上の方
雪庇に近い所を通っていました。
上を行けば雪庇が・・・下ですと傾斜が強くなる・・・・・
今回のトレースを付けた方は経験豊富な登山者だったと思います。
雪庇に近い所を通っていました。
上を行けば雪庇が・・・下ですと傾斜が強くなる・・・・・
今回のトレースを付けた方は経験豊富な登山者だったと思います。
空へと続いていく階段・・ではなくステップ。

奥に白く輝いている山々は越後三山かな・・・・

傾斜も緩くなってきました。

トマ、オキの山頂に人が見えます。
ここからだと雪庇の上にいるようにも見えます。
ここからだと雪庇の上にいるようにも見えます。


最後の登り、傾斜は緩いけど踏み跡は膝上まであり
一歩一歩、足を持ち上げるのが辛い。
ワカンをもってきているので、ここからはワカンに履き替えて好きに歩くのも
楽しいかなと・・・・・後で思いましたが、その時はもう楽しむ体力がなかった。
一歩一歩、足を持ち上げるのが辛い。
ワカンをもってきているので、ここからはワカンに履き替えて好きに歩くのも
楽しいかなと・・・・・後で思いましたが、その時はもう楽しむ体力がなかった。
爼倉が見えてきました。
西黒尾根もゴールが近いです。

天神尾根と合流すると人も賑わうと思うので、小さな岩に腰を下ろして
持ってきたサンドイッチでお昼にしました。
ここまで5時間少々、昨年より30分以上掛かりました。
・・・・・・・・・・・つづく。
西黒尾根もゴールが近いです。

天神尾根と合流すると人も賑わうと思うので、小さな岩に腰を下ろして
持ってきたサンドイッチでお昼にしました。
ここまで5時間少々、昨年より30分以上掛かりました。
・・・・・・・・・・・つづく。
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