コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

猛暑の中のヒナラン

2022-07-08 01:57:02 | 日記
二週間前の奥久慈探索ではウチョウランに多く出会いましたが
ヒナランには出会うことが無かったので、今回はヒナランに会いに奥久慈へ。
似たような環境に咲くのですが、ヒナランはもう少し湿り気のある半日陰を好み
岩場近くの湿った斜面や草むらなどにも咲いています。

猛暑がひと段落して台風の影響で小雨も降る曇りの天気予報でしたので
日射しが降り注ぐ猛暑よりも歩きやすいだろうと思っていましたが
車を走らせて行くと日射しも出てきて良い天気に・・・・・
車の窓越しでも熱を感じる暑さになってしまった。(-_-;)

濡れたタオルを首に巻き、飲み物を多めに持って出発。午前と午後の2カ所を
歩く予定でしたので、500ミリLを3本持っていきましたが
たとえ半日でも最低2Lは持っていくべきでした。
満開のネムノキの花に癒されて山里を歩きます。













雨が降らないので小川の水の流れはなく
里山全体が乾燥気味です。






オミナエシが咲く、どこか懐かしい山里の中を行きます。








ヒメコウゾの果実










湿った植林帯は風もなく、まさにサウナ状態。
もう汗だくになってしまった。










修行のような山歩きも、咲き残りのバイカツツジ、クモキリソウに慰められる。













尾根に上がっても今日は風がなく、湿気で霞む緑濃い夏の山風景。







この季節の景色として、また寒い冬になると懐かしく思い出すけど
今は、ただただ暑くて汗が止まることがないです。
500mmLペットボトル1本なんてすぐに飲み干してしまいます。
こんな時、空調服を着れば楽になるのだろうか・・・・・


午後は更に暑さは増して、熱中症の心配もしましたが
何とかヒナランが咲く花景色を見る事ができました。





































岩松の着生する岩場のヒナランを探していたら
ウチョウランの花が残っていました。















せっかく大汗かいて来たのだから
まだ見た事がない自生地を探してみようと藪コギしながら
急斜面を登ったり降りたりしていたら、いつか見てみたかった
群落に出会うことができました。
























今年は乾燥した猛暑が続いたので、初めに咲いた
下の方の花は枯れてしまっていますが、条件が良い時は
枯れないで残っていて豪華な花景色になると思います。
・・・・・また来年に期待しよう。




・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-




汗でズブ濡れになった体は冷えきって冷たく。顔は相変わらず汗で暑く・・・・・・

こんな時は、日帰り温泉に寄ると生き返る心地です。

帰りの常磐道は西方向に向かって帰りますので、台風が運んできた雲の影響で
美しい夕日を見ながら帰ることができました。


7月5日








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