コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

12月の房総探索 ~ サツマイナモリ・・・

2018-12-12 17:56:25 | 登山



しばらく雪山は期待できそうにもないので、今日は房総探索へ・・・・
ヒルがいなくなったら、年内に一回は行こうと思っていましたが、暖かい日が続いていたので
なかなか行けませんでした。

冬ですが房総の沢沿いは緑が濃いです。
















カタヒバの緑はやさしい感じがします。












台風や大雨でも生き残ったモロコシソウ
とても生命力が強く、倒れても折れても立ち上がってきます。











深い緑の中で赤い果実が目を引きます。

アオキ、マンリョウ、ハナミョウガ・・・





















イズセンリョウの花芽と果実。










沢の淵の壁や法面にはサツマイナモリがいます。
蕾が膨らんで、もうすぐ咲きそうな株もありました。

















上を見上げると、もう咲いている株も見かけました。











サツマイナモリ、房総では沢沿いや湿り気のある尾根の斜面などで見かけます。
私が見ている限りですが、九州の自生地のように、春になると一面真っ白になるくらい
花が咲くようなことがない感じがします。

同じ沢沿いでも12月の初め頃からポツポツ咲きはじめる所もあれば
3月ころから咲きはじめる場所もあります。株数も多くないからかもしれませんが
一面に咲いた景色は見ていません。

房総は北限の自生地ですので、その地で生き残る為に
その土地の環境にあった咲き方をするのかもしれませんね。

探しながら歩いていると目線の位置に咲いている株も何ヶ所でか見つけました。
















この花は雄しべが出ている株(短花柱花)というタイプです。

すぐ横には、雌しべがでている花(長花柱花)もいます。























こちらのタイプの方が魅力的かな・・・・薄紫色した2つの雌しべが可愛らしいです。

薄暗い渓谷ですと離れた所でも良く目立ちます。
初冬というより、12月ですが早春の花でしょうか。
車で移動していると、コスモスがまだ綺麗に咲いている景色の隣に
水仙がもう一面に咲いていたりして、真冬がなく晩秋と早春とが
隣り合わせで寄り添っている感じがします。

・・・・・・つづく













コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青空と石尾根 | トップ | 寒空の中、着生ラン探し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事