年末年始も関係なく薪作りを最優先して作業したかいあって
雪が降る前に全て割って運び終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/eb/b0c136e29d9a83865994244af6f9fe96.jpg)
後半は一輪車だけでなく
ATVのトレーラーも出してきて運搬もスピードアップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/95/0d108eeea6d9ce39f7226812430054cb.jpg)
一輪車の扱いになれている相方は
薪を山盛りにした重い一輪車を雪の上でも上手に運びますが
わたしは少なめに積まないと倒してしまったりするばかりか
下手をすると肘を痛めかねないので
ATVの方が確実です
薪を積むときには皮を上にして
なるべく収まり良く並べていきます
雪や強風で崩れないようシッカリとした固まりにするのが大事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/32/ce0aca4c88981c25e4cb5a9098c1b86b.jpg)
薪が呼吸できるように列と列の間は間隔を空け
ところどころ列の間に支えを入れます
ところで
相方はいつも積み上げられた薪の山の長さで量を表現しますが
これがわたしにはいつまでたってもピンときません
たとえば
ひと冬ぶんに必要な薪は20メートル、と言われても
すぐには量の想像がつかないわけです
彼のいうところの「1メートル」は約600リットル
20メートルは12,000リットル
つまり12立方メートル
一辺が1メートルのサイコロ12個分がひと冬の薪
この600リットルというのは
昔ながらの薪の量の数え方の単位 favn(ファヴン) を元にしていて
1 favnは60cmの長さの薪を幅、高さともに2mに積み上げた量
2400リットル=2.4立方メートル
ですので
うちの「1メートル」は4分の1 favnです
ただし薪は乾燥させると縮むので
(相方によると13%減)
今の段階で量を測るときは計算値より少し高めに薪を積んで数えます
おととし自宅の薪ストーブを買い替えるまでは
1 favnの元となるサイズ同様60cmの薪をスタンダードで作っていたのですが
新しいストーブがほんの少し奥行きが短く60cmだとぎりぎりなので
いまは余裕を見て50cmの薪を作っています
50cmに満たない半端な長さの薪も当然できるので
積んだ時の奥行きは45cmで計算
高さ1.5メートルに積み上げれば乾燥時には1.3メートルになり
幅1メートルごとに約600リットルが出来上がります
木を切っている時も
この木は1本で2メートルにはなるな、とか
今日のところまでで15メートル分くらいかな、とか
わたしにはまったく読めない予測をしている相方
不思議な単位です
ちなみに
辞書でこの favn という単語を引くと
「両手を広げた長さ、足6つ分の長さ、1.882メートル」
という記載があります
もしかしたら昔は薪を作る人は大男で
両手を広げると2メートルくらいあって
それで積み上げた薪のタテヨコをはかっていたのかな?
「違うとおもう」
と相方には即座に否定されましたが…
もう雪が降っても大丈夫!と思ったその数日後に
まとまった量の雪が降りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ce/e2fe26af390006bbb6f116b499c9bcba.jpg)
春までによく乾燥していい薪になってね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d1/fac6e83785db18ca8a618d0843c2e4fb.jpg)
雪が降る前に全て割って運び終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/eb/b0c136e29d9a83865994244af6f9fe96.jpg)
後半は一輪車だけでなく
ATVのトレーラーも出してきて運搬もスピードアップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/95/0d108eeea6d9ce39f7226812430054cb.jpg)
一輪車の扱いになれている相方は
薪を山盛りにした重い一輪車を雪の上でも上手に運びますが
わたしは少なめに積まないと倒してしまったりするばかりか
下手をすると肘を痛めかねないので
ATVの方が確実です
薪を積むときには皮を上にして
なるべく収まり良く並べていきます
雪や強風で崩れないようシッカリとした固まりにするのが大事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/32/ce0aca4c88981c25e4cb5a9098c1b86b.jpg)
薪が呼吸できるように列と列の間は間隔を空け
ところどころ列の間に支えを入れます
ところで
相方はいつも積み上げられた薪の山の長さで量を表現しますが
これがわたしにはいつまでたってもピンときません
たとえば
ひと冬ぶんに必要な薪は20メートル、と言われても
すぐには量の想像がつかないわけです
彼のいうところの「1メートル」は約600リットル
20メートルは12,000リットル
つまり12立方メートル
一辺が1メートルのサイコロ12個分がひと冬の薪
この600リットルというのは
昔ながらの薪の量の数え方の単位 favn(ファヴン) を元にしていて
1 favnは60cmの長さの薪を幅、高さともに2mに積み上げた量
2400リットル=2.4立方メートル
ですので
うちの「1メートル」は4分の1 favnです
ただし薪は乾燥させると縮むので
(相方によると13%減)
今の段階で量を測るときは計算値より少し高めに薪を積んで数えます
おととし自宅の薪ストーブを買い替えるまでは
1 favnの元となるサイズ同様60cmの薪をスタンダードで作っていたのですが
新しいストーブがほんの少し奥行きが短く60cmだとぎりぎりなので
いまは余裕を見て50cmの薪を作っています
50cmに満たない半端な長さの薪も当然できるので
積んだ時の奥行きは45cmで計算
高さ1.5メートルに積み上げれば乾燥時には1.3メートルになり
幅1メートルごとに約600リットルが出来上がります
木を切っている時も
この木は1本で2メートルにはなるな、とか
今日のところまでで15メートル分くらいかな、とか
わたしにはまったく読めない予測をしている相方
不思議な単位です
ちなみに
辞書でこの favn という単語を引くと
「両手を広げた長さ、足6つ分の長さ、1.882メートル」
という記載があります
もしかしたら昔は薪を作る人は大男で
両手を広げると2メートルくらいあって
それで積み上げた薪のタテヨコをはかっていたのかな?
「違うとおもう」
と相方には即座に否定されましたが…
もう雪が降っても大丈夫!と思ったその数日後に
まとまった量の雪が降りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ce/e2fe26af390006bbb6f116b499c9bcba.jpg)
春までによく乾燥していい薪になってね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d1/fac6e83785db18ca8a618d0843c2e4fb.jpg)
必要なのですね。拝見した量だと化石燃料では多分灯油1000リットル分くらいかなと思います。灯油は簡単に買うことが出来、あっという
間に燃やしてしまえることが、地球温暖化に拍車を掛ける大きな要因の一つですが、同じことを山で木を切り、乾燥して薪として使うなら
たいへんな労力が必要なので大切に使うし、火持ちもよい、伐採した後には木や草が生えれば、CO2を吸収してくれるので、とても環境に
優しいですね。見習わなければ。
favn という単位、 日本では1尺が0.303m、1間が6尺で1.818m、偶然にも殆ど同じですね。因みに1フィートは0.304
mで、これも尺と殆ど同じ、偶然にしては出来過ぎ。
薪の量ですが、写真は正面から裏手に向かって4列(1番右側だけ5列)になっていまして、だいたい34メートル(8.5favn)ほどある計算です。薪としては熱効率のあまり良くない松の大木(大風で折れていた)を持ち帰ったり、トウヒの木も環境整備上たくさん切ったりしたので大量にできました。ちなみにこの辺りでは手に入りませんが最も熱効率の良い薪はヒイラギで、樺の倍近くの3400kWH/fm3だそうです。
たしかに日本の寸尺と近い!面白いですね。そういえばわたしも最初にfavnの寸法を見たとき「畳くらいか…」と思いました。畳の大きさがわたしにとって身近でわかりやすいように、こちらの人には薪ひと単位の量はイメージしやすいのかもしれません。ほかにも干し草のロール1個のサイズやトナカイ1頭分の肉の量、なんていうのもあったりして…。