blog-atom 2

…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【鮭鱒漁の声】!

2010年04月07日 | 水産関連

北海道釧路に住む知人からの電話で、

太平洋小型サケマス船 (「以西船」ロシア海区に入らない)の

解禁が決まったとの連絡をもらいました!

HOKKAIDO NEWS LINK   4月6日付け記事

(北海道ニュースリンク・釧路新聞)  を参照

『太平洋小型鮭鱒流し網漁』のタイトルで釧路新聞web版にも・・・

「日本200カイリ水域内で操業する

太平洋小型サケマス流し網漁が15日に解禁となる。

全道の約4割に当たる30隻が出漁する根室地区は、

解禁日を前に出漁を予定する根室市内3港に

それぞれ集結を始めており、準備作業に追われている。

ロシア側に支払う漁業協力費が

2年ぶりに引き下げられていることから、

船主らは魚価動向に強い関心を寄せている。

太平洋小型さけます漁業協会(本部札幌)など関係団体によると、

今年の日本200カイリ内で着業を予定しているのは、

全道で82隻(昨年81隻)。

全体の7割が集中する根釧地区は、根室地区が30隻(同31隻)

釧路地区29隻(同27隻)で、このほか十勝、日高・えりも、

苫小牧地区からも出漁を予定している。

先月中旬に妥結した日本水域内の操業条件は、

カラフトマス2555㌧、シロサケ300㌧の計2855㌧で前年と同じ。

昨年、資源量が低水準として出漁を見送った日本海側は

200㌧の枠が確保された。

道東海域で取れるサケは、ロシア生まれという「母川国主義」から

日本水域内であっても協力費を支払わなければならず、

今季ロシア側に支払う漁業協力費は、

操業実績(昨年実績3億7800万円)に応じて

3億8500万円―4億4300万円の範囲内で決まる。

ただし、協力費のキロ当たり単価は、

2年ぶりの引き下げで昨年より4円11銭安い145円となった。

一方、ロシア200カイリ水域内で操業する

北洋サケマス漁業交渉は東京ラウンドでは決着が付かず

舞台をモスクワに移して継続協議中。

とありました!

いよいよ鮭鱒漁の声が聞こえて来ました・・・。