春の選抜甲子園で優勝したのは沖縄代表の興南高校
1960年に初めて沖縄県代表が甲子園の土を踏んでから
50年目の節目という事で、地元では大変な盛り上がりでしょう。
おめでとうございます!
全国の「水産高校」の中でも以前は甲子園の常連だった
『沖縄水産高校』に関する記事を見つけました!
沖縄水産高校専攻科、過去5年間、3級海技資格取得と
船舶や海にかかわる就職率・ほぼ100%・・・!
「県内唯一の船舶職員養成校の
沖縄水産高校海洋技術科専攻科漁業科・機関科が
2005年度以降、卒業時の最大目標に掲げる
国家資格・3級海技士の取得と就職で、
ほぼ100%の成果を挙げている。
本年度は卒業生17人のうち、
海上保安庁への入庁を目指している1人を除き、
全員が船舶や海にかかわる仕事への就職を勝ち取った。
卒業生は24日、「厳しい実習も仲間と励まし合い乗り越えられた」
「日本の資源を運ぶキーマンになりたい」 などと語り、
新出発に決意を込めた。
同専攻科では、水産高校や普通高校を卒業し、
大型船の船長などを目指す生徒が海洋技術を学んでいる。
2~2年半の教育課程のうち約1年間は海洋実習だ。
同校によると05年~08年度までの4年間、
卒業生計58人全員が3級海技士に合格し、
全員が海洋関係の仕事に就いた。
本年度、3級不合格となった1人も、
4月合格を目指して挑戦を続けている。
4月以降、外航船で働きながら学ぶ小森海生さん(20)は
「厳しい実習で逃げ出したい時もみんなで励まし合ってきた。
将来は日本の資源を運ぶキーマンの役割を担いたい」
と決意を述べた。
海洋調査船に乗る上原翔平君(20)は
「温暖化の兆候が一番早く表れるのが海。
深刻な地球温暖化問題を解決する一員として頑張りたい」
と力強く語った。
専攻科担任の大屋泰彦教諭は
「この5年間、ほぼ全員が船員の仕事に就き、
離職もしていない」と強調。
「現場経験のある教員や卒業生が、
自分たちの体験を通して海の仕事の厳しさや魅力、
使命感を明確に伝えてきた成果が出てきた。
専攻科卒の誇りを持って世界を見据え、
仕事をしてほしい」と語った。」
との記事を読み、若い世代の海(漁業)離れが進む中、
海に関わる若人が1校からこれだけ出ているのは
凄い事だと感じました!
各地で年に数回開催される「船舶職員養成講習会」
ここ数年間、新年度最初の講習会は気仙沼会場、
その気仙沼での講習会、今年は過去5年間で最多の
56人が受講という事です!
三陸新報web を参照