10月18日、この日は、久慈港で水揚げし、
補機のメンテナンスのために
母港、八戸に廻航！
とても寒い朝だったことを憶えている。
水揚げ後なので準備作業もなく、
朝日と灯台を撮影できた。
夜の灯台の光は漁師の道標であり
夜が明けても灯台を見ると港に来たと
安心できる！
次の日の朝6時の出港という事なので、
仲間4人で温泉に向った。
八戸港が母港で、船の準備作業等の
滞在期間、日中は作業しているので、
日中、郊外にでるのはこれが始めてだった。
尚、この時期、秋刀魚は八戸のすぐ近くまで
回遊していたのだった。
昔から、漁師をたとえた言葉に、（陸に上がった河童）というのがあります！が、
自分はその格言が嫌いでして、船の休漁時期は（陸でも生きられる河童）を実践して
いきたいと考えています。
それと年功序列というのも嫌いです！できる事はやる！というのが自分の考えでして、
船上での仕事は特にそうだと思っています！与えられた仕事をこなすのはあたりまえの事で、
年が若いからやれ！というのは自分の考えには、ない。
源榮丸に、今年から一人、20代の若者が乗船してくる、という話を聞いたが
ライバルと思って頑張ろうと今から張り切っています！
今日から毎年恒例の雪山作業！
船の仲間4人で春漁までの間行う
雪山での仕事が始まりました！
この仕事は積雪の中での歩行、
いろんな作業の学習、と
我々の船での仕事へのプラスになる事が多い。
船上での仕事では歩く事は限られている！
降雪の中での歩行はスタミナに、そして
船での仕事にはない技術を学ぶ事も
大事なファクターで、それを応用して、
船上の仕事に結び付ける事ができ、
しかもこの先、漁師以外の仕事にも
対応するための基礎にもつながる！
大事な仕事にいちずけています。
海の仕事以外でもこの先生き残れるために
頑張ります！
