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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

他国の秋刀魚漁船

2005年09月30日 | 水産関連

20050930_19452877920050930_195352213台湾の秋刀魚漁船です!
船団で来ているようです!
操業中、赤灯だけ灯す時が
ありますが、
理由は分かりません!

船体外板が黒いのはいか墨のでしょうか?
いか釣りもしているようです!

20050930_194419058ロシアの秋刀魚漁船です!
トロール式でしょうか?
集魚灯も少なく、暗いです。
あまり近くで操業しませんので
操業方法は分かりません!
船の隻数も少ないようです。

20050930_212708480日本と台湾の漁船
では操業形式が反対で
船の大きさも集魚灯の
光量も違います!
ロシア漁船とは操業方法も
違うようですね!

日本船だけでなく、ロシアの200海里内では他国の船も
秋刀魚漁に従事しています!


秋刀魚漁各漁労機械

2005年09月20日 | 水産関連

20050920_74748016「12段巻き」
秋刀魚を獲る棒受け網は
船首から船尾までの長さでして
錘の付いた足と呼ばれる網の最深部は
海面から、約50m程の深さになります。
そこからさらにこの機械までの距離、
最長で80m、最短でも52.6mのワイヤーを
巻き込まなければなりません。

到底、人力では仕事になりません!

船首から船尾までの12箇所に
12本のワイヤーを使い、この12段巻きと
呼ばれる機械で、操業時には
先に網の最深部を引き上げます。
最低でも12人分の引き上げ労力を
この機械1台で賄ってくれています!


調査捕鯨目視専門船

2005年09月15日 | 水産関連

9月9日、AM7時30分。襟裳岬の北沖で遭遇した
「第二共新丸」
No2kyoushinmaru1No2kyoushinmaru2最初はどこかの水産高校の実習船かと
思っていたが、
検索してみると
調査捕鯨船団の目視専門船でした。

よく見てみるとレーダーマストのやぐらに
目視している方々が見えます。

どんな作業をしているのか興味が湧きます。