9月23日・13時、女川港への入港予定時間が早まった事で、
急遽 母港気仙沼寄港となった…
1時間程で用事が済み、その後女川向け。
女川向け廻航中の南三陸沿岸沿いから望む山蔭、
澄んだ青空に鰯雲
暑かった平成最後の夏も秋へと確実にシフトしている…
サンマ漁大型船の解禁から1ヶ月が過ぎ、気が付けば9月も下旬…
サンマが美味い季節の到来だ…!
女川入港後、廻船問屋さんから
前航海のお祝いの縁起物が今年も届いた…
ありがたい事である…。
9月24日、水揚げ・氷の積み込みを終え9時女川出港。
漁灯を拡げ、凪良く沖へ…!
夕刻より漁撈長による水温調査…
我々機関部は冷水造り、
本船は漁に冷水・氷共に約50tを準備している!
漁獲した艙の上氷は水揚げ前に、冷水艙に入れて再利用するが
それでも全ての冷水を造り終えたのは23時…
市場で取水した清水に出港して海水を取水、
割合は船によって微妙に異なるが
循環混合後、水温20℃台からだと12時間以上を要する!
滅菌装置を通しながらキリリと冷えた滅菌冷水を造り、
甲板長にバトンを繋ぎます。
漁獲したサンマに対する氷と冷水の使用バランスが
サンマの鮮度に大きく関わる!
氷と冷水は豊富に準備しておく事は必須で、
その保冷も仕事の一部である。
25日朝7時、操業ポイント着、漂泊。
15時30分S/B。
空模様が冴えない…
小雨がパラつき、日没から本降りとなった…
降り続く雨と微妙な風の中、灯付きの悪いサンマに悪戦苦闘…!
操業・調査を繰り返し、時間が過ぎて行く…
1時過ぎ、風が止み雨があがると夜空には朧月
次第にサンマの灯付きが良くなって、漁灯を点すと
沸き上がるような白波が銀色に変わる海面…
漁灯の明かりに向かって跳ねてくるサンマの群れ…
時にサンマの群れは、こういう動きを魅せる!
このシーンを動画や画像に残せないのが残念である…!
このような動きを魅せるサンマ…
サンマ漁師達はこれに連鎖して作業のピッチも上がる…!
乗組員皆も、船に慣れて操業の流れがスムーズになり
操業に要する時間もかなり短縮…
真空ポンプが回復すれば、かなりスピーディーになる…!
纏まった漁獲で夜明けとなり、漂泊。
26日・15時30分S/B。
日没後、付近に船は見えない
西側の水平線にかすかにライトの光が動くのが見える…
1隻で調査・操業を繰り返し南東側へ…
イワシの反応が強まり、北側へ…
調査中各船が次第に近くなった頃にやや纏まった群れを操業!
付近に船が集まったが、水平線から月が顔を覗かさせた頃から
灯付きが悪くなった…。
西側へ調査…
群れによって、漁灯の明かりへの集まり方が異なるが
夜明けが近づいた頃に
また海面から沸き上がるサンマの群れ…
船脚が重くなり、漁撈長の声がスピーカー越しに響く…
船首側の残油を船尾側に全てシフト。
汗だくである…。
低気圧の前線の影響が懸念され、荒天準備!
夜明けより帰途航走!
昼過ぎから風・うねりが共に強まった!
陸よりの針路、陸中沖からコースを変え、沿岸沿いを微速で南下。
横からのうねりで船は大きなローリングを繰り返しながら…
船は作業場に衣食住区間が同居しているある意味特殊な職場である…。
特に漁船は漁を行うので、操業以外にもコミュニケーションをとる必要がある!
そのコミュニケーションのとりかたが、本船の漁撈長は上手いのだ…
十数人の大人の男達の集まりで構成されている船内でも
笑顔で働ける場がここにはある…!
今年は時化が多い…
漁場が沖よりだけにそう感じるのか…
サンマ漁大型船も今年の漁は前半戦から中盤戦へ…
船は微速で女川向け中、28日昼前の入港予定。
急遽 母港気仙沼寄港となった…
1時間程で用事が済み、その後女川向け。
女川向け廻航中の南三陸沿岸沿いから望む山蔭、
澄んだ青空に鰯雲
暑かった平成最後の夏も秋へと確実にシフトしている…
サンマ漁大型船の解禁から1ヶ月が過ぎ、気が付けば9月も下旬…
サンマが美味い季節の到来だ…!
女川入港後、廻船問屋さんから
前航海のお祝いの縁起物が今年も届いた…
ありがたい事である…。
9月24日、水揚げ・氷の積み込みを終え9時女川出港。
漁灯を拡げ、凪良く沖へ…!
夕刻より漁撈長による水温調査…
我々機関部は冷水造り、
本船は漁に冷水・氷共に約50tを準備している!
漁獲した艙の上氷は水揚げ前に、冷水艙に入れて再利用するが
それでも全ての冷水を造り終えたのは23時…
市場で取水した清水に出港して海水を取水、
割合は船によって微妙に異なるが
循環混合後、水温20℃台からだと12時間以上を要する!
滅菌装置を通しながらキリリと冷えた滅菌冷水を造り、
甲板長にバトンを繋ぎます。
漁獲したサンマに対する氷と冷水の使用バランスが
サンマの鮮度に大きく関わる!
氷と冷水は豊富に準備しておく事は必須で、
その保冷も仕事の一部である。
25日朝7時、操業ポイント着、漂泊。
15時30分S/B。
空模様が冴えない…
小雨がパラつき、日没から本降りとなった…
降り続く雨と微妙な風の中、灯付きの悪いサンマに悪戦苦闘…!
操業・調査を繰り返し、時間が過ぎて行く…
1時過ぎ、風が止み雨があがると夜空には朧月
次第にサンマの灯付きが良くなって、漁灯を点すと
沸き上がるような白波が銀色に変わる海面…
漁灯の明かりに向かって跳ねてくるサンマの群れ…
時にサンマの群れは、こういう動きを魅せる!
このシーンを動画や画像に残せないのが残念である…!
このような動きを魅せるサンマ…
サンマ漁師達はこれに連鎖して作業のピッチも上がる…!
乗組員皆も、船に慣れて操業の流れがスムーズになり
操業に要する時間もかなり短縮…
真空ポンプが回復すれば、かなりスピーディーになる…!
纏まった漁獲で夜明けとなり、漂泊。
26日・15時30分S/B。
日没後、付近に船は見えない
西側の水平線にかすかにライトの光が動くのが見える…
1隻で調査・操業を繰り返し南東側へ…
イワシの反応が強まり、北側へ…
調査中各船が次第に近くなった頃にやや纏まった群れを操業!
付近に船が集まったが、水平線から月が顔を覗かさせた頃から
灯付きが悪くなった…。
西側へ調査…
群れによって、漁灯の明かりへの集まり方が異なるが
夜明けが近づいた頃に
また海面から沸き上がるサンマの群れ…
船脚が重くなり、漁撈長の声がスピーカー越しに響く…
船首側の残油を船尾側に全てシフト。
汗だくである…。
低気圧の前線の影響が懸念され、荒天準備!
夜明けより帰途航走!
昼過ぎから風・うねりが共に強まった!
陸よりの針路、陸中沖からコースを変え、沿岸沿いを微速で南下。
横からのうねりで船は大きなローリングを繰り返しながら…
船は作業場に衣食住区間が同居しているある意味特殊な職場である…。
特に漁船は漁を行うので、操業以外にもコミュニケーションをとる必要がある!
そのコミュニケーションのとりかたが、本船の漁撈長は上手いのだ…
十数人の大人の男達の集まりで構成されている船内でも
笑顔で働ける場がここにはある…!
今年は時化が多い…
漁場が沖よりだけにそう感じるのか…
サンマ漁大型船も今年の漁は前半戦から中盤戦へ…
船は微速で女川向け中、28日昼前の入港予定。