秋刀魚漁（大型船）も解禁から10日が過ぎ、
北海道道東の主要港だけでなく、
本州の主要港にもサンマが水揚げされ、
各市場（秋刀魚水揚げ指定港）
共に流通が本格化してきました！
道東沿岸で始まった漁は、漁模様の不調に伴なって、
各船沖よりに調査！
日露中間線を越え、ロシアの領海内での操業となっています。
漁模様は低調傾向で解禁からの生産調整
（24時間休漁）が解除、
漁獲制限（道内水揚げ、32トン、本州48トン）も
9月1日の水揚げから解除される事になりました！
29日7時、釧路港を出港し16時漁場着、18時から調査開始、
濃霧の中での操業は朝3時半に終わり帰港、久慈港向け！
31日朝4時久慈港に入港し、水揚げ後漁場向け北上となります。
26日6時、女川港出港！
30分程航走しストップ。
出島付近、昨年10月の海難事故現場海域に
飲み物と煙草を供え焼香、合掌…
何事も無かったような穏やかな朝の海…
再航走後、気持ちを切り替え、
金華山にむかって航海の安全と大漁を祈願！
船は北よりに針路を取り北海道道東沖の漁場向け。
27日11時、漁場着漂泊！
16時30分スタンバイ、一連の作業
（集魚灯を広げ操業準備を整える）
18時から調査を始めたが、
ライトの光にハネるサンマは小サンマが多いようでした。
操業は20時から始まり23時に終えて帰途航走、釧路向け、
28日7時に釧路入港です。
25日、朝6時30分女川港入港、水揚げを終えて帰宅！
例年に無く早い帰宅となりました。
弟は気仙沼港に入港しましたが
女川港の方が相場が良かったですね。
穏やかな朝、共に帰港中の船！
23日、朝7時30分、釧路出港漁場向け！
昨夜操業していた僚船の様子は、
1～2航海目に操業した漁場(厚岸～落石岬沿岸)
が低調だった為、若干沖よりに調査したようです。
15時、前航海の漁場より30～40哩程南東側で漂泊し、
日暮れから調査するもサンマ見えず。
2時間程で、1回操業したが灯付きが悪く、北よりに調査航走！
01時から操業再開、3時30分操業終わり、
南下女川港向け！
操業時、海水温度12℃～13℃台の低水温域(濁水)では
灯付きが悪く、15℃台の高水の方で纏まった漁獲がありました！
久慈港を21日の朝6時に出港し、凪良く北上！
18時間の航走で、日付けが変わった0時過ぎに漁場着。
各船、漁模様はよくないようです。
雨の中始まった調査でしたが操業が始まる頃には止み、
替わりにうねりが若干高くなってきました。
（高波による小型船の転覆事故があったようです！）
灯付きの悪いサンマの群れで、
魚体組成は初航海より大の割合が減少、
夜明け前の操業で漁獲した群れには、
小サンマが多く、目立ちました。
夜明けまでの操業後、南下釧路港へ！
