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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【いさだスナック】!

2014年04月15日 | 水産関連

気仙沼遠洋漁業協同組合が鮫漁を「MSC認証」の申請を行ったとの事です。

MSC漁業認証とは

漁期、漁獲量、漁法など80項目について審査され、

国内では、京都府のアカガレイ、ズワイガニ、

北海道のホタテの漁が認証を受けている。

欧米諸国ではもうすでに MSC漁業認証 で認可された魚種しか

扱わないマーケットがあるとの事です…!

過去を踏まえると日本は、欧米諸国が始めた諸々に右倣えしてきた…!

やはり近い将来、日本も歩調を合わせなければならない時がくる と思う…

そんな中、日本でもMSC認証認定を重要視している漁師達がいて

将来にむけての理解を得ようとしている漁業が拡がりつつある!

東京オリンピックで海外から多くの人達が集まります。

世界文化遺産(ユネスコ無形文化遺産)に登録された「和食」…

各種の魚も当然食材の一つ、MSC認証を問われるかもしれない…

…まだまだMSCには無縁ですが、

南三陸の春漁(イサダ漁)は何年も前から漁獲定量を定め、

それを守りながら操業している!

そんな「イサダ漁」が漁獲したイサダを原料に、

石巻の水産加工会社とお菓子メーカーが、コラボ!

「いさだスナック」が4月7日より、東北六県の生協などで 期間限定販売。

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「いさだスナック」 by カルビー

by 木の屋石巻水産

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イサダ漁には 私も以前従事しており、今も従事している仲間は多い。

今期は漁模様が悪いようですが、頑張って下さい。

応援しています!


【キンメダイ】!

2014年04月06日 | 水産関連

金目鯛(キンメ)と云えば、静岡県・伊豆が名産であるが…!

静岡新聞@S  ニュース「くらし・話題しずおか」  

キンメに疲労回復物質「アンセリン」 と云う 4月5日記事 がありました!

伊豆名産の高級魚キンメダイに、

疲労回復効果があるとして近年注目されている「アンセリン」という物質が

多く含まれることが、県水産技術研究所伊豆分場の調査でこのほど分かった。

同分場は「食べると元気になる魚」として、

今後地元漁協などにPRするよう呼び掛ける。

アンセリンはサプリメントなど健康食品として人気がある。

同分場によると、昨年7月と12月、稲取漁港(東伊豆町)で

水揚げされたキンメ3匹(500グラム~1キロ)の

筋肉の成分分析を行ったところ、

いずれのサイズでも100グラム当たり190~220ミリグラムの

アンセリンが含まれていた。

また、キンメのうまみ成分の主体・アミノ酸類総量の52~63%が

アンセリンで、同分場によると

「食用魚類では最大の割合ではないか」としている。

アンセリンはカツオやマグロなどの大型回遊魚に

多く含まれていることが分かっている。

近年、伊豆周辺のキンメは不漁が続く一方、

千葉県や東京都などに水揚げされるキンメの存在感が増している。

同分場の担当者は「アンセリンを前面に押し出すPR作戦で、

伊豆のキンメの新たな付加価値向上策としたい」と話した。


【漁業・関連記事】!

2014年01月12日 | 水産関連

久々に「漁業」関連のネット記事を読み漁る時間ができました…。

そこで目にし、気になった記事を!

北海道新聞   「農林水産記事一覧」 1月10日付け記事に

--サンマ不漁、過去3番目 外国船の漁獲増が来遊に影響--

とありました。

たしかに昨年の漁後半は想定外の終漁だった…!

そこでWEDGE  infinity 日本を もっと、考える というサイトの

[特集] 甦れ!日本の漁業   この特集記事は興味深く読みました。

そして、ある記事の文中にあった

「早い時期に小さな変化に気付けば、

 やがて訪れる大きな変化にうまく対応できる」

これは自分自身も「できるかぎりの早期発見・状態変化に注意」

は心がけているつもり…。

多くの事にあてはまると思います…!


【漁師 に なろう】!

2013年05月12日 | 水産関連

宮城県北部船主協会のサイトを紹介します!

遠洋カツオ・マグロ漁船等の新規乗組員を広く募集しております!

 「漁船員(漁師)になろう」というタイトルの

宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所のブログ 

サイト管理担当者の優しさが伝わる文章がいいですね。

漁種が違っても同じで、新規乗組員が少ない港町の現実があります!

そんな中、私が今度乗船予定の船にも、

初めて漁船に乗る方が決まりました。

司厨士として30代後半の挑戦!

頑張ってほしいと思います。


【魚の国のしあわせ】!

2013年02月03日 | 水産関連

Sakananokuninosiawase認知度が少ないのでちょっとPRしておきたいと思います!

水産庁  魚の国のしあわせ

by 「魚の国のしあわせプロジェクト

選定された商品は「Fast Fish」のロゴマークが記されています!

Fast Fish

手軽・気軽においしく、水産物を食べること及び

それを可能にする商品や食べ方のことで、

今後、新規需要の開拓等、普及の可能性を有し、

水産物の消費拡大に資するものです。

Fast_fish2

趣旨

急速に進む日本人の「魚離れ」を食い止めるため、

水産庁は1日、官民共同の「魚の国のしあわせプロジェクト」を始めた。

生産者、メーカー、小売業者などに呼びかけ、

「調理が面倒」と敬遠されがちな魚を

手軽においしく食べられるような商品を公募し、官民共同でPRする。

Fast Fish 第1回選定商品

Fast Fish 第2回選定商品

Fast Fish 第3回選定商品

Fast Fish 第4回選定商品