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…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

丑年 大晦日!

2009年12月31日 | 私事

ついに今年も大晦日・・・

長かったような、短かったような丑年(平成21年)も

1日を残すばかり…

今年も1年間、どうもありがとうございました!

結果的に「漁師」としての現場(船上)からの記事投稿が

あまりにも少なく、不本意な1年になってしまいました。

鮭鱒漁の休漁、春漁途中離脱。

アラフォーの挑戦、海技免許取得に向けた講習、海技試験、

出漁1時間前の怪我による秋刀魚漁不参加、

入院、手術、ギブス、車椅子、松葉杖、リハビリ、

そして漁の断念…

本来であればブログの更新も自粛または休止すべきだったのかも

しれませんが、自分史として残す事を勧められたことで

自身も記録として残す事を決断し、またいろんな葛藤の中、

ブログ更新時が一番落ち着く事を覚え、開き直り

興味ある事項の紹介などを自身も勉強しながら

投稿を続けてきました。

そんな中、コメントやメールで励ましていただき、感謝しております。

当初、全治は術後3ヶ月から4ヶ月(個人差あり)と云われ

早く船に復帰できるように、時化海でも働ける足を取り戻すように

雪が降る前に走れるようにと自分なりに頑張って来ましたが

なかなか簡単にはいかず、思うように回復せず、

現在は屋内プールでのリハビリが続いている状態です。

そのプールも年末年始の休みとなり、術後4ヶ月で走れるまで回復

という青写真も崩れつつあるようです…

従事するべき秋刀魚漁も漁期を終えてしまいました。

無念ですが、新しい年も当分はリハビリ生活が続きそうです!

2009’ 大晦日、 2010’ 寅年にむけて

blog-atom をご覧の皆様、本当に今年もお世話になりました!

良いお年をお迎え下さい!

平成21年、丑年 大晦日         漁師アトム


それぞれの【CHANGE】!

2009年12月30日 | ブログ

昨年に引き続き10月1日から始まった「伊達な旅 ふたたび」

仙台・宮城DC(仙台、宮城伊達な旅キャンペーン)も

いよいよ明日12月31日をもってファイナル!

明日は大晦日、ついに2009’(平成21年)もあとわずか・・・

新しい年への【チェンジ】!

いろんな事がありすぎた今年(丑年)は、自分にとって

干支には もう(モウ)しわけありませんが、もう たくさん 

と感じる1年になってしまいました。。。

くしくも世の中は【チェンジ】が叫ばれた年でした。

そして、いろんなチェンジがありましたが、

世の中そう簡単に変らないということを実感した年でもありました!

それでも a  change :  an  alteration  (変化)しなければ・・・ 

チェンジ(変わる)には節目が大事な要素と考える自分にとって

今年は鮭鱒漁休漁をチャンスと考え、そのきっかけを掴み、

自分にとってのチェンジの年にし、今後に繋げるという意味で

本当に大切な漁シーズンを迎える節目である筈でした…

気負いが大きかった分、結果、出鼻を挫かれて、失意も大きく

本来、漁で発揮しなければならない気合という名のエネルギーを

心の葛藤に使ってしまった…。

若い頃に何かの本で読んだ「体力が気力を生む」という言葉。

下積み時期(下回り)が長かった分体力はつけさせてもらいました!

そのおかげで30歳代は勢いよく、あっという間に過ぎ去った。

自分にとってはそれまでの乗船経験で一番合っていた

「第二源榮丸」という最高の土俵に巡り会った運もありますが…

(この船に乗船し、巡り会った方々のおかげで漁に対する

考え方や姿勢が一気に大人になったように自分が変った)

我々が乗り組む鮭鱒、秋刀魚兼業の大型船では

2~3人の下回り作業を行う人間が最低限必要で

体力勝負の仕事をこなさなければならない人間=(イコール)若人

という序式であり、3年程前に定年で退職した方々に代わって

20~30歳代の若人が乗船し、下回り作業に関しては世代交代!

私もアラフォー世代となってからは体力低下を感じ始めました。

そして、私は怪我で参加出来なかった今期も漁期終了、

先日、若人3人が下船した事を聞きました…

残念ではありますが、漁に参加出来なかった私は何も言えない…

それぞれの「チェンジ」がそこにある・・・

来年の干支は寅 「千里行って千里戻る行動力を持つ」という

寅のようにトライアルすべき1年になりそう!

「行く年・来る年」 明日大晦日から元旦にかけて

日本列島は嵐の予報!

この嵐で今年の災いが吹き飛んで、

嵐の後の順風満帆、そういう年を迎えたいと切に…。

新しい年を迎える準備を整え、そして新たな節目に!


【タコぷりん】と【志津川タコ】!

2009年12月29日 | ブログ

「西の明石」・「東の志津川」は美味いタコの二大産地!

タコを使った食品 今や「たこ焼き」の知名度は高く、

(西・明石)では一般的。 ですが(東・志津川)は、

産地のわりに「たこ焼き」があまり一般的ではない…

主に煮タコとして商品化されるものが多く、地域柄なのか

タコを使用した加工食品は少ない!   しかし、

一昨年あたりから南三陸町では、その「志津川タコ」をPR中です。

2008年みやぎふるさとCM大賞

銅賞受賞 「南三陸のタコ」編 にある台詞

「おらほのタコはアワビをいっぺ~喰ってっから 

うんめえ~んだよなぁ~」

PRの動きは知っていましたが、今回初めて知った 「タコぷりん」

20091226_005 食べてみると、POPに記されているキッシュ

quiche】(キッシュとはフランス・アルザス地方で古くから

親しまれている家庭料理です)

とありますがどういう料理かは知りません…

が「プリン」というイメージとは大きくかけ離れていましたね。

私的にはタコが入った「グラタン」のような感じ・・・

20091228_004  20091228_010_2

タコの食感もよく、旨かったです。

お酒の肴に合いそうで、たこ焼きとは全く趣旨が違うようですが

たこ焼きのように食べやすい一口サイズだったら

もっと普及するのでは… というのが正直な感想でした。

煮タコでの流通が多かった「志津川タコ」ですが

最近では「刺身」で食したいという方々が増えてきたらしいです!

また、その他にも「焼きタコ」や「出汁」、「タコめし」など

新鮮で旨い「志津川タコ」を使った調理。

「タコ刺し」に調理するには鮮度がいいほど造りやすい!

刺身を造る際、生きの良い切った足の吸盤をまな板に吸い付かせ

上になった方の薄皮に包丁で切り込みを入れ、吸盤側に剥き

まな板に吸い付かせたままの吸盤ごと皮を取り、

残った白い身を刺身にします!

「タコ刺し」は「イカ刺し」に似ていますが

実際「イカ刺し」はやっぱり「イカ」 、「タコ刺し」は「タコ」

イカとは食感も違った感じで、噛むほどに味わいが出ます。

「焼きタコ」 煮タコの足先数本を10cm程で切り、

串を刺して炭火で炙り、昆布しょうゆを浸けて食べたり

鍋物の出汁に使ったり、頭の身を刺身のように切って

米とのコラボ、炊き込みご飯にしたり…

今期のタコ漁は、今が最盛期 「志津川タコ」、御賞味を…!


コンタクト!

2009年12月27日 | 私事

本日、オキノカモメさんとコンタクトして来ました。

話合いの結果、私の要求に対して御理解頂いたと解釈します

今後はオキノカモメさんからは嫌がらせに値するコメントはないと

思います事を報告しておきます。

皆さんにも私のコメントで不愉快な思いをさせてしまった事を

お詫びいたします。

どうも申し訳ありませんでした!

今後ともblog-atomをよろしくお願いします。