blog-atom 2

…漁師アトムの航跡… ~ある沖乗り漁師の綴記~

【staff Tシャツ】!

2014年04月26日 | 私事

20140426_080432 昨年 共に乗船して働いた若人が今期から機関部入りする。

その若人が挨拶かわりに贈ってくれた Tシャツ…!

20140426_080412 by しゅーへーPRODUCE !

自身が企画・デザインして機関部のみんなに贈ってくれました!

ありがとう

もうすぐ今期の漁の準備作業が始まります…

仲良くやって行きましょう!


【いさだスナック】!

2014年04月15日 | 水産関連

気仙沼遠洋漁業協同組合が鮫漁を「MSC認証」の申請を行ったとの事です。

MSC漁業認証とは

漁期、漁獲量、漁法など80項目について審査され、

国内では、京都府のアカガレイ、ズワイガニ、

北海道のホタテの漁が認証を受けている。

欧米諸国ではもうすでに MSC漁業認証 で認可された魚種しか

扱わないマーケットがあるとの事です…!

過去を踏まえると日本は、欧米諸国が始めた諸々に右倣えしてきた…!

やはり近い将来、日本も歩調を合わせなければならない時がくる と思う…

そんな中、日本でもMSC認証認定を重要視している漁師達がいて

将来にむけての理解を得ようとしている漁業が拡がりつつある!

東京オリンピックで海外から多くの人達が集まります。

世界文化遺産(ユネスコ無形文化遺産)に登録された「和食」…

各種の魚も当然食材の一つ、MSC認証を問われるかもしれない…

…まだまだMSCには無縁ですが、

南三陸の春漁(イサダ漁)は何年も前から漁獲定量を定め、

それを守りながら操業している!

そんな「イサダ漁」が漁獲したイサダを原料に、

石巻の水産加工会社とお菓子メーカーが、コラボ!

「いさだスナック」が4月7日より、東北六県の生協などで 期間限定販売。

Isadas1

「いさだスナック」 by カルビー

by 木の屋石巻水産

Isadas2 Isadas3

イサダ漁には 私も以前従事しており、今も従事している仲間は多い。

今期は漁模様が悪いようですが、頑張って下さい。

応援しています!


【芽吹き】!

2014年04月11日 | 私事

4月も中旬となりますが、

南三陸から気仙沼までの山道(県道65号)沿いにはまだ根雪が残り、

沢伝いに雪融け水が、川にむかって春を急ぐように流れている…

遅れをとらないようにと草木も芽吹き、春色の花は蕾を開き、春色を明ける…

春遅い南三陸にも季節が巡る…。

寒気が入り、気温は乱高下、日の出と共に北風が吹き始めた…

…8時過ぎ、気仙沼魚市場に 春漁(イサダ)漁船が次々と入港してきた…

岩手・宮城、イサダ漁は最近漁模様が悪くなったと聞いており

風が強くて心配していましたが、久々に回復してよかったなと思ったら

海上は突風で、諦めての帰港だったらしい…

本船の乗組員も春漁に従事している方々が多い…

くれぐれも気を付けて働いてほしい。

気仙沼港では、鮭鱒漁に出港する船の準備が始まったようです!

いろいろな春本番はもうすぐ…!

気持ちも芽吹いてきます!


【球春到来】!

2014年04月07日 | 私事

高校野球  春の甲子園  第86回選抜高等学校野球大会 は



出場32校が数々のドラマを残し、終わりました!



それにしても「選抜高等学校野球大会大会歌」はいいですね…。



「今ありて 未来も扉を開く…」 の行に共感、歌詞全てに感動…  



「今ありて」

作詞…阿久 悠  作曲…谷村 新司



1、新しい季節(とき)のはじめに
  新しい人が集いて
  頬(ほほ)そめる胸のたかぶり
  声高(こわだか)な夢の語らい
  ああ 甲子園 草の芽 萌え立ち
  駆け巡る風は
  青春の息吹か
  今ありて 未来も扉を開く
  今ありて 時代も連なり始める


2、踏みしめる土の饒舌(じょうぜつ)
  幾万の人の想い出
  情熱は過ぎてロマンに
  花ふぶく春に負けじと
  ああ 甲子園 緑の山脈(やまなみ)
  たなびける雲は
  追いかける希望か
  今ありて 未来も 扉を開く
  今ありて 時代も連なり始める

  ああ 甲子園 緑の山脈(やまなみ)
  たなびける雲は
  追いかける希望か
  今ありて 未来も 扉を開く
  今ありて 時代も連なり始める
  今ありて 時代も連なり始める



宮城県からは 気仙沼市の 東陵高等学校 が初出場でした。



まだ春本番には少し早い宮城県北(気仙沼・南三陸地域)ですが、



3月末は悪天候だったことから、4月になって野球の練習試合が始まり、



ついに当地方にも球春到来である!



我が家の高校球児は岩手県大船渡市へ、末っ子の野球少年は気仙沼市で



4月6日の日曜日、それぞれ練習試合が行われ、



私は小学生の方に付き添いましたが、



寒の戻りで冷たい風に、時折雪が舞って寒い一日でした…



それでも子供達は、普段の仮設住宅が並ぶ校庭ではなく



他校の広い校庭(グラウンド)で元気に頑張った。



大震災後、子供達の運動不足が心配されている…



ガレキ撤去後の更地は昔の「原っぱ」とはまるで異なり、

当然遊べる場所ではない…



身近な場所に広場や公園、もしくはプレ運動施設がほしいものである…。



そんな中、3月30日に気仙沼フェニックスバッティングセンターがオープン。



私も早く子供達を連れて行きたいと思っています!





 










【キンメダイ】!

2014年04月06日 | 水産関連

金目鯛(キンメ)と云えば、静岡県・伊豆が名産であるが…!

静岡新聞@S  ニュース「くらし・話題しずおか」  

キンメに疲労回復物質「アンセリン」 と云う 4月5日記事 がありました!

伊豆名産の高級魚キンメダイに、

疲労回復効果があるとして近年注目されている「アンセリン」という物質が

多く含まれることが、県水産技術研究所伊豆分場の調査でこのほど分かった。

同分場は「食べると元気になる魚」として、

今後地元漁協などにPRするよう呼び掛ける。

アンセリンはサプリメントなど健康食品として人気がある。

同分場によると、昨年7月と12月、稲取漁港(東伊豆町)で

水揚げされたキンメ3匹(500グラム~1キロ)の

筋肉の成分分析を行ったところ、

いずれのサイズでも100グラム当たり190~220ミリグラムの

アンセリンが含まれていた。

また、キンメのうまみ成分の主体・アミノ酸類総量の52~63%が

アンセリンで、同分場によると

「食用魚類では最大の割合ではないか」としている。

アンセリンはカツオやマグロなどの大型回遊魚に

多く含まれていることが分かっている。

近年、伊豆周辺のキンメは不漁が続く一方、

千葉県や東京都などに水揚げされるキンメの存在感が増している。

同分場の担当者は「アンセリンを前面に押し出すPR作戦で、

伊豆のキンメの新たな付加価値向上策としたい」と話した。