28日16時30分、女川港出港、
強い西風を左舷に受けながら微速で北上!
29日15時、襟裳岬北東沿岸で漂泊。
西風が依然として強く、各船襟裳岬の山陰に漂泊中で
(気象予報では日暮れ前に止むはずの風を待っている)
スタンバイ後、17時から水温調査航走、
18時からライトを点灯、北東側へ調査航走!
18時30分、反転、各船が一斉に南下開始!
「ライトを固定!」漁労長の声が3台のスピーカー
(船首、左舷、船尾)から伝わる。
こういう時は調査航走ではなく、
違う海区への移動航走で目的地向け!
プロッターを見ると
襟裳岬の南南東約30哩に目的地のカーソル(印)。
「福島船団の数隻が日暮れから大群操業中」との
無線連絡を受けての南下移動でした。
しかし1時間半程南下するとサンマが海面いっぱいに跳ねている、
気が付けば風も止み、良い凪に!
各船も付近でストップ! 操業が始まりました。
21時まで3回操業 し、小サンマが目立ちはじめた為、
南下調査移動、ライトで探照すると、
あちこちでサンマが跳ねているが漁労長は船を止めない!
ソナーでの濃い反応をめざして!
30分程の移動で操業再開!
ここでも3回操業して移動。
移動なしで大群操業を続けると小サンマの割合が多くなるようで、
移動して別の群れを見つけての操業の方が効率が良いようでした。
操業9回、23時30分終わり。
例によって経済速力で南下帰途航走女川港向け!
30日19時30分入港予定。