28日朝5時、花咲入港。
入港船が多く待ち時間があり水揚げを終えて
3航海目の出港は10時。
11時間の航走を経て21時漁場着、
N43°05"E148°53"付近、水温15、2°
この夜の群れは魚体組成が良く
大型魚の割合が多かった。
夜明けまで操業し漂泊！
29日は夕刻から調査を始めるも、
昨夜のような大型魚の群れは見えず
小型魚の群れしか見えなくなり、北西よりに調査、
しかし水温が上がり、
21時より調査しながら南下帰途航走！
今年は例年同期と比べ、
北海道道東沖への冷海水の流入が遅れているようで、
海面の高水温域の範囲が広く水温図で見る以上に
低水温域は狭いようです！
現在の主漁場から港まで20℃超の水温が続いています。
船は厚岸港向け中！
花咲港に水揚げし、11時出港漁場向け！
22時頃漁場に着くも、
記録的大漁だった昨年とは、うって変わり、
今年はまだ群れが薄く、漁模様は低調です。
魚体組成は中、小型魚が多く、
網を巻き揚げる前には水面に体長2～3㎝の稚魚も多く見られます。
稚魚は網の目から抜け出しますので漁獲する事はありません！
漁場は前漁場よりさらに南東沖へ各船調査範囲を広げ
N42°38"～50"E148°37"～40"水温12、4°～14、1°の潮境と
13、8°～14、5°の潮境とでは大、中、小型魚の割合が
大きく異なり操業船も分散しています。
25日は操業後、夜明けより漂泊。
26日の操業後は夜明けから70哩程北上し漂泊！
27日は群れ見えず、22時過ぎからは調査しながら帰途航走、
花咲港に向けました。
釧路港を出港し北上航走中は晴れていたのが
夜半から濃霧となり、23日は18時～04時まで操業、
夜明けから夕刻まで漂泊し
24日は23時までで操業を終え南下帰途、花咲港向け！
漁場は色丹島南東沖N43°20"～23"E148°18"～13"
水温17、3°花咲港までは約10時間。
帰宅時の予定では八戸集合が8月19日
でしたが、予定が変わり18日の集合！
あっという間の夏休みが終わり
いよいよ明日からの出漁準備作業を経て
21日、釧路港向け廻航、23日釧路出漁となります！
