誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

雪に誘われて、久住山へ山歩

2019-01-28 17:21:32 | 山歩き

     久住の山に待望の雪が降りました。(1/26降雪、お山歩1/27)

    本日の天候、快晴で北西の風1m/sと好コンディションの山歩日よりです。

   ただし、最高気温が10度というのが、唯一の気掛かりです。

   お昼頃から快晴の予報に、一抹の不安を胸に抱きつつ我が家を8時過ぎに出発する。

    ガーン!

   不安的中で、牧ノ戸の駐車場は雪山ファンの車で埋め尽くされていました。

   猟師山登山口の駐車場に戻って、改めてスタートとなりました。

    猟師山登山口の駐車場がスタートです。

    出発前にライブカメラで確認したいましたが、しっかり積雪しています。

   アイゼンを履くまではないかと思うけど念のためにアイゼンを持ってスタートします。

    毎度お馴染みの牧ノ戸登山口、みなさんアイゼンを装着していました。

   カミさんには、ここからアイゼンを装着させました。

   出掛ける前の天気図通り、薄曇り空で北北西の弱い風です。

   時々吹く風も横風なので殆ど寒さを感じず、最高の雪山お山歩日和です。

    まだ、薄い雲を被って久住の山々は姿を無いせていません。(沓掛山を下って)

   11時頃になったら、高気圧が九州上空に張り出すのできっと晴れるでしょう。

   

    星生山南西尾根、時々、星生山が姿を見せ始め良い兆候です。

   星生山頂~星生崎の尾根を歩きたい気持に駆られましたが、先ず、久住山に挨拶に向かいます。

    西千里浜、久住山が時折姿を現し始め、青空も見えてきました。

    予報通り、青空に久住山が浮かび上がってきました。

   星生崎のの岩峰を見上げながら、避難小屋へと足を延ばします。

    避難小屋周囲にも沢山の登山者の姿が見えます。

   ここまで登ってくると、久住山の山頂まで20分です。

    思ったほど積雪は深くなく、幾らか滑りそうな場所はあったけどアイゼンは装着なしでした。

   雪の上を歩くことより、先に登っって行った20人ほどの団体さんの行動が気に掛っていました。

   結構広い久住山の山頂ではあるが、北風を避ける南西には余り食事する窪みがなのだ

   そんなことを考えながら登って行くと、久住山~稲星山の稜線に着き久住の山頂も見えてきました。

   おっ、山頂から団体さんが下ってきます。

   時間が押してきていたのでしょうか、青空の下最高の景色での食事もお預けのようでした。

    山頂に到着です。

   360度の展望、一回転してもな~んにも遮る物は有りません。

    前後して登った登山者にツーショットを貰うと、岩の窪みに飛び込んで山ランチを愉しみます。

   写真はありませんが、雪山ランチは手軽な、カップ麺とおにぎりでした。

    ゆっくり山ランチを戴くと、お山を下り始めます。

   大分雪が溶け始めてきて、アイゼンを付けたカミさんは歩きにくそうです。

   久住山と中岳分岐の手前まで下り、御池巡り?直帰?を窺うと左足付け根に違和感と

   アイゼンを外して、ピークの真ん中を突破して久住山避難小屋の広場へ下る。

    星生山を見上げると、青空と星生山がここまで来いよ~と誘っているようだった。

   と、足に違和感を訴えていたカミさんだったが、”星生山を歩きた~い”と言い出したのでした。

   小屋の横から星生山尾根?に取り着き、急登の星生山登りが始まった。

    アイゼンを外したままで、少し苦戦したカミさんだったが、広場から分で星生崎に登りました。

   ここから、久住山一帯の中でも、好きなルート上位の星生山稜線歩きが始まります。

   雪も少し残っているし、冷え切った岩を掴むのも嫌なので、南側をトラバースします。

    南斜面をトラバース

    今から歩く、稜線を眺めたり

    軌跡を振り返ったり、楽しい山歩きを堪能できます。

   山頂直前の岩場を慎重に超えると、星生山の山頂に到着です。(避難湖や広場から分)

    星生山の山頂も360度大パノラマです。(久住連山は全て360度のパノラマですが)

   想定外の星生山歩き、時計は14時を回っています。

   買い物なんか、明日に回しても良いけど、取敢えず下山することにします。

   南西尾根を下るか?星生山分岐へ急降下するか?迷った挙げ句に南西尾根へ向かいます。

   *南西尾根を選択したのは大間違い、やっぱ南西尾根は登りに使うべし!

    星生山の南西尾根へと向かいます。

   南西尾根の急傾斜が始まると、大変な修羅場が待っていました。

   2ヶ所の岩場は覚悟していたが、思った以上に泥濘んでいて、右に左に何回転したか

   正に這々の体で南西の尾根を下りきったとき、カミさんの目が吊り上がっていた様に見えた。

    転倒も尻もちも無かったけど、やっと難尾根を下ってきました。

    泣かされた南西尾根を振り返ります。

   さあ~ここから、1512mピーク手前までは、下り一辺倒の楽チン山歩きです。

   ただし、冬の久住山独特の田圃道になっていなければの話です。

    ラッキー~

   思いの外雪が残っていて、田圃道は免れそうです。

   「良かったねぇ~、足の違和感はどんな?」

   「ちょっと、星生山は欲張っちゃったかなぁ~」

   今回の反省、次回の糧にしましょう。

    久住のお別れの朝以後の登りが始まります。

   なんてこと無い登りだけど、星生山の山頂から下り一辺倒で筋肉が登りに順応しない

   何組かに追い抜かれ、何組かを追い抜いてようやく沓掛山に戻ってきました。

    沓掛山から振り返ると、もうそこに雪の久住山はなかった。

   暖冬、たった1日の雪山、次の降雪は何時でしょうか?

   沓掛山から牧ノ戸登山口へ降りていきますが、北西に面している影響でしっかり雪が残っています。

   木の階段の後から、東屋への斜面はまだましで、東屋から登山口はアイゼン装着を迷うほどでした。

    ゴールが見えてきました。(5時間20分の山歩き)

   But、まだここから、猟師山登山口まで歩かなくちゃなりません。トホホ

   登山、イベントなど、駐車場の確保は大事ですね。  

コメント (4)
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