誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

七年山~桑原山の読図周回

2010-12-09 | 山歩き
2010-12-04(快晴)・・・・Yasu・Fuka・Yamahiro

 12/02-嬉しいお誘いのメールが届く♪
開口一番、『一緒に歩きます。よろしくです』と返事する。

 山歩きの鉄則、『早発ちの日没前に下山!』と、日の出前の6時に集合
R10~R326を北上して、北川町河内名から藤川内温泉を目指し
桑原林道起点を示す倒れた標柱から入り込むと前夜の強風で林道は落石と枯れ枝の山
取り付き予定の尾根より、随分手前の空きスペースに駐車(yamahiro車だったらなぁ~--;)
舗装の林道を30分登っていく(山ガールなら、舗装歩きヤ-ダア~と嘆きそう)

 七年山~桑原山の稜線から、東に派生する大きな尾根に取り付く
自然林だ♪柔らかな木漏れ日が差してくる、素晴らしい山歩きの予感だ
急登を!痩せ尾根を!登る、右手に澄み切った青空を背景に七年山が見える。
  
登山口から1時間経過した頃から、傾斜が増し息が上がってしまう ふぅぅぅ~
行く手を遮るかのように大岩が現れ、右に左に大きく遠巻きで登って行く
 登山口から、ピッタンコ2時間で、七年山~桑原山の稜線に出合う。
稜線を北に下る・下る・下ると登り返しが待っている(--;)
稜線出合いから30分弱、ほとんど展望のない『七年山頂』に着く
樹間から目を凝らすと、九住の黒岳と豊後富士を見ることが出来た。
  
 七年山から稜線出合いまで往路を戻る。
稜線の展望は諦めていたのだが、落葉樹のこの時期は格別だった。
木山内岳は勿論、夏木山から犬流れを経て、桧山と新百姓山、その奥に傾山
まだまだ、ポッコリ尖がり頭の鹿納坊主、後ろを振り返れば『たぶん、石鎚山!』
3人の口からは、良い山日和に最高の尾根だねと絶賛の声だった。
  
 緊張?のトラバースを2回越えると、木山内岳~桑原山の稜線が見えてきた。
北西に案内テープが付いているが深い谷に降りており、縦走路と離れて行く・・
地図を片手に南尾根を進むと、桑原山まで標高差200mの鞍部に到着する。
鞍部から見上げると、天を突く様な急登りが果てしなく続いているようだった。
と、急斜面を滑るように下ってくる登山者に出会う。(会話無しーー;)
(此処で下山者に出会ったが、本日唯一の人の出会い! ホントに人だった?)
   
急登に入るとランニングの疲労が残っているYasuさんが、俄のダブルストックだ
膝が痛いと言う、Fさんもいつの間にかエコストックを握っていた。
yamahiroは見栄を張って、最後尾から両手両足の4輪駆動で登った。
傾斜が緩くなると、木山内岳~桑原山縦走路となり、4月に歩いた桑原山ルートになる
   
 12:30-予定より若干(?)遅れながら、桑原山頂に到着する。
山頂は、春を思わせる陽だまりで、ポカポカ陽気の中で食事が出来た。
大崩山・鬼の目山に繋がる、隠された秘峰『まんくら山』を見下ろす。
遠くには、市房山や石堂山(、三方山か? 同定出来なかったが・・)も見えた。
 下山は、桑原登山口ルートを下り、途中から道なき読図で下る。
幸運な事に地籍調査があったばかりらしく、小藪が刈り取ってあり目印にも役立った。
とは言え、鈍頂の尾根のため、幾度となく地図とコンパスで確認が必要だった。
人工林が現れると一安心し、境界歩きから谷筋に下り桑原林道に戻った。
  
本日は、素晴らしい天気に素晴らしい『山・あ・る・き』が出来、大満足の1日だった。

 今回のルートは、宮崎山好クラブのYさんが歩いたルートとほぼ同じコースと思う。
登りはまだしも、鈍頂の尾根を下るには、地図とコンパス無しでは困難であろう。

    
コメント (2)
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