誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

剣山(太郎笈)1955m・次郎笈1929m

2009-10-24 | 山歩き
 
               
10/18 炊事当番のyamahiroは、04:55起床し、朝ごはん作りを始める
お湯を沸かし、5人分の味噌汁を作り、メザシを焼きながら、お昼のアルファ米にお湯を注ぎ入れる。
起きたメンバーも荷物の準備を整え食事に取り掛かる♪

06:05予定より20分遅れで山小屋を出発する。
今日は、この白髪避難小屋から次郎笈を経て剣山~見の越まで15kmの長丁場を歩くことになる
1702mPEAKの手前で日の出を迎えると、行く先々で朝陽を浴びて輝く紅葉の出迎えを受ける。
四国まで来れてよかったね。
こんな素晴らしい天気と紅葉と、そして何にも増して素晴らしい仲間とこの道を歩けるなんて

 1732mpeakを通過して、立石小屋(ここも立派な避難小屋であり、宿泊に全く問題なし)、
出発が遅れたにも拘らず07:40に高の瀬(1741m)に到着、高の瀬周辺の『ササの原』の消滅し枯れ野だった。
ササの原展望所のササもなければ、朝露たっぷりでビショヌレ覚悟のササ漕ぎ場面もなくなっていた。
そう言えば、韮生越周辺のササもすっかり枯れてしまっていた。 (温暖化・酸性雨? --;)
高の瀬を過ぎて南斜面の紅葉に見入っていると、行く手から人の声が聞こえてきた
なんとなんと、yamaskさん一行がもうここまで来ていた(剣山~三嶺山~名頃を歩く)
お互いの無事を祈り、紅葉情報を交換して夫々の道へと別れる、廃虚と化した『高の瀬避難小屋』を通過する。

高の瀬-yamaskさんと
丸石分岐を過ぎ20数名の団体さんに出合う、08:30これも立派な避難小屋の丸石小屋到着する。
丸石小屋から苔むした樅の木の林で自然の美しさを堪能しながら歩く(素晴らしい道程である)
樅の木の自然林の歩きから展望が一転して、見渡す限りササの原が現れ1条の登山道が延びていた
08:55丸石(1684m)から振り返ると、遥か後方の彼方に白髪山が見え、更に遠く三嶺山が見え感動の場面である。
一方行く先を眺めると、草原の中に1筋の道が次郎笈の頂に続き、果ては剣山に延びているのが見て取れた。


  軌跡を振り返って(高の瀬~白髪)               次郎笈~剣山
 丸石から草原の一本道を駆け下りると、スーパー林道分岐に到達し、下りから登り一辺倒になる
白髪小屋から歩き続けて披露が溜まり始めた身体を、自然のご褒美の紅葉が癒やしてくれる
歩いては止まり、止まっては歩きを繰り返し、10:20山人で溢れる全員が次郎笈の頂に揃った。
次郎笈から丸石、白髪方面に延びる軌跡と遠く霞んで聳える三嶺山を眺め、良くぞ歩いたと感嘆する。
次郎笈の頂で一息入れながら、今から行かんとする剣山への道程を目で追う


                次郎笈(後ろは丸石・三嶺山・天狗塚) 
 4年前歩いた時の記憶を呼び戻そうとするが、yamahiroの記憶媒体はメモリー不足で呼び戻せず
まだ休み足りないメンバーを促がし、最終目的地の剣山に向かい一旦鞍部に下る。
鞍部から登りに入ると、何処から湧いたのか?と思えるほどの登山者が次々に現れる。

 紺青の空と剣山頂                剣山⇒次郎笈

人を掻き分けるようにしながらやっとの思いで、剣山の山頂へ続く木の階段と木道に到着
木道を登り詰めると、『剣山が沈んでしまうのではないか?』と言うほどの人の山になっていた。
11:45人混みの中の剣山山頂標識を横目に、探し狭いスペースに身体をねじ込む様にして食事場所にする。
食後やっと落ち着き、山頂標識を背に証拠写真を撮影し、登山口の見の越へと下った。

見の越⇒美馬IC⇒大洲IC⇒八幡浜港⇒臼杵港⇒延岡(23:00)
コメント
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