誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

冠岳-438m

2009-10-13 | 山歩き
    
コース:北壁登山口~冠北峰~鞍部~冠南峰~権現山~宮原岳~隠田~二段滝~樋口滝~林道~登山口の周回
             
             冠山の全貌
 北壁ルートは、登山口からいきなり急登の登りで始まる。
ルート上の行く先、行く先にK氏による案内板があり、嫌でも間違う事が無いようになっている。
急登の雑木林を抜けると露岩の急登になり、一気に展望が開け、北壁越に見る耳川の蛇行の眺めは絶景である。
素晴らしい眺めを見つつ、ゆっくり登って行くと、急登の疲れが取れる頃に北峰405mに達する。
   
  急登の北壁登山口                 垂直の絶壁北壁        冠山北峰-405m
 北峰から一旦鞍部に下ると木のベンチの十字路分岐があり、右は日の丸展望台経由の周回路となる
直進して5分ほど登ると木々に囲まれた冠岳南峰mに到着する。
山頂から、東へ少し下ると、千畳岩と言われる一枚岩があので、是非足を伸ばしてみよう
山頂で喉を潤し、尾根を西に向かうと日の丸展望台へ下る分岐がある(鞍部の分岐に至る)
分岐を直進して、小さなアップダウンを超えると、北西を切り開いた展望所になる
*北西方向に、行縢山や大崩山などが見渡せる♪
   
 正面登山口から鞍部の分岐           冠山本峰-438m      日の丸展望所(国旗がはためく) 
分岐を左に行くと中岳を経て宮が原岳へ案内があるが、権現山経由なら直進して谷川に下る。
小さな谷川の対岸に、小さな山の神の石柱が見えるのでその脇を登っていくと、権現山405mに到着する
権現山から権現神社へと案内があるが、神社へは向かわず尾根をすすむ
暫らく行くと『尾鈴山』の矢印があるが、尾鈴山が望める展望所の事で、縦走路ではない!
ここから宮が原岳~隠田~林道までは、今までと違って案内板が少なくなるが道ははっきり判る。
展望のない小木の林を進むと、冠岳で最も標高の高い宮が原岳454mに到着する。
南西の方向に若干の展望が開けているだけで、殆ど展望はない。
    
 山ノ神石碑                      権現山-405m              宮ヶ原岳-454m
 宮が原岳からは尾根伝いに東進していくと、冠山南峰の千畳岩のスラブが見える
更に尾根を下ると沢があり、隠田と呼ばれる荒れ果てた小さな数枚の田圃?がある。
(直進して羊歯を掻き分けて登ると中岳の分岐に繋がる。)
沢沿いに下ると二段滝となり、右を巻いて下るが、ここでツキヌケホトトギスに出会える。
滝の滝壺に下りると、対岸の手の触れられる所にもホトトギスの花が咲いている。
花を観賞しながら更に下ると、2つ目の樋口滝となり、ここから沢と分かれて杉林を歩く
踏み後が判り難くなるが、沢から遠くなら無いように下って行くと熊山林道が見え、橋の袂が冠山東登山口になっている。
   
隠し田                    二段滝          樋口滝(夏はここで山の汗を流す) 
 熊山林道を歩き続けると、およそ25分ほどで北壁登山口に戻れる。
今の季節は、正面登山口から5分ほど歩いた所から、左手のテープに従って、山道に入る。
林道と違って、山道歩きには、秋の味覚が待っているでしょう。

 沢山の『黄花ホトトギス』と『ツキヌケホトトギス』に逢えました♪
 画像オーバーにて、次回にアップします
コメント
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