オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ハイスピードなサウンドを追い求めて

2020年06月06日 12時37分02秒 | オーディオ

ハイスピードなサウンドを目指しているのですが・・・

 

楽しみながらいろいろやっている我がオーディオ

装置に求めるのは、個性的な音色と、音の張り切れクリアーさが奏でるリアルな音像

 

音色は別として、活力のあるリアルな音像を叶えるのに必要なオーディオ機器

特にスピーカーに求められるものを分かり易く言葉にすると

 

「ハイスピード・サウンド」


電気信号を空気振動に変えるスピーカー


その際にオーディオ最大のロスが生じるが、

そのロスを最小に信号を最大限に伝える事が出来るのが


高能率で反応が早く、大きく動くがブレーキがかかり無駄にはコイルが動かない

 field coilを使った励磁型スピーカーのハイスピードサウンドだと思います



「ハイスピードサウンドを奏でる」ことが出来るスピーカーこそが


音が生きていて、輝きがあり、聴く人の感性に届き


「音楽を聴く感動」が得られると

今は、思っています!

 

 

一方で、オーディオ機器にハイスピードを求めても

意味がないという方もいらっしゃいます


その理由は「いくら初速が早くても、ある程度離れれば速度は一定」となる

 

そんな難しいい理論を、分かり易く教えてくれる

「わかりやすい高校物理の部屋」で調べてみると

 

 

「音波は加速できない」


媒質を伝わる音波の速さ(音速)は、媒質の種類によって決まっていて、

スピードUPすることができません。

たとえばドミノ倒しにおいて1番目のドミノを勢い良く弾いても、

その勢いはせいぜい5、6番目のドミノまでしか伝わらず、

その後は一定のスピードになります。


空気分子においても1番目の分子を勢い良く揺らしてもその後の波のスピードは速くはなりません。

音速というものは分子たちの都合によって決まり、初速とは無関係です。

 


とあります

速度を速めるには温度と空気の密度を変えるしかないとされています

なるほど~、それはわかりました

 

モニタースピーカーのようにスピーカーに接近して聴くなら

早い音の装置の速度は分かるが

 

一般的な装置からある程度離れた位置で視聴する場合は、


ハイスピード装置はあまり意味を無さないかもしれませんが・・・・・・・、


この理論を十分踏まえた上で、ハイスピード再生に拘っています

 

今から何十年前になるのだろう、

はじめてこの「ハイスピードな音」に出会い「すごいと実感」したのは

 

WSIだったと思うが、

ちいさなTVに、小さなWEのホーンで聴かせえてもらった映画の音を聴いて驚いた

 

:おっ、すげ~、ドキドキ・ワクワクする

 

店主:この音、ドキッとするだろ?

:はい

 

店主:そうなんだよ、感動というか、おっと感じるか、心に響くには「速さ」が必要なんだよ

店主:音が遅いと、何の感動も伝わらないんだよね~。

 


数十年前のそんな一言がWEやハイスピードサウンドへの始まりだった

 

リアルで感動的なWEの秘密を探ると、

そこにはハイスピードの理論が詰まっていました

 

優秀な技術者が国家的な予算使い最高の技術や

音楽家や技師を交え試行錯誤繰り返しの努力も見えてきた

また、音を使った心理面の研究も本格的に行われていたようである

演出装置としての表現力豊かなWEスピーカーシステム


様々なWEの研究資料を見渡すと、私にも真似できるいくつかの要素

見えてきたのでそれを実践してきました

 

 

まずは「励磁」

ろくな永久磁石が無かった古い時代だからの「励磁」ではありません、

 

確かにその後、強力な永久磁石が開発され、

作り手のコスト使う側の手軽さだけの理由で

 

一気に普及し、マグネット駆動が主流となったが

 

動き出す「速さ」

止まる「速さ」

無駄に動かない「正確さ」

驚異的な透磁率高い素材を使い情報量の多さと正確な動きを実現できる

電磁石による「励磁コイル」

 

失礼だが、励磁の奏でる音質から比べたら

 

マグネットのスピーカーは

音的に何のメリットもない、「単なる普及品」に過ぎません


ザラつき、歪みが気になり、大音量ではさらのそれが強調され大きくなり、音も尖って煩いだけ

音質に拘るなら、動作・透磁率桁違いの性能の

「励磁」はハイスピードには欠かせない要素だと思います

 

 

次に「能率」

当時のWEオリジナルは115dbを実現していたと言われていますが

私のは原型はA5の105db、

 

それからダブルウーハー、励磁改良、大型ホーン、コーナー設置で5dbぐらいは稼いでいると思う

測ったこともないが、希望的体感上は110dbぐらいだと思っている

 

物理の法則で

ハイスピードを求めると「自動車でも飛行機」でも、

動くものはみな最後は「軽量化」がポイント

 

動く物が物理的に軽いことは

当然ながらハイスピードに繋がると思う

この基準の一つが、高能率に出てると思っている

 

 

まあ軽ければ軽いほど良い、と言いたいが実際は、

「確実に空気が制御出来て」という言葉が付く

 

これが無ければ意味がない、

たまに目で見てものすごく動いているが

「肝心の空気が動いていない」製品も見受けられる。

 

シャカ・シャカ、とん・とん、ギン・ギン・・・・

  

今は高出力アンプのせいかどうかは分からないが

特性を良くる見せるためなのか

歪の少ない質量の重い振動板を使いF0や低歪率を稼いでいる

そんな90db以下の製品も多く見受けられます

 

低能率のほうが歪も少なく音の質は良いのかもしれませんが

音の良いと言われている低能率、低インピーダンスのスピーカーは


ハイスピ―ドとは無縁と思っています

 

人によっては

スピーカーの能率が低くても大パワーアンプが今はあるから問題ない!

今のパワーアンプは、大出力・極小歪率・ハイスピード、

広ダイナミックレンジ、これは当たり前ですよ

 と、言われる方もいらっしゃると思いますが


  

すみません、わたしはそんなアンプ聴いたことが無いので、すみません

増幅素子が増えれば増える程音は遅くなります


  

「タイムアライメント」

「早い」を語るには「遅い」も考えなくては、叶えられないですよね

 

「遅い音」とはどんな音かと考えてみます、

ホール感もそうかもしれませんが

代表的なのは「エコーが掛かった音」ではないでしょうか

 

かつてWEで音質は最高なのに「エコー」が掛かって使い物にならなかった

有名なスピーカがありますよね

 

フレッチャーシステム、そのエコー現象の原因は、最高の音質のジュラルミン振動板の低域と

孤高の名機WE594Aを使った高域のタイムアライメントのずれでした 

音源の位置を物理的に合わせる事は

「遅く聞こえない重要なことだと思っています

 

我がシステムは見た目アンバランスですが、ウーハーの前にホーンを置き

ウーハー、ドライバー、ツイーターこの三つの振動板の位置を物理的に合わせています


 

位置と位相を双方を物理的に合わせています

振動板位置が同じなので、中域と低域の位相は、L1マイナスのいわゆる逆位相に繋いでおり

視聴位置からは、すべての振動板が同一信号で視聴方向に動くようにセットしてあります

(逆位相に繋いで、同位相で動かしています)

 

 

 

「信号を揃える」

このへんは専門家からかなり文句が来そうだが

素人の感覚としての意見と受け止めてください

 

早く聞こえるには、先ほども言ったように音源を揃える必要がありますが

 


私は信号レベルでも揃えたほうが良いと思っています

回路で揃えることは私にはできないので

 

私の感覚で音を揃えるのに「コイル(トランス)」が適していると思っています。

 

余分なコイルは信号の通る部品が増えて「遅くなる」と言われる方もいらっしゃいますが、

 

 

私はコイルを入れて遅く聞こえたことはありません、

 

パワーアンプWE91Bは310二段増幅の後300Bで増幅しNFBもたっぷりかかっています

310を一つにしてNFBを外せばハイスピードアンプとも言えますが

それは「無意味に早くて音が良い」だけのアンプになってしまうので、

「無理!」

 

 

音力・音彩の濃い信号にして、各機器の入口出口にコイル

そして電源にも沢山のインダクタンスコイルを使って信号を通しています

素人考えですが、音を整えタイミングを合わせているつもりです

 

 

 

「単線」

これも素人感覚で申し訳ないが、特にスピーカーケーブルで感じたことなのですが

様々なスピーカーケーブルを使ってみて、音の良いケーブルにも沢山出会いましたが

 

音が合う・整う、ずれが無い、一気に出る、何と言ったらいいのだろうか、

実際にはハイスピードではなのかもしれませんが

ハイスピードに感じるワイヤーは「単線」でした

 

しかもあまり太くないやつ、これは長さにもよると思いますが

 

 

そんな適当な理論で、すべてのスピーカーケーブルは細めのWE単線を使っています

ついでに、ワイヤリングも、電源コードもWE単線です、これは単細胞のなせる業(笑)

 

 

だいたい以上が私のハイスピードのための理論、実践です

 

 

実際に早く正確に動作させ、

遅さを感じることを排除しました

 

 

そんな理論は如何でしょうか?