オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

励磁スピーカーに魅せられて

2021年10月08日 13時10分04秒 | オーディオ

先日SNSのFBグループ投稿で、驚いた投稿がありましたそれは

 

マグネット型もフィールド型も磁場の素材の違いで多少音は違うが

 

基本的に

 

「マグネットの種類や、励磁型で音は変わらない」との投稿でした

 

 

投稿者は長年フォステ×▽でスピーカーを作ってきたそうで

今は真空管アンプを作ってFB等で販売している業界の方のようです

 

 

信じられない、コメントでしたが、マグネット型とフィールド型の奏でる音の

違いが判らず、同じ音に聞こえる方が世の中にはほんとにいるようです

 

 

 

私には全く違う音に聞こえて、「励磁の音は衝撃」でした

 

励磁型の音の良さを簡単にいうと

 

ボイスコイルが正確に動きブレーキが掛かり無駄に動かない

 

加えて透磁率の良い素材で作れるため立ち上がり、立ち下がりが早く

 

結果、濁りのないクリアーな音になります

 

 

 

 

 

 

それまでの私のスピーカーは、オーディオ雑誌等でも表紙に取り上げられるよな

最新の素材で、最新の理論で最高のデザインで作り上げられた

 

時代の最先端の高性能・高音質スピーカーを使っていました

 

 

 

が、

 

ある日手持ちのスピーカーを、「古の励磁方式」に改良したところ

 

それまでの「最新式スピーカーが、古い音に聞こえ」

 

 

「古の励磁方式の音が、最新の音」

 

 

経験したことの無い「未来の音」に聞こえました

 

☆注、それまでいい音だと思っていた世間で言う最新のスピーカーの奏でる音は

奇麗にも聞こえるが、キレがなく遅く淀んだ音でリアリティーが感じられず

無機質に作られた不自然な音に聞こえてしまいました

励磁はキレがあり、何よりも自然なリアリティーが有り、音が活きていた

自然に近い違和感の無いサウンド、俺は今まで何をやってきたんだ

まったく無駄な時間と費用を投じてきてしまったのかもしれない

そんな風にも感じる出会いでした

 

 

オーディオは出会いでもあると思います

 

出会いがなければ、他人の情報や数値やデーター特性

 

カタログ等の宣伝や性能等で製品を選ぶしかありません

 

 

 

他人の評価も、冒頭のように「音の違いが判らない」オーディオ業界の方もいます

 

そんな音の違いが判らない方々が作ったオーディオ機器は・・・・、

 

 

 

オーディオの楽しみ、オーディオ機器を選び、素晴らしい機器に出会い

 

素晴らしいサウンドを奏でるのは「本当に至難の業」だと思います

 

 

 

私は、フィールドコイルを使った「励磁型スピーカー」に出会えて本当に幸せ者です

 

この幸せを出来るだけ多くの方に伝えたくて今回のブログを書きました

 

 

 

何度も書いたことですが改めて、書きます

 

始めて励磁型の良さを実感したのは、

オーディオ用ではなく、映画用に使っていた

手持ちのALTEC 288Cのアルニコマグネットを取り出して

フィールドコイルに変え、ポールピースも変えて

励磁型に改良しました、その時のサウンドは

 

驚きと感動しかありませんでした

 

まるで今までのアルニコサウンドは

ガザガザ・ザラザラの砂嵐のようなサウンドと思えてきました

迫力ある映画だけなら、そんな砂嵐サウンドでもよかったのかもしれませんが

 

 

滑らかなで艶やかな密度の高い、超リアルなオーディオ・サウンドへの変貌で

 

以来、

それまでの高音質な最新式高性能スピーカに別れを告げて

 

私が使うスピーカは古の励磁型しか無いと心に決め(笑)

 

 

手持ちの515ユニットも励磁に改良を施したり

 

磁力が切れる励磁型のメリットを生かして振動板リングを砲金製に変えるなど

 

考えられる、様々な工夫で手を加えたりしました

 

 

 

「励磁改良」ではなく「古の時代に励磁型に製造」されたものを聞いてその、

 

制度の高さバランスの良さ、「色濃い説得力のある音に更に惚れ」てしまい

 

最新式と言われる物を売却しやっと手に入れたり、知人宅から脅し取ってきたり、チョット拝借してきたりと()

 

様々な努力を重ねて、今ではALL励磁型スピーカーシステムが「2セット」

 

ハイブリッドが2セットで、合計4セットの「励磁型スピーカー」を楽しんでいます

メインは

 

スリーウエイ・ネットワーク型ダブルウーハー・ステレオ・スピーカー

低域 Lansing145×2 15インチをダブルでシリーズ接続し、TA-7396バッフルに装着

励磁電源は2B33キセノンガス整流管が上側ユニット&WE 705Aを使った半波整流器が下側ユニットを駆動

 

中域は ALTEC 288Cを励磁改良した、気分はLansing 287型に(笑)、WE22Aホーンを横置きで設置

励磁電源は 4B28を使ったタンガーバルブ電源、これが励磁電源として最高の電源だと思っています

 

高域は WE597A Bostwicツイーターのレプリカ、電源は出川ダイオードを使ったマイクキタさんのお手製電源

 

ラインアンプはWE248AとWE249Aを使ったE120Aラインアンプと、WE91Bレプリカパワーで、WEのコイルとコンデンサーで組み上げたネットワークを使って鳴らしています

 

ネットワークの纏まりと、コーナー設置した15インチ励磁ダブルウーハーが奏でる低音は、

 

キレと音圧・音量、相反するものを最高レベルで奏でると思います。

 

中高域の密度の高い滑らかな音と共に

 

 

リアルなステレオ・サウンドを再生します

 

 

 

中央はモノラル専用スピーカーシステム

 

86型アンプとと91型アンプで奏でる超贅沢マルチアンプ方式

 

低域は ALTEC 515を励磁改良したもので、箱はALTEC 817を合板で制作

 

中域は ALTEC 288-16Gに目いっぱいコイルを巻きいれた励磁改良もの

 

電源はどちらも大型のセレン整流電源、標準は1A24Vですが±30ぐらいの調整が可能な電源です

 

この電圧調整で磁束密度も調整できますので、

 

磁力を弱くしたり強くしたりできます、

 

聴くジャンルによっても音質を変えて楽しむことができます

高域は ステレオシステムのWE597A2本を流用します

 

アンプはモノラルのWE86型片方で低域515、もう一台の68型で中高域288を鳴らし

 

高域の信号を二本に分けて、91B型を二台使ったマルチアンプ方式、

 

 864912本合計6本のWE300Bを使った、贅沢で

 

高音質・ワイドレンジ・ハイスピードな今までの

 

モノラルの概念を覆す、お気に入りのモノ・スピーカーシステムです

 

 

 

 

スクリーンを使った時のAV用のスピーカーは

 

JBL L220のパッシブラジエーターを、ALTEC 515励磁に交換し

 

LE14をパッシブ替わりとして使った、かなり変則なハイブリッド型

 

電源はモノシステムのセレン電源を使っています、

 

専用のスイッチング電源を使っていましたが、スイッチング電源では低域の量感が出なかったため

 

モノラル用のセレン電源を差し替えて使っています

 

ラインアンプは唯一石のアンプJC2を使います、球のラインアンプでは音が柔らかすぎてしまうきらいがあったので、球より締りのあるレビンソンを使っています

 

パワーアンプはWE142型、WE350Bプッシュブルアンプを使用し、力のある音を楽しめます、

 

BS等の録画した番組の音でも、AVスピーカーやサブウーハーの奏でるブーミーなキレのない、量だけの低音ではなく

 

 

反応の良い「励磁ウーハー」で奏でると、全く別の音源に変わります

 

この音が「ほんとにBSなのか」と思えるくらい素晴らしく切れのある

 

 

リアルなAVサウンドを奏でます

 

LIVE映像はまさにLIVE会場にいるかのような雰囲気です

 

 

 



そしてリビングのサブシステムは

 

WE728Bアルニコ・フルレンジスピーカーに、

 

励磁のWE597Aツイーターをローカットで付け足したハイブリッドの組み合わせ

 

メインシステムで使っているのと同じメーカーの597Aをここでも贅沢に使っています

 

励磁電源はアンプの音色も考えて繊細なダイオード整流で行っています

 

フォノ・ラインアンプはWE418Aとファイメットアウトプットトランスを使った

ひずみの少ない、音のキレイなアンプ

 

パワーアンプはWE49アンプのボディーを使った、RCA245ナス管シングル

 

リビングで毎朝コーヒーを飲みながら

 

夜はお酒を飲みながら等、今は一番効く時間が長いシステムでもあります

 

 

 

メインシステム、モノシステム、AVシステム、リビングシステム

 

わが四つのオーディオシステム、

 

どれをとっても私はそれぞれの分野で

最高のサウンドを奏でるシステムだと思っています

 

 

その要となるのはもちろん「励磁」

 

冒頭の方のように励磁の音の違いがわからない方はごく一部だと思います

 

励磁スピーカーを是非体験してみて下さい、きっとオーディオの概念が変わると思います

 

 

 

 

 

ついでに・・・・・、

 

 

大きな声では言えませんが

 

私はWEサウンドの愛好者ではありません

 

どちらかというと私は「WEのオリジナルシステム」は好きになれません

 

 

 

WEオリジナルは優れた「励磁システム」ではありますが

 

いかんせんスクリーン裏の狭い空間での設置という制約の中で

 

様々な手法を取り入れて作り上げられたスピーカーシステム

 

 

 

 

「タイムアライメントのずれたシステムの音」を、今の音源で聞けば

 

音の滲んだ、ぼやけた「古いだけのサウンド」でしかないと思います

 

 

 

聴き易さはあるかもしれませんが、人の心を動かす感動的なサウンドは難しいですね

注、☆555とホーン一発なら感動的なサウンドは可能です

 

 

複数のユニットを使ったマルチスピーカーシステムで

 

現代に、励磁型の魅力を伝えるなら、古い設置方法を再現するのではなく

 

過去においては出来なかった設置方法を行って、

 

その更なる魅力を引き出すほうが私は良いと思っています

 

デジタルチャンネルディバイダーでタイムアライメントを揃えるのも効果的だと思います

 

DSPを使うのも効果があると思います

 

私のように物理的にタイムアライメントを合わせるのも一つの方法だと思います

 

時間軸、音圧、音量、音色、様々なものを設置の制約無く合わせて配置すれば

 

素晴らしいい励磁システムが出来上がると思います

 

なかなか大型の励磁システムを組むのは難しいと思いますが

 

私が感動したように、若い次の世代の方々にも感動を与え

 

この魅力のサウンドが伝えられ、発展すればと思っています。

 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一番良かった。 (タナカオサム)
2023-07-24 21:12:41
今まで、アルニコ、リボン、コンデンサータイプを使いましたが、一番音が飛び散り、はきはき、迫力がありました。
リズミカルで音楽が楽しいです。
本当はフィストレックスが欲しかったんですが、事情がありクロサーアコーステックにしました。
返信する
Unknown (8417chiharu)
2023-07-24 21:54:16
良き励磁スピーカーに巡り逢えて、おめでとう🎊ございます^_^
返信する
一番良かったの追記 (タナカオサム)
2023-07-25 08:30:55
昨日、感想を書きましたが多分耳の悪い人ではないですか?
20代後半からオーディオに興味をもち、マルチ5ウエイまでして、ソニーチャンデバD900を2台パラで使い、40,38cmウーハ、パーメンジュルアルニコドライバーに折り曲げホーン、普通のホーン、リボンを使いましたが音はバラバラになり、ひっしせざるを得なくなり、6畳の団地になり、コンデンサースピーカ1個に音に力が無く、エレボイのフルレンジに変え、エッジがほころび、しかも去年に病気でステレオ1式売りました。今年になり治ったのでまた始めて手が不自由になりレコードはあきらめCDのみにして、CEC51X,
オンキョーDAC1000, パワーアンプOTL真空管40をCHあたり4本に音の大きさを調整できないからボリュームをパワーの前に入れ励磁に繋いでいます。10V1Aぐらいで。
始めて聞いた時、音が飛び散り、くっきりとド迫力を感じ最初からこれにしたら無駄遣いしなくて済んだのに。電気屋は知らなかったのだろう?昼間は暑いから朝だけ毎日聞くのが習慣になりましたよ、主に歌謡曲ですが声の特徴をはっきり表現します。
馬鹿高い低能率を買うよりコスパは良いのに知らないのだろう?フィーストレックスで聞いたから良いのは知っていましたが責任者がお亡くなりになり仕方がなくクローサにしたが大満足してます。
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