一般的にオーディオの音は、殆どがスピーカーで作られると言われています
まあ確かにそう言って良いのかな?それは過言では無いと思います
「音の傾向は」確かにスピーカーで決まると思いますが
音も料理も同じで、再生音は様々な要素が重なり合って
その人柄を奏でる様な「音楽を奏でる」のだと思います
アナログで音が造られるのは先ずはプレーヤーですよね、
カートリッジ、アーム、トランス等で音は生まれ
大切なのはこの後だと想います
フォノイコアンプ、初段電圧増幅アンプ、電力増幅のパワーアンプ等
私は音の本質、音の骨格ともいうべき特徴や音の質はアンプで作られると思っています
それを繋ぐケーブルも大切ですが、ケーブルが音の本質を作るものだとは思えません
アンプの中でも、特に音質を決めるのはラインアンプだと思っています
趣味で楽しむ再生オーディオに「音の命」が吹き込まれるのが
ラインアンプやプリアンプと呼ばれるアンプで造られていると思っています
プリアンプやコントロールアンプと言われるとまたちょっと違うのかもしれませんが
初段増幅を行う電圧増幅のラインアンプここで再生音楽の命が吹き込まれる気がしています
最終増幅回路のパワーアンプの真空管は、その初段で造られた音を増幅するので
増幅管は音の質にはそんなに影響しないと思っています
過去にそんな思いを抱かせたアンプを紹介したこともありました
使ってきて思い出に残るプリアンプは
AGI 511B
db -1B
SLー10
PAMー2
MLー1L
MLー6
encore
suite
WE 141A
そして今も使っているのが
JCー2
WE120
KS−20312
WE418Aを使った、どれも個性的な4台のアンプを今も使っています
このKSアンプも、トランジスターアンプですが、とんでもない力を出します
WEの141や120A、KS20312等の業務用アンプの音の濃さを知ると
薄味のコンシュマーにはなかなか戻れないですね
JCー2はコンシュマーの中では音の濃さは抜群ですが、それでもKS20312と比べると・・・・
WE 120Aの真空管バージョンアップで更なる高みのサウンドを楽しんでいますが
力のある、再生音を楽しもうと思ったら、大切なのは
力のあるサウンドを奏でるラインアンプを見つけることが大切だと思っています
コンシュマーではなかなかそんなラインアンプは見つけられないですが
業務用ラインアンプというか、
業務用の初段増幅アンプなら
とても個性的で魅力的な音を造りだせます