オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

GIP訪問、プロの提供するサウンドとアマの奏でる音の違い

2023年05月11日 09時54分25秒 | オーディオ

今回の東北旅行で今や励磁の聖地と言ってもいい

山形のGIPにもお邪魔してきました

 

 

アポを取らずにお伺いしまして誠に申し訳ございませんでした

久々にお会いして鈴木氏のお考えをお聞かせ頂き大変に勉強になりました

GIPのサウンドと、私の奏でるサウンド、ユニットは双方共に「ALL励磁」ユニット

 

GIPはWEのレプリカサウンド、WEレプリカサウンドはGIPに失礼な言い方かな?

WEオリジナルよりも、GIPは綺麗な現代的なサウンドです

 

私はLanshingのレプリカサウンドとでも言えばいいのでしょうか?

我がサウンドとGIPサウンドの大きな違い

 

比べると怒られるかもしれませんが・・・、大変に失礼ながら・・・、

奏でる音そのものは似たような音なのです・・・・

  

 メーカー製と、個人の愉しみとして奏でるサウンドの違い

 

私のはどちらかというと当時のWEやLanshignを再現した感があります

レンジを欲張らず、中低域を中心の音造り、現代のハイエンドスピーカーのようなきめ細やかな繊細なサウンドではなく

 

滑らかさはあるが、煌びやかな音圧の塊のようなサウンド

勿論フラットとは言い難い特性だと思う(測ったことは無いが)

 

 

GIPの奏でるサウンドは、その用途に応じて様々な仕様があるが

全て、まるで「最新のハイエンドスピーカを聴いている」ようなサウンドでもあります

 

そう感じるのは、きめ細かい高分解能で癖がなく

「フラットな特性」である事がよくわかるサウンドです

 

そしてホーンスピーカーでは難しい、「音像定位の良さ」もドンピシャに備えている、これも凄い

 



私:一聴すると、まるで最新の海外の高級スピーカーを聴いているようですね

 

S社長:僕は提供するプロだからまず理論的に音が良くなくては始まらないんだよ

:高井君理論的に音の良いスピーカーとは何だと思う?

 

私:えっ?魅力的で個性的なスピーカーでしょうか?

 

S社長:違うね!

:理論的に音が良いとは「癖が無くワイドレンジでフラットな特性」が、まずは当たり前なんだよ

:スピーカーの音がいい基本は「特性が優れている事」がまず大切なんだよ

:素人さんの様に「好みから音づくり」をするわけにはいかんだ、音の好みはユーザーが作るものだから

 

 

私:なるほど〜そうですね

 :音の魅力は「励磁」特有の音色が有るのだから、特性は大切ですよね

 

S社長:いや違う!、あのね、励磁だから良い音がするわけじゃないんだよ、励磁は一つの要素に過ぎない、良い音の要素は「一つ」ではないんだよ

:勘違いする方多いけど、励磁にすれば全て音が良くなるわけじゃ無いんだよ、優れたWEユニットが「励磁方式」だったんだよ

 

私:う~ん、改造・改良の我がサウンドでは耳が痛いが(心の叫び)

 :なるほど~、確かにそうかもしれないですね〜-、

 

励磁を知り尽くした方の、我が心を蒸すかされたような言葉は「重いです」(笑)

 

確かに私のサウンドは個性的と家が個性的

超低域要らない、超高広域要らない

中音に密度が集中して、程よく上下が有れば良い

 

と考えるのは、やはり素人考なのか?

 

自分のサウンドを見直して考えることがあります、その考えるテーマは

良い音と、私が楽しい音のどちらを選ぶかの岐点に立った時なんですが

今回はその楽しい音でも、

 

荒々しいような「力強い魅力」も楽しい音なんだと再確認

チョットだけ聞かせて頂いたジャズ喫茶BASIEや、

FBフレンドのA氏のお宅でもコンシュマー機器を使わない硬派なパーマネント・スピーカーサウンドにも「楽しい音の魅力」を感じました

パーマネントのざらついたサウンドの魅力はまたの課題にして

 

 

きめ細かく滑らかな励磁の世界での話に戻そう

 

音の魅力は「個性」が魅力と考える「素人の私」

フラットな特性でバランスのいい、これが音の良いスピーカーと考える「メーカーGIP」

 

どちらが良い音なのか・・・、

当然ながら答えは無い・・・・・?、と思いますが

 

色々考える事が多かった今回のGIPサウンドでした、また来月オフ会でお会いしましょう

秋には、励磁のオフ会をGIPでやろうと思いますので宜しくお願い致します