オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

保険事務所に必要なのはパンフレットとスピーカー

2021年02月22日 18時26分47秒 | オーディオ

 



長年の友人から

「事故で事務所のオーディオ壊れちゃったんだって、俺の使っていいよ」

 

 

えっ?俺のってどんなスピーカー

「あなたから30年前に譲ってもらったスピーカーだよ」

 



 

え~!あれ、まだ持っていたの~

 

「良かったら使ってよ、あなたの事務所に音楽が無いのは似合わないよ」

 

 

 

 

ありがとうございます~

 

 



 

☆SONYグラスサンドスピーカーと、いまだ届かぬタイムドメインの華で

さりげなく音楽を奏でようと思っていましたが

世間はそれを許さないようです(笑)

思いっきりスピーカーらしいスピーカーカーが設置となりました

 

 

 

まあそんなわけで思い出のB&W-801Fが突然帰ってきました

 

えっ?俺には似合わないって?

えっ?俺そんなにB&Wの悪口書きましたっけ?

塩ビの膨らんだ音がするとか、トロイとかニブイとか言ったかなー

そんな話は忘れてください、実はいいスピーカーなんですよこの801Fは(笑)

 

この801の知ったかぶりをちょっとだけ書かせてください

確かB&Wの最初の輸入はLUXだった気がします、

その頃は超かっこ悪いデザインが目を引き

 

こんなかっこ悪いスピーカー買う奴いない、見ただけでいい音がするわけないと思っていました

 

その後、この801型を最初今井商事が発売した気がしました、だるま、お地蔵さん・・・

様々なネーミングと共に話題となりましたが

 

その音の良さ?からか多くのクラシックレーベルのレコーディングスタジオがこれを使い始め

クラシックモニタースピーカーとしての不動の地位を築いた、

 

記念すべきスピーカーなんですよ

 

B&Wが1979年に80年代NO1を目指し、ネーミングしたのが801なんです、

40年経った今はそれが800型として受け継がれているわけです

 

 

この801Fはナカミチが輸入したものです

実は先ほども書きましたが伝説ともなっていますが

何故か当時のクラシックのレコード会社のほとんど、

ドイツ・グラモフォンやEMI、デッカ、フィリップス、日本ではたしかSONYも

スタジオモニター用として採用されましたが、

 

それはこの密閉型の801Fだけなんです

 

モニタースピーカーの証はまず保護回路


B&Wマークの隣が保護回路のランプです

 

これはスタジオでマイクスタンドが倒れたり、ジャックが抜けたりがあるそうで

この保護回路はスタジオでは必需品なんだそうです、

注、今井商事さんが輸入していた時は上部にありました

 

 

それとこの取っ手とキャスターも純正801Fの証、

 

それと実は私の以外では見た事ないんですが、

私の個体はマルチアンプで使うことが前提となっていました

当然面倒なので単線で結んで使います(笑)

 

 

30数年前に縁あってナカミチの特約店から譲ってもらったスピーカーです

その店ではあのナカミチTX1000を十数台売ったというからすごい店ですね

 

「これが本物の801Fだよ」

 

そんな社長のコメントにコロッとやられて買ったスピーカー

当時はこれをクレルのKSA50で鳴らしていました

 

 

その後SS25シルバーシグネチアーになり、アンプもチェロになって

当時1年くらいしか使わなかった記憶があります

 

 

 

そうか〜、あの時シルバシグネチア買うのに、知人にこの801を売ったんだっけ

いくらで売ったかも覚えていないが

とにかく三十年も前に譲ったスピーカーが舞い戻って来ました

 

三十年前のままの姿で

 

 

 

「本物の801F」

今改めてこのスピーカーを聞いてそれがよくわかる気がします

 

プロ用が音がいいかどうかは、特に書きません好みもありますし

家庭用のほうが音がいい!と、言われればそうなのかもしれませんね

 

でも、私は業務用音響機器が好きです

 

これ以降のマトリックスやバスレフモデルは家庭用で

スタジオモニターではありません

 

 

 

とにかくそんなわけで

懐かしい友にまた巡り会う事が出来ました

 

 

感謝・感謝です

ありがとうございます