オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

801Fでシャープな低音

2021年02月27日 21時56分49秒 | オーディオ


このB&W801Fが発売された当時の40年前

 

スピーカーケーブルと言えば「寄り線」が当たりまえ

 

 

単線は個性的な少数派でした

 

しかも能率の低いスピーカーが高音質で音がいいとされ

 

 

低能率で高音質はSPは「太い寄り線」じゃないと鳴らない!

 

とまで言われていて、それが当時の定説でした

 

 

 

「おおらかな」刺激の少ないクラシックモニターサウンドの801Fですが

 

 

私好みの、WEサウンドような躍動感あふれ

シャープでピントが合ったサウンド奏でたいと思っています

 

 

 

まずは内部配線を確認しようと、恐る恐る801Fウーハーを外してみると



やっぱり、当時の御用達モンスターケーブルがウーハーに使われていました

 

 

 

メーカーがこんな太いケーブルを繋ぐかなー?

もしかしたら誰かが、改造してやり直したのかな?

 

でもこの801Fは、とあるメーカーが使って、その後は私、そして30年間温存してくれた友が使っただけ

 

誰もわざわざワイヤーを変えたりはしない人達だ、

 

 

よく見ると

 

ワイヤーにはL1・L2のタグが付いている

やはりこれはメーカー純正のようである

 

 

当時のメーカーB&Wが決めたのか、ナカミチの要望かわかりませんが

バイワイヤリングの低域用ウーハーに直結端子からウーハーには



モンスターケーブルが純正のようです

 

 

 

当時のまま使うのもいいですが、切れのあるサウンドを奏でるには

 

 

単線がいいと思っています、

寄り線は聴きやすいですが、切れが鈍くなり私の好みでは無いと思っています

 

 

私の好み流にワイヤリングを変えて楽しもうと思いますが 

中高域は構造上難しいので、低域だけ単線に変えてみることにしました

 

 

 

あえてWEではなく、現在の技術の結晶LANケーブル単線で配線

 

 

引き締まったサウンドは気持ちいい、あの鈍いウーハーが弾む

えっこれB&Wだっけ?

 

 

そんなサウンドだが、残念ながら音量を上げると

 

音がキツイ

 

 

いかに最新情報伝達技術の結晶であっても、明らかにワイヤーが細すぎるようだ

 

単線と低域ユニットの相性は問題なさそうだ



やっぱりここは王道のWE単線に変更

 

 

能率が低いSPだからなのか、ワイヤーの太さは「豊かさ」を表現します

 

「豊」と言っても、滲みや、膨らみは当然ありません



キツさ硬さが消えました

 

流石WE単線、同じ単線でもスピーカーケーブルとしての役者が違います

 

 

役者が違うとは、音の表現力が全く違います

音のリアリティー、あたかもそこで歌っているかのような「リアリティー」

この表現力にWEは長けています

 

 

クリアな透明感等は、LANケーブルの方が上かもしれません

 

 

 

ゾクッとするような歌声、表現力は、役者が違います

 

 

 

やはり私はWE単線が好きなのかな?



ならばせっかくのバイワイヤリング端子が付いたスピーカー

ワイヤリングもWE単線でバイワイヤリングケーブルを作ってみました



これはこれは素晴らしい~

 

 

 

バイワイヤリングは明らかに情報量が増えます、



情報量が増えるとキツさ硬さがさらに良く成りましたね

 

低能率スピーカーの単線仕様は聴いたことがなかった

 

 

新しいサウンドステージです

 

まだまだ聴き込まないと煮詰まりませんが

 

 

タイトなB&Wサウンドです