オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

音の良いプレーヤーって・・・・

2014年08月11日 09時38分49秒 | オーディオ


音の良いプレーヤー



音の良いプレーヤーの定義って何だろう?



静かな事


回転が安定してる事


振動を拾わないこと



そんなことは当たり前か、今まで使ってきて静かなプレーヤーは


音も繊細で、静かで、良い音なんだけど・・・・・



かつては


ジャイロッデクや



オラクルを使っていたが


今残っているフローティングプレーヤーは


元祖バネフロートプレーヤー トーレンスTD150ABだけ



悪いプレーヤーではないが



やはりベルトドライブ

良い音もするんだが


美味しい所も薄れる、


音に力が無い、ガッツが無い


アタック音が薄れてしまうのが欠点だ






がァ~


ゴオー


ちょっと煩いくらいのプレーヤーのほうが力があって音が太くなって楽しい






十数年前に色々と聴き比べてた時に



EMT930stとガラード301を聴き比べた事があったが


カートリッジは同じEMTで


ガラードはXSD15+RS212、930はTSD15で


フォノイコラーザ―はベンデッタリサーチSCP-2で聴き比べた




聴いてすぐ分かったのはレンジ感




中域の音に力があると言えばカッコ良いが


ようは、ガラードは美味しい音の帯域が狭いのだ


上も下も伸びない



これには驚いた、


EMTは流石である


安定した低域の上にピークディップの無い中高域が載っている感じ


安定しすぎた低域?かもしれないが


全く不安はない




対する
ガラードの音の帯域の狭さはターンテーブルが特定の響きだと思うが

その音が載って、中域重視の音になる気がした


当時の私のガラードは砂マット、硬いアイドラー、硬いグリス


がちがちカンカンキンキン仕様であった




えッつ?、意味分からない?




ご存知の方も多いでしょうがガラードは、何をやっても音がゴロゴロ変わるターンテーブルだと思います


アイドラーを柔らかい物のすると音の腰が柔らかくなる



シャフトのグリスを高級な滑りの良いグリスにすると、滑らかな伸びやかな音にはなる


だが、これがつまらない音




私の持論だが



ガラード301のグリスタイプは、中音が分厚くあればそれでいい


がちがちセッティングで音の速さ、力強さ、


これが全て


余韻だの、響きだの、静けさだの求めてはいけない





これは当時の想いですよ私の若かりし頃




今は、大人ですから



ゆとりを持ったつもりですが



なにせ若いころそんな想いで組み上げたガラード



もう少し静かで落ち着きのあるプレーヤーがほしくなってきた






静かで力もあって音も良いEMT 930STがやはりベストなプレーヤーなのかもしれない


だがもう手元には無い



とても高くて、もう買えないだろう




EMTに近い音で、もっとリーズナブルなターンテーブルは



・・・


やはりトーレンスTD124かな?






実は昔・・・・


オラクル、ジャイロデックの次に使った

のがTD124であった


初めてのビンテージ?当時はそう呼ばなかったが


オラクルやジャイロデックのベルトフローティングでは


静かで伸びやかだが、特に声に力が無かった



そこで走ったのが当時ちょっと古いプレーヤー



最初に買ったのがTD124で、次に買ったのがガラード301だった



TD124でかなり満足していたのだがプレーヤーとしての音の完成度は高く



気に入っていたのだが、


さらに音の力を求めてガラードを購入


これがハマってしまい気に入ってこちらばかり使っていた


やがてEMT930を手に入れて、さらに使う事が無くなったTD124


邪魔にして、どこかに放り投げて置いて




たまたま遊びに来た知人に「使っていいよ」


と貸し出したのが運の尽き、


それっきり・・・



もうあれから何十年が経つのだろう


貸しただけなのに・・・


まあ、いつか帰ってくるだろうが、帰ってくるのを待っている


相棒のSME3009がかわいそうで仕方ない




相変わらず前置きが長いのだが


そんなわけで再度トーレンスTD124を再購入



予算も無いのでオークションで安物を購入



かなり汚かったので一生懸命磨いて



アームのボードに穴を開けて



何とか格好になってきた



オークションの説明では200Vになっているとの事だったが



ちゃんと100に変更になっている



何十年振りかのTD124だが何とか使い方は分かっているつもり


主要な部分を動くかチェック、グリスアップ、



シャフトクリーニングしてオイルを適量注入


EMTのようなゲージは無いが昔取った杵柄で概ねOK


全てのチェックを終え回してみる






ええ!?




廻らない





ターンテーブルを乗せる前のチェックで、モーターの回転は確認した


ちょっと煩いが廻るのは確認した



なぜ?



・・・・


・・・・・

・・


分かった

ここを少し動かすと廻る


アイドラーとターンテーブルの接触が悪い


指で少しだけ押してやると廻り出す



・・・・



クッソ~ また、駄物つかまされた~



どうしよー