オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

DECCAレーベルとDECCAカートリッジ

2014年08月22日 08時43分47秒 | オーディオ

DECCAのレーベルのレコードは、DECCAのカートリッジで聴かなければ


本当の音は出ない






昔から言われてきた言葉だ


本当なんだろうか?





DECCA同士の組み合わせが悪いはずはない、何度も言うが


ピントの合った聴きごたえのある音は流石である、


私も、この音が好きで以前はこの組み合わせに填まったことがある


音の良いデッカカートリッジだが




ファイブ以降の、このカートリッジの問題点がいくつかある




まずマイクロフォン並みに音を拾う


このカートリッジの前でカラオケ歌えばスピーカから声が出るんじゃないかな?



それくらい音を拾う、これが嫌でブチるゴムを巻いたり


鉛を張ったりしたが




今は大人になったので、そういった邪道の中途半端な改造は行わない


製品はあるがままに使う、


製品を改造できるほどの技術力は私には無い


と自分に言い聞かせて、使っている




以前は使いこなしのテクニックとか言いながら色々やったが


多少音がよくなっても、結果は壊れたカートリッジの山を作っただけ



SPUだけでも自慢じゃないが10本は壊している



SPUのデッカも昔は安かったが、今は高級品だから壊さないように使う





私が思うに、よく鳴るカートリッジは結構音を拾うものだ


SPUオリジナル、EMT、もそうだがシェルを叩くと結構音が載る


載らない、拾わない、静かなカートリッジは歌わない




だから歌うカートリッジを、きちんと歌わせることがテクニック



歌うカートリッジを殺してはいけない




たとえそれが安い鉄板の音でも・・・




俺も大人になったものだ





トーレンスTD124は力もそこそこあり響きも良く古いものにしては静かなぷれーやーだが



このDECCAのカートリッジを繋ぐと盛大に「ブーン」の音を拾う


OONR装置を使っても聞こえてくる、アウターテーブルを上げてもモーターを回すと出てくる




SPUや他のカートリッジではあまり拾わないが、この歌うマイクのようなDECCAは拾う


ちょっと気ななるが仕方ないかな・・




え?OONR装置がなんだかわからない?





そうですか、「音楽」以外の「音」ノイズリダクションシステムです


これが私の頭に組み込まれていて



音楽以外の雑音やノイズはかなり減衰できるんですよ


まあ、かなりトレーニングは必要ですが・・・




そう言えばW氏にノイズの音に安らぎを感じていませんか?



と、気になるお言葉を頂きましたが、私にはこのOONR装置が脳に組み込まれていますの


あまりノイズを感じません


ほとんど静寂の森の中から、突然ライオンが飛び出すがのごとき、の音です・・・・・・・





まあ平たく言うと今までの文章は

DECCAとTD124は、ノイズの海にノイズの嵐がきたように、「感じる人も」いるでしょうと説明したまでです

・・・・






そのノイズを得ても、捨てられぬ良さがある

と思うのだが



もう一つの不満は


スケールが小さい


低音も高音もそこそこカットしてあってレンジが狭いのは問題ないのだが


このすべての音楽を「箱庭」で表現してしまう



この若かりし頃のキョンファちゃんのチャイコフスキーのレコード



大ホールでの交響曲を、何と室内楽にしてしまう程の能力がある!





そんなわけはないが



かなりスケールダウンしてしまう



DECCAと言えばデコラを想像する方もいらっしゃるだろうが


どんな装置で鳴らしても、たしかに、あんな感じになってしまう


これは好き嫌いは分かれるだろう、




しかも

全く楽器の配置も変わってしまう

楽器の配置が違う?いや強調する楽器が違うのか?



SPUとは全く演奏が変わってしまう



これが本来の演奏なのか?



これが評論家の方がも言っていたSPUではDECCAのレコードの真価は出ない


の言葉なのだろうか


楽器が並ぶ、端正に整う、ピントが合って音が滲まない





まさに整った正確な音


DECCAのレコードはDECCAのカートリッジで鳴らせそれが本来の音だ!


今回それがよくわかった


俺も大人になった・・・・・・



















だが



冗談じゃないぜ



オーディオはやっぱり豪快に鳴らさなきゃ



ピントがずれようが、配置がずれようが、滲もうが、多少ダンゴになろうが構わない



ズッドーン



どっかーん



床を揺さぶる、心臓をえぐり取るかのような、この迫力と興奮が無くて交響曲が聴けるか~



どうだ~ばっきゃろめ~と叫びながら、SPUとEMTを喜んで聴いているいる



大人に成りきれない、自分がいじらしくて可愛い・・・