オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

やっぱり大音量再生はオーディオの醍醐味

2014年08月07日 18時39分05秒 | オーディオ



地を揺すぶるような大音量

音楽マニアは絶対にやらない非現実的な大音量







どうだー



バカヤローめ



212がなんぼのものじゃー



と叫びたくなるような大音量がやっぱり楽しい




音楽マニアの方に言わせると

こんな大音量の演奏会は無いぞ!


と言われるだろうが、かまはない、楽しいものは楽しいのだ



交響曲の大音量は迫力が凄い



馬鹿げた大音量再生だが



大音量には大音量の苦労がある





アンプの話には触れずに





カートリッジの話になるが




大音量交響曲が似合うカートリッジは、やはりSPU



EMTも好きなのだが、大音量になると少しうるさい



歪みっぽくなるような気がするというか


音の粒立ちが潰れる気がする


シェルの音が載るのが原因だろうが、少しかん高くヒステリックになるところもある




その点、SPU-Aはしっかりしている


どんな大音量でも歪まず、

厚みのある中域を中心に高域、低域良いバランスで再生する



ハーマン輸入の駄物でも、やはりたいしたカートリッジである





そのSPUの再生で最近LUXのアンプが良い感じで鳴っている



ラックスのフォノイコライザーと言っても


フォノイコライザー単品は持っていない




大昔に買ったLX33プリメインアンプのフォノイコライザーを使用している



購入以来かれこれ30年以上34年くらいかな?



前にも書いたが、とある販売店でたむろしていたときに


発売したてのこのアンプを買ったお客さんが入ってきて

「使い物にならない!」

と言って返品に来たのだが



たまたま店にいた私が買いますと言って手に入れたもの



何が気に入らなくて買ってすぐに出したのか分からないが


少なくとも私は気に入った



だから30年以上たってもまだ持っている?




斬新なデザインで(34年前は)真空管としては音も歪み感が無くはっきり、すっきりした音で


当時の真空管らしからぬ、新しい時代の真空管アンプ


そんな印象でしたから


その前の世代の方からは少し敬遠されたのかもしれません




とにかくこのLX33のフォノイコがなかなかいい


フォノイコには12AX7が二本使われていますが


当時はそれほど高くなかったテレフンケンに変えてあります


今じゃ買えません




LCRフォノイコライザーに比べると少し甘い音ですが


これはこれで味がありますし


ことSPUで聴き比べるとLX33はなかなかのものです


この少し甘いところが交響曲を大音量で聴いた場合に


ふくよかさが出る


悪い意味でぼやけるのではなく


尖らずに、ふっくらする?




何とも言えぬ、大音量交響曲の完成度である







やはり、LUXとSPU、この組み合わせは筋の通った説得力がある