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スロットカー・SCALEXTRIC CLUB ISSUE 66

2009-04-26 21:08:06 | スロットカー
今回は、「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 66」のお話です。

私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で書いた通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 66」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。
A4版オールカラー20ページの本誌では、2ページのスケーレクストリック・ロードショーの紹介から始まっています。このロードショーでは、レースやラリーのイベントでスケーレクストリックのデモンストレーションを行い、時にはニューモデルも公開されます。
4-5ページは、フェラーリ250GTOの紹介です。フェラーリが250GT SWBを発売中にジェネバモーターショーでジャガーEタイプが発表され、フェラーリのセールスマネージャーであるジローラモ・ガルディーニがそれに脅威を感じます。そこで、エンツォ・フェラーリがチームを叱咤激励し登場させたのが、フェラーリ250GTOです。同車は、イタリアとイギリスのGT選手権のホモロゲーションを取得し、世界中のレースで大活躍します。
6ページは、「Jump Jockey & Horse Racing」で、スケーレクストリックのスロットホースレーシングを紹介しています。1970年に発売された「Jump Jockey」は、2層構造の3レーンのセットです。外からは見えない1層目をモーターを積んだトロリーが走り、2層目をそのトロリーから伸びた棒の上の馬が走ります。馬が障害物を跳び越す場合には、ジャンプコントローラーで操作します。バイクもあったものの、市販されてはいません。「Horse Racing」は、1990年代前半に発売されたセットです。馬は、スロットカーに近く、馬自体にモーターが搭載されています。翌年、トロット競走バージョンも発売されます。
7ページは、「Scalextric in Argentina」で、スケーレクストリックのセットがイギリス以外で最初に製造されたのがアルゼンチンだそうです。アルゼンチンでは1960年代からクラブサーキットがあり、1/24が主流でした。1/32もイギリスから輸入されていたもののコストがかかるためあまり売れず、1970年代に入るとクルマを除いては自国で製造販売されます。その後、クルマも、ジョンソン111モーターを除いて自国生産されます。
8-9ページは、フェラーリ308GTBの紹介です。同車は、フェラーリでは珍しく、ロードカーがそのままレーシングカーになったモデルです。1976年には、グループ4ホモロゲーション(2シートGTカー)を取得し、ラリーにも参戦しています。1983年に、FIAがグループBをグループ4にとってかわるカテゴリーとアナウンスしたため、あまり成績を残せないまま、ラリーの舞台から去ります。
10-11ページは、「ファクトファイル」で、マクラーレン・メルセデスのデジタルプラグレディ(DPR)モデルの紹介とDPRチップのフィッティング方法の紹介です。
12-13ページは、「チームトーク」で、スケーレクストリックの最近のモデルとこれから発売されるモデルの簡単なレビューと紹介です。
14-15ページは、「Mini Monza Update」で、スケーレクストリックスポーツ4レーンアナログサーキットの進展を報告しています。ラップタイミングの変更、パワーベースの4レーンへの独立電源の供給、ガードレールへのスポンサーロゴの貼り付け、植木の設置、グランドスタンドの設置、テレビスクリーンの設置、などです。詳細は、The Mini Monza Slot Car Circuit and Scalextric Shop Hong Kongで見ることができます。
16ページは、「The NSCC Weekend at Margate」で、NSCCのメンバーにより行われたマーゲートでのイベントのリポートです。イベントは、6m×15mのスケーレクストリックのデジタルサーキットで、土曜日から日曜日にかけて行われました。ピットレーンゲームや土曜日のディナー、チャリティオークションなど、充実したイベントだったようです。
17ページはマイクロレーシング、18ページはジュニアメンバーの紹介、19-20ページはスケーレクストリックからのお知らせです。


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