![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/64/c847d476c2d4001a1077ae9767593d2e.jpg)
今回は、ニンコのセット「NINCO GT3 SUPER CUP」のお話です。
1/32スケールのスロットカーをある程度やっている人ならご存知のことだと思いますが、日本(本州)では東日本の営業サーキットと西日本のそれとでは特徴が異なります。
東日本では、トラックはウッドとカレラが中心で、路面は硬くフラットながらグリップはそれほどでもなく、マグネットダウンフォースが効くようになっています。クルマも、マグ付き前提のカレラやスケーレクストリックが多くなっていました。
それに対し、西日本では、トラックはニンコが中心で、路面は柔らかくざらついていてグリップが高く、マグネットダウンフォースも効くようになっています。
しかし、路面が柔らかい分、ウッドやカレラ用に磁力を最適化してあると、場所によってクルマが張りついてスピードダウンすることがあります。
その反面、路面が柔らかくざらついていてグリップが高いため、マグネットレス(ノーマグ)でもそれなりに走れてしまいます。
そうしたことから、東日本ではマグ付きとノーマグが混在しているのに対し、西日本ではノーマグがメインになっています。
私は、スロットカー歴は化石のように長く、HOスケールの黎明期から始め、1/24スケールは青柳シャシー+クリアボディで楽しんでいましたが、1/32スケールは、「スロットカーズ・ヨコハマ」の2007年の誕生とともに始めています。
私は、ウッドとカレラの性格が似ていることや、カレラだとトラックのスロットが広くて深く、すべてのメーカーのクルマを安心して走らせることができるため、ホームサーキットはカレラにしました。
また、SNSのオフ会でスロットカーの体験会をやろうと考えた時、カレラのトラックでは少し場所を取りすぎるかなと思ったのと、カレラはあくまでも自宅専用という気があったので、スケーレクストリックのトラックを新たに購入しました。
ニンコやSCX、アーティンという選択肢もあったのですが、営業サーキットでニンコとスケーレクストリックのトラックを走らせた経験上、私の走らせ方だとスケーレクストリックの方があっていそうなのと、スケーレクストリックのセットやトラック単体なら海外から安く調達できたからです。
そんなこともあって、自宅のスロットカーはカレラがメイン、場合によってはスケーレクストリックでも走らせることができるという状況が続きました。
しかし、大阪の「サッキーズ・コレクションズ」に年に1、2度はお邪魔するようになり、時にはレースにも参加させてもらうようになると、やはり、自宅にもニンコがほしいと感じるようになりました。
私の場合、感覚で速く走るというよりも、理詰めで少しずつ速くなるというタイプなので、現地で一発勝負というよりも、自宅で繰り返しテストし、その結果を反映させる必要があったからです。
そこで、ゴールデンウィーク明けから、ニンコのセットをあれこれと検討したのですが、日本はもちろん世界的にも品薄で、結局、ニンコに直接、「PROAM EVO SET」を申し込みました。
1周の長さが10m近くあり、ストレートもそれなりに長く、コーナーもR1からR3まであり、コストパフォーマンスが高かったからです。
ところが、5月16日に注文したものの、なかなか到着せず、7月26日に「いろいろと努力したのですが、問題が見つかって、日本に送ることができません」という連絡が来て、ニンコからの購入を断念。
そこで、その注文と同時にチェックしていた中から、Amazon.co.ukにあった「NINCO GT3 SUPER CUP」に切り替えて購入することにしました。
このセット、8の字を少しストレッチしたような1周5.7mのあまり大きくないセットだったのですが、モーターがNC-5のアングルワインダーのポルシェ997が2台付いており、サッキーズのニンコGTレースにそのまま使えるし、価格も92.66ポンドとニンコにしてはリーズナブルでした。
また、送料がわずか5.95ポンドと、1/32スケールのスロットカーのセットをイギリスから日本に送るには信じられないほどの安さで、送料込みで98.61ポンド、当時の為替レートで日本円にして1万5434円でした。
ポルシェ997の2台は、ぜひともほしいクルマではなかったのですが、ショップでもeBayでも5000円~8000円程度で売られており、そう考えると、送料込みで1万5434円なら十分にお買い得です。
Amazonの海外発送は、最近は、あまり評判が良くないi-parcelを使っているのですが、以下のような流れで、アメリカからのAmazon.comと同様に、ほとんど滞ることなく到着しました。
Date Time Location Event Details
13 Aug 2013 05:57:00 PM Japan Out for delivery
12 Aug 2013 03:45:00 PM Japan Completed customs clearance process
12 Aug 2013 11:19:00 AM Japan Arrived at destination and will be entered into the delivery stream after successful clearance
12 Aug 2013 00:00:00 AM Japan Consolidation Arrived - Pending Customs Clearance and inbound scan
9 Aug 2013 02:15:00 PM Carlstadt Parcel left the carrier facility
9 Aug 2013 05:22:27 AM CARLSTADT Parcel arrived at a carrier facility
7 Aug 2013 05:00:00 PM GRIMBERGEN Parcel arrived at a carrier facility
6 Aug 2013 06:24:13 PM Crymlyn Burrows Swansea UK Parcel has been handed over to the carrier and is in transit
セットを組んでみると、あまり大きくはないのですが、ニンコで走らせるとこんな感じかというのは実感でき、あるとないのとでは違います。
トランスフォーマーは、イギリス仕様で、そのままでは日本では使えないのですが、スケーレクストリック用に買った汎用性のある12VのACアダプターをそのまま使うことができました。
もちろん、この8の字のままで12Vで走らせると物足りませんし、片方のコーナーはスピードを上げるとガードレールにこすって走ることになるため、追加アイテムもすぐに注文しています。このあたりのことは、近日中に紹介します。
私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。
1/32スケールのスロットカーをある程度やっている人ならご存知のことだと思いますが、日本(本州)では東日本の営業サーキットと西日本のそれとでは特徴が異なります。
東日本では、トラックはウッドとカレラが中心で、路面は硬くフラットながらグリップはそれほどでもなく、マグネットダウンフォースが効くようになっています。クルマも、マグ付き前提のカレラやスケーレクストリックが多くなっていました。
それに対し、西日本では、トラックはニンコが中心で、路面は柔らかくざらついていてグリップが高く、マグネットダウンフォースも効くようになっています。
しかし、路面が柔らかい分、ウッドやカレラ用に磁力を最適化してあると、場所によってクルマが張りついてスピードダウンすることがあります。
その反面、路面が柔らかくざらついていてグリップが高いため、マグネットレス(ノーマグ)でもそれなりに走れてしまいます。
そうしたことから、東日本ではマグ付きとノーマグが混在しているのに対し、西日本ではノーマグがメインになっています。
私は、スロットカー歴は化石のように長く、HOスケールの黎明期から始め、1/24スケールは青柳シャシー+クリアボディで楽しんでいましたが、1/32スケールは、「スロットカーズ・ヨコハマ」の2007年の誕生とともに始めています。
私は、ウッドとカレラの性格が似ていることや、カレラだとトラックのスロットが広くて深く、すべてのメーカーのクルマを安心して走らせることができるため、ホームサーキットはカレラにしました。
また、SNSのオフ会でスロットカーの体験会をやろうと考えた時、カレラのトラックでは少し場所を取りすぎるかなと思ったのと、カレラはあくまでも自宅専用という気があったので、スケーレクストリックのトラックを新たに購入しました。
ニンコやSCX、アーティンという選択肢もあったのですが、営業サーキットでニンコとスケーレクストリックのトラックを走らせた経験上、私の走らせ方だとスケーレクストリックの方があっていそうなのと、スケーレクストリックのセットやトラック単体なら海外から安く調達できたからです。
そんなこともあって、自宅のスロットカーはカレラがメイン、場合によってはスケーレクストリックでも走らせることができるという状況が続きました。
しかし、大阪の「サッキーズ・コレクションズ」に年に1、2度はお邪魔するようになり、時にはレースにも参加させてもらうようになると、やはり、自宅にもニンコがほしいと感じるようになりました。
私の場合、感覚で速く走るというよりも、理詰めで少しずつ速くなるというタイプなので、現地で一発勝負というよりも、自宅で繰り返しテストし、その結果を反映させる必要があったからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e0/0209ce4915327235f6ecc29deb2e34fd.jpg)
1周の長さが10m近くあり、ストレートもそれなりに長く、コーナーもR1からR3まであり、コストパフォーマンスが高かったからです。
ところが、5月16日に注文したものの、なかなか到着せず、7月26日に「いろいろと努力したのですが、問題が見つかって、日本に送ることができません」という連絡が来て、ニンコからの購入を断念。
そこで、その注文と同時にチェックしていた中から、Amazon.co.ukにあった「NINCO GT3 SUPER CUP」に切り替えて購入することにしました。
このセット、8の字を少しストレッチしたような1周5.7mのあまり大きくないセットだったのですが、モーターがNC-5のアングルワインダーのポルシェ997が2台付いており、サッキーズのニンコGTレースにそのまま使えるし、価格も92.66ポンドとニンコにしてはリーズナブルでした。
また、送料がわずか5.95ポンドと、1/32スケールのスロットカーのセットをイギリスから日本に送るには信じられないほどの安さで、送料込みで98.61ポンド、当時の為替レートで日本円にして1万5434円でした。
ポルシェ997の2台は、ぜひともほしいクルマではなかったのですが、ショップでもeBayでも5000円~8000円程度で売られており、そう考えると、送料込みで1万5434円なら十分にお買い得です。
Amazonの海外発送は、最近は、あまり評判が良くないi-parcelを使っているのですが、以下のような流れで、アメリカからのAmazon.comと同様に、ほとんど滞ることなく到着しました。
Date Time Location Event Details
13 Aug 2013 05:57:00 PM Japan Out for delivery
12 Aug 2013 03:45:00 PM Japan Completed customs clearance process
12 Aug 2013 11:19:00 AM Japan Arrived at destination and will be entered into the delivery stream after successful clearance
12 Aug 2013 00:00:00 AM Japan Consolidation Arrived - Pending Customs Clearance and inbound scan
9 Aug 2013 02:15:00 PM Carlstadt Parcel left the carrier facility
9 Aug 2013 05:22:27 AM CARLSTADT Parcel arrived at a carrier facility
7 Aug 2013 05:00:00 PM GRIMBERGEN Parcel arrived at a carrier facility
6 Aug 2013 06:24:13 PM Crymlyn Burrows Swansea UK Parcel has been handed over to the carrier and is in transit
セットを組んでみると、あまり大きくはないのですが、ニンコで走らせるとこんな感じかというのは実感でき、あるとないのとでは違います。
トランスフォーマーは、イギリス仕様で、そのままでは日本では使えないのですが、スケーレクストリック用に買った汎用性のある12VのACアダプターをそのまま使うことができました。
もちろん、この8の字のままで12Vで走らせると物足りませんし、片方のコーナーはスピードを上げるとガードレールにこすって走ることになるため、追加アイテムもすぐに注文しています。このあたりのことは、近日中に紹介します。
私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。