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スロットカー・MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003(ARTIN)

2008-01-20 16:13:42 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの11号車と12号車は、MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003(ARTIN)です。アーティンは、1月13日の記事でもお話したように、1965年には1/43スケールのスロットカーを販売しており、21世紀に入ると1/32スケールの市場にもしっかりと根を下ろしています。そんなアーティンの1/32スケールにおける2007年末時点での現行車両が、ストックカーとこのメルセデスベンツCLK DTMです。メルセデスベンツCLK DTMには2種類のカラーリングがあり、いずれも2003年モデルで、シルバーの3号車がベルント・シュナイダー、ブラックの10号車がジャン・アレジ、となっています。アーティンは、価格の安さもウリのひとつになっていますが、このクルマも1台$16.95という驚くべきプライスタグが付けられています。
私は、このクルマをずっとほしいと思っていたのですが、このクルマを扱うショップが少なく、eBayでアーティンを得意とするセラーから購入することにしました。このセラーは、なぜかこのクルマだけは2台セットでオークションとして出品しており、私も安い価格で落札できるはずだったのに欲を出しすぎ、高値での取り引きが続いて2ヵ月近くも落札できずじまいでした。しかし、単独なら送料が$14.95かかるところ、2点以上購入すると2点目以降は$4.00プラスになるだけなのに目をつけ、$33.99とほぼ定価通りながら、他のクルマも落札して、ようやく2007年10月29日に買うことができました。こうして憧れのメルセデスベンツCLK DTMは、同年11月6日に到着したのです。
このクルマは、アーティンらしく、プラスチックケースでなくプチプチに入れられただけで、ボディも他のメーカーのようなクリア塗装などの仕上げが施されていないのかプラモデル的な質感がありましたが、ボディデザイン、ペインティング、デカールはまずまずのレベルにあります。走りは、評判通りのマイルドさで、1万5000回転のモーターはパワーがなく、磁石は着いているもののネオジム磁石ではないためほとんどダウンフォースを得られず、スキニーボディのグルーヴドタイヤもコーナーでグリップしません。しかも、ナロートレッドで車高が高いため、コーナーで簡単に転倒します。そのため、ホームサーキットでも、マイカー中、飛び抜けて遅いタイムしか出すことができませんでした。
私は、過去の記事にも書いているように、基本的にはどのクルマで走っても同じようなラップタイムになるようにチューニングしていますが、このクルマは手こずりそうでした。なにしろ、アーティンのスキニーボーイ1/32シャシーは、磁石を装着するスペースが狭いだけでなく、シャシーが他のメーカーのクルマよりも厚いため、磁石の吸着力がかなり強くないとシャシーの内側に磁石を装着しても効果を発揮できないからです。そこで、シャシーの路面側に十分にロードクリアランスを確保できるように厚さ1mmの磁石を貼り付けました。タイヤのグリップも弱いため、シリコンタイヤのINDY GRIPSを装着しました。これにより、コーナーでの安定性も少しは向上したのですが、やはり、マイカー中では飛び抜けて遅いタイムしか出すことができず、現在はスロットカーズ・ヨコハマなどの営業サーキットには持ち込まずに、唯一の自宅待機組になっています。


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