今回は、SUPER GTをスロットカーで楽しむというお話です。
2012年のモータースポーツも、各地でSUPER GTのテストが始まるなど、いよいよ開幕間近となりました。今年は、スケールオートからホンダHSV-010GTが発売されるなど、スロットカー好きにとっても楽しみな年になりそうです。
その発売がいつになるかは分かりませんが、これが発売されれば、ニンコのレクサスSC430、カレラの日産GT-Rと、GT500クラスの3メーカーがそろい踏みし、スロットカーでSUPER GTが開催できることになります。
また、全日本GT選手権時代まで遡れば、3メーカーの1~2世代前となる、スープラ、フェアレディZ、スカイラインGT-R、NSXや、マクラーレンF1GTRなどもリリースされており、スロットカーでSUPER GTを楽しむことができます。
さらに、海外のGTや将来的にSUPER GTに参戦しそうなDTMなども加えれば、かなりバラエティに富んだSUPER GTをスロットカーで開催することができます。
そこで、私の手持ちのGTやDTMを、GT500、GT300別にピックアップしてみました。最初の数字は、ホームサーキットでの過去4回のタイムトライアルの順位で、左になるほど新しくなります。また、末尾の数字は磁力で、これに関しては後ほどふれます。
☆GT500
6(3、7、16) BMWマクラーレンF1 GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 4.80秒(444g)
9(9、16、10) TAKATA 童夢 NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTOROX)) 4.83秒(349g)
15(11、11、5) ZENT CERUMO SC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 4.95秒(321g)
21(2、5、7) AUセルモスープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 5.01秒(312g)
21(17、39、18) ザナヴィニスモZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 5.01秒(262g)
30(52、32、40) オペル・アストラV8クーペDTM(OPEL ASTRA V8 COUPE DTM(GSLOT)) 5.23秒(423g)
33(32、39、44) MOTUL AUTECH GT-R(MOTUL AUTECH GT-R(CARRERA)) 5.32秒(225g)
40(49、39、45) アストンマーティンDBR9(ASTON MARTIN DBR9 2009 CLUB MODEL(SCALEXTRIC)) 5.38秒(275g)
45(41、--、--) アウディA4 DTM(AUDI A4 DTM AUDI SPORT TEAM JOEST(CARRERA))5.50秒(308g)
46(46、30、36) ダッジ・バイパーGTS-R(DODGE VIPER GTS-R SILVERSTONE 98(FLY)) 5.53秒(309g)
52(45、42、38) サリーンS7R(SALEEN S7R LE MANS 2001(ARTIN)) 5.61秒(347g)
56(51、36、48) ARTA NSX(ARTA NSX(GSLOT)) 5.71秒(483g)
60(62、46、67) ポルシェ911GT1(PORSCHE 911 GT1(ARTIN)) 5.80秒(421g)
62(48、--、--) アストンマーティンDBR9(ASTON MARTIN DBR9(JJ SLOT))5.96秒(221g)
65(69、61、64) シボレー・コルベットC6R(CHEVROLET CORVETTE C6R(SCX)) 5.98秒(256g)
86(89、73、75) ENEOS SC430(ENEOS SC430(Bugzees、PCS32)) 7.09秒(298g)
87(79、60、69) メルセデス・ベンツCLK DTM #3(MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003 #3(ARTIN)) 7.14秒(166g)
88(86、76、72) メルセデス・ベンツCLK DTM #10(MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003 #10(ARTIN)) 7.18秒(172g)
☆GT300
5(6、13、3) 宝山 DUNLOP Z(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 4.72秒(355g)
9(9、32、7) LEYJUN DUNLOP MT900(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 4.83秒(290g)
9(16、9、7) TRIPLE A ガイヤルド RG-3(TRIPLE A GALLARDO RG-3(NINCO)) 4.83秒(278g)
13(21、19、22) ダンロップ BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 4.92秒(400g)
17(15、13、11) モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 4.98秒(322g)
41(29、--、--) HANKOOK PORSCHE(HANKOOK PORSCHE(CARRERA))5.42秒(210g)
42(--、--、--) アウディR8 LMS(AUDI R8 LMS(SCALEXTRIC)) 5.43秒(186g)
62(57、49、41) メルセデス・ベンツSLRマクラーレン722GT(MERCEDES-BENZ SLR MCLAREN 722 GT(SCALEXTRIC)) 5.96秒(221g)
71(81、--、--) フェラーリ360(FERRARI 360(OPENSLOT)) 6.34秒(383g)
さて、こうしてピックアップしてみると、私が所有しているクルマだけでも、GT500、GT300別に、簡単にSUPER GTが開催できてしまいます。これを、仲間内でやれば、よりバリエーションも広がり、賑やかなレースになりそうです。
そこで問題となるのが、スロットカーメーカー別の性能格差です。クルマをあれこれと改造してイコールコンディション化を図る手もあるのですが、個人的にはスロットカーメーカーごとの個性を味わうのもスロットカーの楽しみと考えているので、改造範囲も最小限にとどめたいと思います。
そんなわけで着目したのが、磁力です。実際のSUPER GTでは、獲得ポイントを2倍したウエイトハンデが課されますが、スロットカーでは逆に、獲得ポイントに応じた磁力を減らしていけばどうでしょうか。
GT500なら500gからポイントの2倍、GT300なら300gからポイントのまま、獲得ポイントに応じて減らしていきます。3戦もすれば、磁力が、GT500なら400g以下、GT300なら200g近くまで、減るクルマも出てくるため、メーカー間格差はそれなりに解消できるのではないかと思います。それでも速すぎたり遅すぎたりするクルマは、性能調整という手段もあります。
私のクルマは、300gを中心に166g~483gの範囲に収まっていますが、現在はホームサーキットに最適化した磁力なので、より高速な営業サーキットで快適に走らせるためには磁力が不足気味なクルマもあります。
そう考えると、GT500が500g、GT300が300gスタートというのは、ポイントに応じて減っていくことを考えると、なかなかいいところかなと思います。また、途中参加者は、最低ポイントの参加者と同磁力にすればいいのではないでしょうか。
私がこれを試す機会があれば、またリポートできればと思いますが、誰かやってみる方がいらっしゃれば、ぜひリポートしてください。
ちなみに、磁力は、以前紹介した「MAGNET MARSHAL」で調べることができます。
私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。
2012年のモータースポーツも、各地でSUPER GTのテストが始まるなど、いよいよ開幕間近となりました。今年は、スケールオートからホンダHSV-010GTが発売されるなど、スロットカー好きにとっても楽しみな年になりそうです。
その発売がいつになるかは分かりませんが、これが発売されれば、ニンコのレクサスSC430、カレラの日産GT-Rと、GT500クラスの3メーカーがそろい踏みし、スロットカーでSUPER GTが開催できることになります。
また、全日本GT選手権時代まで遡れば、3メーカーの1~2世代前となる、スープラ、フェアレディZ、スカイラインGT-R、NSXや、マクラーレンF1GTRなどもリリースされており、スロットカーでSUPER GTを楽しむことができます。
さらに、海外のGTや将来的にSUPER GTに参戦しそうなDTMなども加えれば、かなりバラエティに富んだSUPER GTをスロットカーで開催することができます。
そこで、私の手持ちのGTやDTMを、GT500、GT300別にピックアップしてみました。最初の数字は、ホームサーキットでの過去4回のタイムトライアルの順位で、左になるほど新しくなります。また、末尾の数字は磁力で、これに関しては後ほどふれます。
☆GT500
6(3、7、16) BMWマクラーレンF1 GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 4.80秒(444g)
9(9、16、10) TAKATA 童夢 NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTOROX)) 4.83秒(349g)
15(11、11、5) ZENT CERUMO SC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 4.95秒(321g)
21(2、5、7) AUセルモスープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 5.01秒(312g)
21(17、39、18) ザナヴィニスモZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 5.01秒(262g)
30(52、32、40) オペル・アストラV8クーペDTM(OPEL ASTRA V8 COUPE DTM(GSLOT)) 5.23秒(423g)
33(32、39、44) MOTUL AUTECH GT-R(MOTUL AUTECH GT-R(CARRERA)) 5.32秒(225g)
40(49、39、45) アストンマーティンDBR9(ASTON MARTIN DBR9 2009 CLUB MODEL(SCALEXTRIC)) 5.38秒(275g)
45(41、--、--) アウディA4 DTM(AUDI A4 DTM AUDI SPORT TEAM JOEST(CARRERA))5.50秒(308g)
46(46、30、36) ダッジ・バイパーGTS-R(DODGE VIPER GTS-R SILVERSTONE 98(FLY)) 5.53秒(309g)
52(45、42、38) サリーンS7R(SALEEN S7R LE MANS 2001(ARTIN)) 5.61秒(347g)
56(51、36、48) ARTA NSX(ARTA NSX(GSLOT)) 5.71秒(483g)
60(62、46、67) ポルシェ911GT1(PORSCHE 911 GT1(ARTIN)) 5.80秒(421g)
62(48、--、--) アストンマーティンDBR9(ASTON MARTIN DBR9(JJ SLOT))5.96秒(221g)
65(69、61、64) シボレー・コルベットC6R(CHEVROLET CORVETTE C6R(SCX)) 5.98秒(256g)
86(89、73、75) ENEOS SC430(ENEOS SC430(Bugzees、PCS32)) 7.09秒(298g)
87(79、60、69) メルセデス・ベンツCLK DTM #3(MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003 #3(ARTIN)) 7.14秒(166g)
88(86、76、72) メルセデス・ベンツCLK DTM #10(MERCEDES-BENZ CLK DTM 2003 #10(ARTIN)) 7.18秒(172g)
☆GT300
5(6、13、3) 宝山 DUNLOP Z(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 4.72秒(355g)
9(9、32、7) LEYJUN DUNLOP MT900(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 4.83秒(290g)
9(16、9、7) TRIPLE A ガイヤルド RG-3(TRIPLE A GALLARDO RG-3(NINCO)) 4.83秒(278g)
13(21、19、22) ダンロップ BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 4.92秒(400g)
17(15、13、11) モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 4.98秒(322g)
41(29、--、--) HANKOOK PORSCHE(HANKOOK PORSCHE(CARRERA))5.42秒(210g)
42(--、--、--) アウディR8 LMS(AUDI R8 LMS(SCALEXTRIC)) 5.43秒(186g)
62(57、49、41) メルセデス・ベンツSLRマクラーレン722GT(MERCEDES-BENZ SLR MCLAREN 722 GT(SCALEXTRIC)) 5.96秒(221g)
71(81、--、--) フェラーリ360(FERRARI 360(OPENSLOT)) 6.34秒(383g)
さて、こうしてピックアップしてみると、私が所有しているクルマだけでも、GT500、GT300別に、簡単にSUPER GTが開催できてしまいます。これを、仲間内でやれば、よりバリエーションも広がり、賑やかなレースになりそうです。
そこで問題となるのが、スロットカーメーカー別の性能格差です。クルマをあれこれと改造してイコールコンディション化を図る手もあるのですが、個人的にはスロットカーメーカーごとの個性を味わうのもスロットカーの楽しみと考えているので、改造範囲も最小限にとどめたいと思います。
そんなわけで着目したのが、磁力です。実際のSUPER GTでは、獲得ポイントを2倍したウエイトハンデが課されますが、スロットカーでは逆に、獲得ポイントに応じた磁力を減らしていけばどうでしょうか。
GT500なら500gからポイントの2倍、GT300なら300gからポイントのまま、獲得ポイントに応じて減らしていきます。3戦もすれば、磁力が、GT500なら400g以下、GT300なら200g近くまで、減るクルマも出てくるため、メーカー間格差はそれなりに解消できるのではないかと思います。それでも速すぎたり遅すぎたりするクルマは、性能調整という手段もあります。
私のクルマは、300gを中心に166g~483gの範囲に収まっていますが、現在はホームサーキットに最適化した磁力なので、より高速な営業サーキットで快適に走らせるためには磁力が不足気味なクルマもあります。
そう考えると、GT500が500g、GT300が300gスタートというのは、ポイントに応じて減っていくことを考えると、なかなかいいところかなと思います。また、途中参加者は、最低ポイントの参加者と同磁力にすればいいのではないでしょうか。
私がこれを試す機会があれば、またリポートできればと思いますが、誰かやってみる方がいらっしゃれば、ぜひリポートしてください。
ちなみに、磁力は、以前紹介した「MAGNET MARSHAL」で調べることができます。
私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。