XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・NISSAN 350Z DRIFT 360°CAR(SCALEXTRIC)

2009-08-09 18:20:43 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの50号車と51号車は、NISSAN 350Z DRIFT 360°CAR(SCALEXTRIC)のPIONEERとALPINEです。eBayUKでスケーレクストリックが安く買えるセラーJadlamRacingで、この両車が繰り返し出品されてオークションで安く落札されていたので、遊びグルマも買っておくと何かと便利かなと考え、私も£8程度を目処に入札してみました。すると、グリーンのパイオニアを£7.50で落札することができました。そこで、レッドのアルパインも入札してみたところ、こちらも£8.20で落札できてしまったのです。リードイン・リードアウトボーダーとラップカウンター・アンド・タイマーも落札したため、1アイテムあたりの送料は£8.49の4分の1の£2.1225で、当時の為替レートが£1=約130円なので、送料込みでも1台あたりの価格は約1300円と激安でした。そんな日産350Zドリフト360°は、5月5日に発送され、5月12日に到着しました。
日産350Zドリフト360°は、名前の通り、ドリフトさせるためのクルマで、しかも、クルマが360°回転します。この秘密はガイドにあり、通常のスロットカーとは異なり、ガイドが360°クルクルと回転するようになっているのです。しかも、タイヤが通常のスロットカーよりも硬くて光沢があり、あまりグリップせずに滑りやすくなっています。その上、磁石が前方に取り付けられており、車体後半にマグネットトラクションがかかりにくくなっています。すべては、コーナーでクルマのリアが出やすくするための措置で、実際に走らせてみても、低速でもコーナーでリアが滑り出し始め、180°回転して逆走してしまいます。これだけ遅いスピードで180°回転すると、コーナーで飛び出してしまうなど不可能で、子供でもコースアウトせずに180°回転させられるはずです。
ただ、このクルマは、8の字のミニマムなセットに入れて売られていることもあるのか、あまりにも低速で180°回転してしまって味気なさ過ぎます。そこで、磁石をインラインモーター前方に移動させ、リアタイヤも削ってみました。すると、180°回転するスピードが上がり、それなりに楽しめるようになりました。このクルマは、モーターは1万8000rpm/12V、ギア比は11:36、重量は78g、と、スケーレクストリックとしてはスタンダードな仕様になっており、ドリフトカーと言えども、そのポテンシャルは侮れません。実は、円形のガイドブレードの両脇には、ネジを取り付けるための穴とネジ溝が掘られており、そこにネジを入れれば、ガイドの回転を抑制してコーナーで180°回転しないようにすることもできます。つまり、普通のスロットカーとしても使うことができるというわけです。タイヤが滑りやすく作られているため、通常のタイヤに換える必要はありますが、それさえすれば、なかなかの走りを見せられるのではないでしょうか。